酪農家の絶品激安ソフトクリームと紅茶畑の絶景「Olive Haputale」
ハプタレーを走る国道16号線は、スカイラインとも言える山から谷を見渡す景色が素晴らしい道です。
その景色を楽しめるカフェや紅茶工場を改装したカフェ、ビューポイントなどハプタレーで複数の店舗を展開しているのがOliveです。
おしゃれなお店がなかったハプタレーで、ちょっと入ってみたくなる店づくりでありながら、ローカルの激安価格なのが魅了です。
Oliveのオーナーは、酪農家のジャガス・セナナヤケ(Jagath Senanayake)さんで、フレッシュミルク、ソフトクリーム、イチゴが代表的な商品です。
私は2019年7月にオーリブハプタレーの2店舗を訪れてとても気に入り、ハプタレーの滞在の質がグンと上がりました。
そして、先日2023年4月にハプタレーのメインビューポイントを訪れたら、そこにもオリーブのソフトクリームとイチゴが販売されていて、ソフトクリームは絶品でした。しかも、値段はたった200ルピー(84円)です。
Googleマップで調べると、ハプタレーの駅の近くに、さらにオリーブのお店が新たに2店舗できていました。Youtubeにはハプタレーで成功した起業家としてオーナーさんがインタビューに応える動画がアップされています。
ハプタレーの観光地化を推し進めている人とも言えそうです。
本記事では、そんなオリーブハプタレー(Olive Haputale)について紹介します。
目次
オリーブハプタレーとは?
ハプタレーの町は、ハプタレー駅近くの国道16号線沿いにお店が立ち並ぶ、小さな町です。
国道16号線は、ハプタレーから西に向かって蛇行しながら山を下っていきますが、そこから見える景色は素晴らしいです。
その景色を楽しめるカフェをはじめ、ハプレターに複数の店舗を展開しているのがオリーブハプタレーです。ハプタレーには観光客向けのお店があまりなく、雰囲気が良さそうなお店を見かけて2軒入ってみたら、両方ともオリーブハプタレーのお店だったというのが私が2019年7月にハプタレーに滞在した時のことです。
本記事で使っている写真は、最後のハプタレーメインビューポイントの写真は2023年4月撮影のものですが、その他は2019年7月に撮影したものを使っています。
紅茶畑が見渡せる「Olive View Point」
複数あるお店のうち、景色が最も良いのが、ハプレターの町からすぐのところにあるOlive View Pointです。
オリーブという名前ですが、ソフトクリームとイチゴが売りのお店です。

上の写真の道路と同じ高さの席があり、階段を降りていくと、テーブル席、カウンター席、ソファー席があります。


席からは斜面に広がる紅茶畑を見渡せます。

2019年にハプタレーに泊まった時は、こちらで食事をしました。

夜もいい雰囲気です。



食事や飲み物のメニューはローカルっぽいものが多かったと思いますが、何よりもローカルな安い価格が魅力的です。
観光地価格のエッラやヌワラエリヤで食事をしてきた後にこちらにきたので、なんて良心的なのだ!と驚きました。

2023年4月はこちらのお店に立ち寄りませんでしたので、また訪れた際にメニューや価格は紹介します。
紅茶工場を改装した「Golden Hill Tea Centre by Olives」
2019年7月、2017年2月と、過去2回ハプタレーに滞在した際は、それぞれ町でスクーターをレンタルしました。
郊外のリプトン展望台やアディシャンバンガロー、国道16号線の景色を楽しむには、スクーターはとても便利です。
スクーターに乗って、国道16号線を下っていき、目に止まったのが、「ゴールデンヒルティーセンターバイオリーブス」でした。

こちらの店先にも、オリーブビューポイントにあったストロベリー色のソフトクリームの形をした置物が置かれています。

廃業した紅茶工場を改装したレストランです。緑が置かれていて、いい雰囲気です。

ランチタイムに来ると、ライス&カリーが食べられるのでしょう。

オリーブの売りであるソフトクリームに、いちごのソースをかけたもの。
メインビューポイントハプタレー

2023年4月に訪れたのは、メインビューポイントハプタレー(Main View Point Haputale)です。
2019年7月に訪れた際は、牛車のモニュメントが置かれていましたが、今はラヴァナ王の空飛ぶ戦車「プシュパカ・ヴィマナ」のモニュメントが置かれています。

2019年7月の様子
Oliveのオーナーのジャガスさんは酪農家ですので、この牛車を置いたのもジャガスさんが関係していたのかもしれません。

ビューポイントには、オリーブのソフトクリームとショートイーツが売られていました。

このソフトクリーム(200ルピー)が絶品でした。

道路側にはイチゴを販売していました。
スリランカでイチゴといえば、アンベウェラでイチゴ畑とカフェを運営し、コロンボにもカフェを展開しているJagroが有名で、ヌワラエリヤにはAdma Agroのイチゴ畑とカフェもありますが、オリーブのイチゴも美味しいのかもしれません。

今度、食べ比べをしてみようかと思います。

このビューポイントからも紅茶畑が見えます。

遠くまで見渡せる景色が素晴らしいです。
レタス・キャベジ・カフェ・レストラン
まだ訪れていませんが、ハプタレー駅近くに、レタス・キャベジ・カフェ・レストラン(Lettuce and Cabbage cafe Restaurant by Olives)があります。
オリーブシティーセンター
国道沿いの町中に、レストラン「オリーブシティーセンター(Olive City Centre)」もあります。
お店がどんどんと増えていて、すごいな~と思います。
オリーブのオーナーのジャガスさんのシンハラ語でのインタビュー動画がYoutubeにあります。
ポロンナルワからハプタレーにやってきたそうです。
ソフトクリームがとても美味しかったですが、オーナーさんが酪農家だったと知って、だから美味しいのか!と納得しました。
SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTD Managing Director
SPICE UP TRAVELS (PVT) LTD Managing Director
「旅と町歩き」を仕事にしようとスリランカに移住。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、六本木の人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長を経てネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、スリランカに初めて渡航し、法人設立の準備を開始。
2017年1月、SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTDを登記。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ観光情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」オープン。
2020年8月、ニュースレターの配信を開始。
2020年10月、WAOJEコロンボ支部立ち上げ初代支部長に就任。
2023年2月、スリランカ日本人会理事・広報部長に就任。
2025年6月、SPICE UP TRAVELS (PVT) LTDを登記。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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