スリランカ・アルガムベイ とっておきの1日モデルコース
こんにちは。スリランカでフォトグラファーのインターンをしている亜美です。
前回はコロンボからローカル交通でアルガムベイまで旅する方法をご紹介しましたが、今回はその目的地、アルガムベイでの“理想の過ごし方”をご紹介したいと思います!
「透明な海とサーフボード。波と風に包まれるような1日を過ごしてみたい」
そんな想いを胸にやってきたこの町は、想像以上に自由で、のびのびとした時間が流れていました。
目次
朝のアルガムベイは、ちょっぴりスロースタート
朝7時。まだ通りは静かで、お店もほとんど閉まったまま。
この時間に開いているカフェは限られていて、しかも少しお高めのところが多い印象です。


町が本格的に動き始めるのは8時すぎから。
それまでは、静かなカフェでゆっくりコーヒーを飲みながら、波の音をBGMに過ごすのがおすすめです。
おすすめは「Kaffi」というおしゃれカフェ
朝7時半からオープンしていて、カップケーキやマフィンなどの軽食とコーヒーでひと息つけます。
店内はとてもスタイリッシュで、どこを撮っても写真映え!海に入る前の気持ちを整える場所としてぴったりです。



午前中はサーフィンへ!
朝9時から12時ごろまでは、予約していたサーフィンレッスンへ!
サーフポイントは朝6時ごろが混雑のピークですが、9時ごろになると人が少なくなってくるので、初心者にも安心です。
レッスンの料金は約6,000ルピー(約3,000円)。
「アルガムベイ=上級者向け」と思われがちですが、実は初心者向けの穏やかなポイントもちゃんとあります。
もちろん、ベテランの方にも波に乗りごたえのあるポイントが多く、満足度はかなり高めです!
私たちが今回お願いしたのはAVATARというサーフショップ。
とても気さくな方々が対応してくださいました。


午後はごはん&ショッピングタイム
サーフィンでたっぷり動いた後は、13時〜16時ごろまでのんびりランチとお買い物。
町には欧米の方々向けのセレクトショップやカフェがずらりと並んでいて、ちょっとしたリゾート気分が味わえます。
水着を忘れても大丈夫!
現地で4,000〜7,000ルピーくらいで購入可能です。
お店のスタッフさんもだいたいサーファーで、とってもフレンドリー!
かわいい洋服も3,000円前後で買えたりするのですが、テンションが上がりすぎて
「これ、ほんとに日本で着る…?」という服まで買いそうになるのでご注意を(笑)
ちゃんと自分に問いかけてから買いましょう!



そして、時間があれば海辺を散歩するのもおすすめです。
たくさんのサーファーが波と遊ぶ姿が見られて、地元のワンちゃんたちにも出会えます。
のんびり風を感じながら歩けば、また新しいアルガムベイの魅力に気づけるはず。


夕方はエレファントロックでサンセットを
16時半ごろ、サーフショップの方にお願いして、夕日が綺麗に見える「エレファントロック」までトゥクトゥクで向かいました。価格は一人1500ルピー(750円程度)。
アルガムベイの南にある岩山で、夕暮れ時には多くの旅人が集まります。
道中はずーっと田んぼが広がっていて、「これぞスリランカ…!」という風景。



途中で「え?ここってサファリの中?」と感じるくらい自然がそのまま残っています。
ロックに到着しても、「これ…本当に登るの?」というくらいワイルドな見た目。
でもトゥクトゥクのおじさんはスタスタと登っていきます(笑)



岩の上に登ると、欧米の方々が思い思いに座って、静かに夕日を待っていました。


18時半、夕日が海に沈むと、みんな静かに立ち上がって、またそれぞれの夜へ戻っていきます。
トゥクトゥクのおじさんたちは下でみんな待機してくれているので安心して帰路につきます。
夜は自由に、気分に合わせてディナー&バーへ
19時を過ぎると、町はまた別の顔に。
少し高級感のあるレストランから、ローカル価格のご飯屋さん、綺麗なバーまで選び放題!
バーではカラオケ大会が開催されていたり、ビーチで盛大なパーティーが行われていたりします。
その日の気分に合わせて、静かにご飯を食べるもよし、陽気に踊るもよしです。
サーファー天国、それがアルガムベイ
アルガムベイには、さまざまなレベルのサーフポイントが点在しています。
アルガムベイの詳しいサーフスポットについては他の記事で紹介しています!
サーフィンにハマってしまったら1日ではとても足りません!
いつでもどこでも誰かが波に乗っていて、サーフボード1枚で仲間ができる不思議な場所。
もちろん海に入らなくても、海を見ているだけで、心がふわっと軽くなるような時間が流れています。
イケメンにもたくさん出会えますよ。



おわりに
理想の1日って、派手な観光を詰め込むことじゃなくて、
好きなタイミングでコーヒーを飲んだり、風を感じながら波を見つめたり、そんな「心が自由になれる時間」なのかもしれません。
ぜひ一度、あなたの理想の海を探しに、アルガムベイを訪れてみてください!!
読んでいただき、ありがとうございました!
立教大学を休学して、スリランカでカメラマンとして活動中です。
写真・記事・動画を通して、現地のリアルな魅力を発信しています。
日本の着物文化が大好きで、スリランカではその熱がサリーに向かい、すでに5着も仕立ててしまいました。
# 関連キーワード
新着記事
-
スリランカのサイクロン影響と最新状況|観光・鉄道【12月4日・随時更新...
スリランカを襲ったサイクロンにより発生した洪水・地滑りで、犠牲になられた方々に哀悼の誠を捧げるとともに、御遺族に対し謹んでお悔やみを申し上げます。被害に遭われた方々の早期の御快復をお祈りし、心よりお見舞い申し上げます。 …
2025年12月01日 -
スパイスアップスリランカ【デジタル版】|vol.19 アルガムベイ特集
目次1 スリランカ唯一の日本語情報誌『スパイスアップ・スリランカ』デジタル版を公開!2 2025年10月発行 vol.19「アジア屈指のサーフスポット 東海岸アルガムベイ」特集号2.1 vol.19目次3 vol.19デ…
2025年11月20日 -
ウナワトゥナのブティックホテル「Sergeant House」|ゴール...
スリランカ南海岸・ウナワトゥナのブティックホテル「Sergeant House(サージェント ハウス)」は、19世紀の邸宅を改装したプライベートな隠れ家。風の通るテラス、緑に包まれたプール、そしてわずか5室の上質な客室が…
2025年11月03日
