スリランカでワーケーションはおすすめ?フリーWi-Fi事情と快適に楽しむポイント
近年、「Work(働く)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせたワーケーションという働き方が人気を高めています。場所にとらわれず世界中を旅しながら働けるのが大きな魅力です。
ワーケーションをするとなると、まず迷うのが行き先。「スリランカに行ってみたい」「スリランカでワーケーションをするのはどうなんだろう?」などと、スリランカを行き先の候補の一つとして考えている方も多いでしょう。
そこで本記事では、スリランカのワーケーション事情やフリーWi-Fi事情を紹介します。
目次
スリランカでワーケーションはおすすめ?
インド洋に浮かぶ島国「スリランカ」には、仕事をしながら休暇を楽しめる環境が整っているのでしょうか?ここでは、スリランカのワーケーション事情をみていきましょう。
観光ビザで最大180日間滞在が可能
観光や休暇を目的とした入国の場合、「スリランカETA(Electronic Travel Authorization)」を取得することで、最大180日(6ヶ月)間スリランカに滞在することができます。
ちなみに、以前はETAによる入国で認められていた滞在期間は30日間まででしたが、コロナ禍や経済危機における長期滞在促進によって180日に拡大されています。たっぷり180日間滞在しワーケーションを満喫できるというのは、スリランカをワーケーションの行き先に選ぶ大きなメリットです。
また、スリランカでは、デジタルノマドビザ発行の検討も進んでいます。デジタルノマドビザとは、6ヶ月〜といった長期間、リモートワークをしながら一つの国に滞在することを可能にするビザのことです。
スリランカでは現在、リモートワーカー向けに1年間滞在できるデジタルノマドビザの発給が予定されており、発給されればスリランカで1年間ワーケーションをすることが可能になります。
8つの世界遺産があり観光を楽しめる
ワーケーションでは、仕事ができる環境に加えて、観光・休暇を楽しめる環境が整っていることも大切な要素の一つですよね。
スリランカは、6つの文化遺産と2つの自然遺産が点在しており、観光・休暇を楽しむのに持ってこいの国です。さらに、日本の5分の1に満たない小さな国土に8つの世界遺産がコンパクトにまとまっているため、スリランカ各地を回って仕事をしながら、すべての世界遺産を訪れることも十分に可能です。
スリランカのフリーWi-Fi事情
ワーケーション中に欠かせないのが、インターネットです。中でも、フリーWi-Fiを利用できる環境が整っているかどうかは気になるポイントですよね。
参考までに、2022年のスリランカのインターネット普及率は「41.2%」となっています(参照:Internet World Stats)。日本のインターネット普及率が「93.3%」であることを考えるとまだ普及率は低く、街から離れた場所など、観光客があまりいないような場所ではインターネットに接続できないといったことがあります。
ただし、スリランカには、フリーWi-Fiを使える場所が多くあるのもまた事実です。観光客が多く利用する空港やホテル、カフェ、レストランなどでは、基本的にフリーWi-Fiを利用することができます。
ただし、インターネットの速度や安定性などは場所によってまちまちです。詳しくは後述していますが、日本のようにいつでも安定したインターネットを利用したい場合は、ポケットWi-Fiをレンタルしたり、現地でプリペイドSIMを購入したりする方法が無難でしょう。
スリランカでのワーケーションを快適に楽しむポイント
ここでは、スリランカでのワーケーションを快適に楽しむためのポイントを3つ紹介します。
- ホテルや大きなカフェを作業場に選ぶ
- ポケットWi-Fiをレンタルする
- VPNを利用する
ホテルや大きなカフェを作業場に選ぶ
ワーケーションは、作業場を自由に選べることが魅力の一つですが、フリーWi-Fiが必要な場合はホテルや大きなカフェなどを作業場に選ぶことをおすすめします。というのも、観光客が多く訪れるようなホテルやカフェなどであれば、フリーWi-Fiを提供している可能性が高いからです。
ただし、ホテルや大きなカフェであっても、フリーWi-Fiの通信速度やセキュリティ性は必ずしも優れているとは限りません。フリーWi-Fiは、誰でも自由にアクセスできるものですから、セキュリティにはくれぐれも気をつけましょう。
ポケットWi-Fiをレンタルする
スリランカで場所を問わず、インターネットにつないで仕事ができる環境を整えたいなら、ポケットWi-Fiがおすすめです。日本でレンタルしたポケットWi-Fiを持参すれば、場所を選ばずにインターネットに接続することができます。
たとえば、通常フリーWi-Fiが届かないようなビーチや公園といった屋外や、フリーWi-Fiがないカフェやレストランなどで作業をすることが可能です。さらに、ポケットWi-Fiは、公共のフリーWi-Fiと比べてセキュリティ性が高く安全に利用できるというメリットもあります。
ただし、6ヶ月〜といった長期滞在の場合、レンタル費用が高額になるため注意が必要です。「費用を抑えつつ、安全・快適にインターネットを使いたい」という場合は、次に紹介するVPNの利用を検討するのがいいでしょう。
VPNを利用する
スリランカでフリーWi-Fiを使って仕事をするなら、VPNを利用してセキュリティ対策を万全にしましょう。VPNとは、「Virtual Private Network」の略で、インターネット回線に安全で暗号化されたトンネルを構築する技術のことです。
VPNを利用すれば、個人情報やパスワード、メッセージなどに外部からアクセスされる心配なく、安心安全にインターネットにアクセスできるようになります。また、VPNは悪質なウェブサイトやマルウェア、トラッカーなどからもデバイスを保護してくれます。
中でもおすすめなのが、日本最速のVPNで強力なセキュリティを実現する「NordVPN」です。日本のIPアドレスでロケーションを保護するため、ハッカーやウイルスなどから身を守りながら安全にインターネットを利用することができます。
スリランカでのワーケーション中、仕事のデータや個人情報を安全に保護しつつ快適にインターネットを利用できるよう、VPNを利用しましょう。
まとめ
スリランカでのワーケーションを考えている方に向けて、スリランカのフリーWi-Fi事情や、ワーケーションを快適に楽しむポイントなどを紹介しました。
ワーケーションを満喫するには、安心安全を確保することが第一です。ポケットWi-Fiをレンタルする、フリーWi-Fiに接続する際はVPNを利用するなど、セキュリティ対策を万全にして、スリランカでのワーケーションを楽しみましょう。
参考サイト
- https://tripwifi.jp/column/asia/wifi-srilanka/srilanka/
- http://www.lionroyal.com/srilanka/world_heritage/
- https://visa.ena.travel/srilanka/
- https://www.fragomen.com/insights/new-visa-options-for-digital-nomads-and-tourists-launched.html
NordVPNのチームは「インターネットを自由なものにする」という使命を持っています。
そのため、特にセキュリティとプライバシーの提供に力を入れて取り組んでいる企業です。
NordVPNの大きなミッションは「ユーザーがオンラインで何をしているかを誰にも見られないようにする」ということです。
そのため、VPNサーバーはログを記録しないという方法(ノーログ方式)をとっています。
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