【2026年版】キャンディから日帰りでヌワラエリヤへ!トゥクトゥクで行く絶景と紅茶の旅
スリランカを旅するなら一度は訪れたい、美しい茶畑が広がるヌワラエリヤ。
古都キャンディの賑わいから、涼やかな風が吹く高原の街へ、トゥクトゥクをチャーターして巡った日帰り旅の様子をまとめました。
一面に広がる鮮やかな緑の茶畑、歴史ある紅茶工場見学、そしてドライバーだけが知る秘密の景色などヌワラエリヤを訪れる方の参考になれば幸いです。
目次
ヌワラエリヤってどんなところ?
スリランカ中央高地に位置するヌワラエリヤ(Nuwara Eliya)は、標高約1,889mという雲に近い場所に広がる、国内屈指の避暑地。
「スリランカ=年中暑い島国」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、ここは別世界。年間を通して平均気温が16℃前後と、日本の春や秋のような爽やかで涼しい気候が特徴です。
スリランカの「リトル・イングランド」
かつてイギリスの植民地時代、暑さを避けて静養に来るイギリス人たちの拠点として発展しました。
街を歩けば、赤いレンガ造りの建物やバラの咲く庭園、さらにはゴルフ場や競馬場といった、イギリス文化の名残を感じる景色に出会います。これらの景観から、今でも「リトル・イングランド(小英国)」の愛称で親しまれています。
「紅茶のシャンパン」が生まれる聖地
ヌワラエリヤは、世界的に有名なセイロンティーのなかでも最高級の産地として知られています。
標高が高い場所で育つ茶葉は「ハイグロウンティー」と呼ばれ、花のような高貴な香りと、淡い黄金色の水色が特徴。その上品な味わいから「紅茶のシャンパン」と称されるほど。 街へ向かう道の両脇には、まるで緑の絨毯を敷き詰めたような美しい茶畑がどこまでも続き、その合間を縫うように白く輝く滝が点在しています。
南国とは思えない涼しい風に吹かれながら、歴史ある建物と鮮やかな茶畑を眺める。そんなスリランカの「もう一つの顔」に出会えるのが、ここヌワラエリヤの最大の魅力です。
ヌワラエリヤの歴史など詳しくはこちらの記事にて紹介しております。
キャンディからの日帰り旅スケジュール
「キャンディから日帰りでヌワラエリヤへ行くのは忙しそう…」というイメージがありましたが、トゥクトゥクのチャーターで動いたため日帰りでも十分たのしむことができました。
実際に体験した、ある1日のタイムスケジュールがこちらです。
09:00 キャンディ市内のホテルお迎え
10:00 紅茶工場見学①
11:00 紅茶畑見学
12:00 ビューポイント
12:15 滝を楽しめるスポット
13:20 紅茶工場見学②&茶摘み体験
15:20 ヌワラエリア郵便局
15:45 グレゴリー湖
16:00 帰路へ
18:30 キャンディ市内ホテル着
キャンディからヌワラエリヤまで、地図のオレンジのルートをたどって往復しました。

※上記のスケジュールは目安です。当日の天候や交通状況(特にキャンディ近郊の渋滞など)により、滞在時間や到着時刻が前後する場合があります。当日は余裕を持ったスケジュールをおすすめします。
各スポットの詳細レポート
09:00 キャンディ市内のホテルお迎え

今回は、キャンディで出会った女の子と二人旅。
英語が堪能な彼女が、事前に連絡や細かな調整をしていて、そんな心強い段取りにまるごと便乗させていただきました。
出発の前、ドライバーさんとチャーター料金をしっかり再確認。
双方に問題ないことを確認し、いざ出発!
10:00 紅茶工場見学①

キャンディを離れ、最初にドライバーさんに案内してもらったのは「Majesty Tea Factory & Tea Lounge」。ここは、どなたでも無料で工場見学ができるスポットです。
工場見学のガイドは基本的に英語ですが、事前になんとなくガイドブックで紅茶ができるまでの流れを予習しておくと、英語が苦手でも「あ、今はあの工程かな」と答え合わせができて楽しいかもしれません。
見学の最後には、紅茶のテイスティングも。
数種類の紅茶を飲み比べながら、自分好みの香りや味を探すことができます。

実はこの後も別の工場を訪ねる予定があったのと、帰り道にも寄れる場所だったこともあり、今回はお買い物は我慢。
紅茶工場のショップでは、お値段が書いていなかったり、最初は少し高めの価格を提案され「ディスカウントできるよ!」と言われることもあります。
「納得してから、大切に持ち帰る」のが、旅のお土産選びのコツ。もし購入される際は、焦らずじっくり選んでみてください。
11:00 紅茶畑見学

紅茶工場を後にして、トゥクトゥクを走らせることしばらく。
道路沿いに鮮やかな緑の茶畑が広がり始めました。

初めて目にする茶畑の景色に、思わず心が躍ります。
幾重にも重なる茶畑のうねりが、キラキラと光を反射して本当にきれい。
ドライバーさんが気を利かせてトゥクトゥクを止めてくれたので、外に出てゆっくりと写真タイムを楽しみました。

道中、ふいに現れるお寺やモスク、カラフルな仏像。
そのたびにドライバーさんが車を止めてくれるので、たくさんの景色をカメラに収めることができました。スリランカの多様な文化に触れる寄り道です。
12:00 ビューポイント

次は、山並みと茶畑が一望できる絶景のビューポイントへ。
ドライバーさんが「あれが〇〇だよ!」と指差しながら説明してくれたり、景色と一緒に記念撮影をしたり。 この景色の反対側、遠くには滝が見えたりもしました。
パノラマに広がる緑を眺めながら、のんびりと休憩。

