コロンボの老舗韓国料理店「韓国館」

こんにちは!
今回は、創業から35年たった今も現役でお店を切り盛りするお母さんの味、
コロンボの老舗韓国料理店「韓国館」をご紹介します。
いざ入店!
Welcome to Han Gook Gwanと書かれた大きな看板をくぐり中へ進むと広く懐かしい雰囲気の店内が広がります。
アットホームな雰囲気で、オーナーがお客さんに話しかける様子も見かけられました。
今回の注文
今回私が注文したのはプルコギ(Rs.3500)とビビン冷麺(RS.3500)。

※写真データが消えてしまったため、許可を頂きメニューの写真を載せています
お通しに出されたのはサンチュ、白菜キムチ、カクテキ、豆、チヂミ、パジョリ(ネギの和え物)、玉ねぎのお漬物。量が多く、お腹いっぱいになりました。スリランカではお店でほとんど野菜が出されないので、サンチュや野菜のおかずを食べられるのはうれしい点。
プルコギは量がすこし少なめですが、春雨と野菜が入っておりソースもとてもおいしかったです。
ビビン冷麺は甘さと酸味が控えめで、冷やし中華のような味でした。一緒に提供されるドレッシングボトルに入っているのはカラシなので、入れすぎ注意です。
どちらも辛くなく量も多すぎないので、スリランカ料理の多さに未だに慣れない女子二人でもなんなく食べきれました。
メニューも日本語で書かれているので注文も問題なく行えます。
オーナーにインタビュー
韓国館は35年の歴史を持つ韓国料理屋です。
オーナーのチョ・オンヨクさんは旦那さんの仕事や子供の教育の関係で1991年に移住し、このお店を始めました。
お店の名前の由来を伺うと、開店当初韓国人が少なく、韓国や韓国料理をスリランカの人々に知ってもらうためにこの名前にしたそうです。
開店した当初は仕事で来た韓国人や日本人観光客が多くお店に訪れていましたが、今ではスリランカのお客さんも多く来ています。私が行った際もほとんどがスリランカのお客さんでした。
このお店が長く続いている理由は、お客さんの存在にあるそうです。
たとえば、学生時代にスリランカで勉強していた韓国人のお客さんが結婚後に再び訪れたり、スリランカで子育てをしながら通っていた日本人のお客さんが、13年ぶりに「あの時はお世話になりました」と訪ねてくることもあるそうです。
70代になるチョさんは、そんなお客さんと再会できるのがうれしく、今でも現役で厨房に立ち続けています。
このお店で働いている人のほとんどはスリランカ人で、そのうちの二人に話を聞きました。
一人は働いて二年になる方で、「韓国料理が好きだから働き始めた」と話していました。もう一人は勤務して二か月の方で、韓国の会社で働いた経験があり、「韓国の文化が好きだから働き始めた」と語っていました。
お店の魅力については、「料理のおいしさ」と「さまざまなお客さんが訪れること」だと答えていました。
チョさんおすすめのメニューはサムギョプサルとテンジャンチゲ。
レジの近くには辛ラーメンやコチュジャン、海苔など韓国食材も販売されています。
お肉屋をルーツに多様なメニューを展開する老舗の韓国料理屋さん、韓国館(Han Gook Gwan)。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ボホマ・ストゥーティ!

APU(立命館アジア太平洋大学)在学中。コロンボの韓国料理屋全制覇目指してます。趣味は音楽。
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