12:15 滝を楽しめるスポット

次は、ドライバーさんが教えてくれた滝のスポットへ。
200ルピーの入場料を払って中へ進むと、そこには絶景が待っていました。
間近で見る滝の迫力はもちろん、上流へ行くと穏やかな浅瀬が広がっていて、素足をひたして涼むことも。

観光客もほとんどいない静かな空間で、水音に包まれるひととき。
知る人ぞ知る名所をゆったり独り占めできる、秘密の場所を教えてもらった気分です。
13:20 紅茶工場見学②&茶摘み体験

続いて訪れたのは、2軒目の紅茶工場「Labookellie(ラブーケリー)」。
こちらも紅茶工場見学は無料で、1軒目と同じように紅茶ができるまでの工程を丁寧に辿ることができます。
見学の最後には、うれしいおもてなし。
ここでは、淹れたてのブラックティーを1杯無料でいただくことができました。

ティータイムには、大好きな紅茶のスイーツを添えて。
追加で注文した紅茶ケーキ(450ルピー)は、生地が程よくしっとりとしていて、紅茶の風味がふんわりと広がって、とてもおいしかった。
カフェスペースのすぐ近くに紅茶を販売している売店もありました。

そして、今回の旅でどうしてもしてみたかったことの一つが「茶摘み体験」。
ドライバーさんが施設の方へ掛け合ってくれたおかげで、30分ほどの小さな体験が叶いました。
見渡す限りの茶畑に囲まれて、一枚一枚、丁寧に葉を摘んでいく。

紅茶の名産地であるスリランカに来たら、一度は体験してみたかったこと。
憧れだった景色の中に、今、自分が立っているという実感をしっかりと味わうことができました。
15:20 ヌワラエリア郵便局

続いて訪れたのは、街の中心に佇む真っ赤なレンガが特徴の「ヌワラエリヤ郵便局」。
1894年に建てられたというイギリス風の建物は、スリランカ最古級の郵便局です。

館内では、旅の記念にぴったりな絵葉書や切手が販売され、多くの観光客で賑わっていました。
お土産として持ち帰るのもいいですし、自分や日本の友人へ向けて、この場所から手紙を出してみるのも素敵な思い出になりそう。
郵便局内には実際に手紙を書くことができるスペースもありました。

※別件で4月にこちらに再訪問した際には、イラストの入ったスリランカらしい切手がすべて完売しておりました。時期やタイミングによっては取り扱いが大きく変わるかもしれません。
15:45 グレゴリー湖

旅の締めくくりに訪れたのは、のどかな景色が広がる「グレゴリー湖」。
ここは1873年、イギリス総督の手によって沼地から美しい湖へと整備された場所なのだそう。
湖の周りにはきれいに整えられた公園が広がり、ボートや乗馬など、思い思いにアクティビティを楽しむ人たちの姿が見えます。
公園に入るには観光客価格で1,000ルピーが必要なのですが、残り時間を考えると少し迷ってしまうお値段……。 そんな私たちの様子を察してか、ドライバーさんが無料で湖を一望できる秘密のスポットへ連れて行ってくれました。
キラキラと光る水面を眺めながら、のんびりと過ごす時間。
日も暮れはじめ、キャンディ市内まではここからトゥクトゥクで2時間ほど。
グレゴリー湖を折り返し地点にして、そろそろ戻る時間です。
16:00 帰路へ

帰路は行きと同じ道を進みますが、茶畑に当たる陽の光が変わると、景色もまた別の表情を見せてくれます。 昼間の青空の下の鮮やかな緑も素敵でしたが、オレンジ色の柔らかな光に包まれた茶畑も、息をのむほどきれい。
そんな夕暮れの美しさに惹かれて、帰り道も途中でトゥクトゥクを止めてもらい、その瞬間の景色をカメラに収めていました。

気づけばあっという間に空がオレンジに。
18:30 キャンディ市内ホテル着
さいごに
見渡す限りの緑に包まれ、心まで洗われるようなヌワラエリヤの旅。
茶畑を眺め、工場を巡り、自らの手で葉を摘む。まさに「紅茶尽くし」の贅沢な一日でした!
今回はトゥクトゥクをチャーターしたおかげで、素敵な景色に出会うたび、気兼ねなく立ち止まってその美しさを堪能することができました。地図には載っていない「名もなき絶景」が、この道のりにはたくさん隠れています。もしヌワラエリヤを訪れるなら、ぜひ移動中の車窓に広がる景色も主役にして楽しんでみてください。
高地にあるこの場所は、日によって少し肌寒く感じることも。
薄手の羽織るものが一枚あると、温度調節ができて安心です。
気になるチャーター料金は、2026年3月時点で2人12,000ルピーほどでした。ただ、現在は燃料価格の変動によりスリランカの交通機関すべてのベースの料金が上がっています。事前にしっかりと確認し、納得した上で交渉することをおすすめします。
ちなみに、今回の旅で食事の記録がほぼないのは、道中にドライバーさんが買ってくれたバナナやスナックをつまんでいたから。ヌワラエリヤ近郊は果物屋さんやイチゴの屋台が並んでいたり、夕暮れ時のキャンディ付近ではスリランカの軽食屋さんが道端に現れたりと、ローカルな「つまみ食い」の誘惑がいっぱいです。そんな地元の味を楽しみながらの移動も、旅の醍醐味かもしれません。
キャンディからなら日帰りでも十分に楽しめるヌワラエリヤ。
スリランカを旅する際は、ぜひこの緑あふれる高原へも足を運んでみてください🍃
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