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旅行雑誌にも載ってない!?スリランカ空軍博物館

2024年8月12日

今回は、スリランカ空軍博物館についてご紹介します。

この空軍博物館はスリランカ空軍の歴史を学べる唯一の博物館ですが、どの旅行雑誌にも掲載されていない、観光客には知名度が低い博物館です。

空港、飛行機好きのインターン生が実際に訪れてみました!

 

基本情報

場所

ラトゥマラナ空港空港の敷地内にあります。

コロンボ中心地からは車で約40分、バスで約1時間半かかります。

バスを利用する場合は、バス停から30分ほど歩く必要があります。

バス停の近くに多くのトゥクトゥクが止まっていますが、UberかPickMeの利用をおすすめします。

 

営業時間

8:00-16:30

 

休館日

月曜日、祝日

 

料金

スリランカ国籍の人

18歳以上 Rs.200

18歳未満 RS.50

制服を着た6歳から18歳までの子ども Rs.5

制服を着た6歳未満の子ども 無料

外国籍の人

大人 US$15

6歳から18歳の子ども US$10

最新情報はこちらをご覧ください。

 

ここで注意する必要があるのは、入場料は現金のみの支払いということです。クレジットカードでは支払いが出来ません。US$をお持ちでない方は、スリランカルピーで支払い可能です。US$15は約Rs.4500です(2024年8月上旬時点)。当日のレートが適応されるため、博物館を訪れる前にレートを確認して必要な金額を把握しておくことをおすすめします。

 

実際に訪れてみた!

入場

この門を抜けるとセキュリティチェックがあり、鞄の中身チェックや金属探知機での検査があります。これは簡易的なもので、空軍基地内に入るのにこんな簡単な検査だけで良いのか!?と思うほどでした。

 

セキュリティチェックが終わり、少し歩くとまた門が見えてきます。

この門の先が空軍博物館となっています。

 

この門をくぐると右側にチケット売り場があり、ここでチケットを購入します。

 

敷地内の至る所にマップは配置されていますが、チケット裏にもマップが書かれているため、これをたよりに見学していきます。

 

見学

博物館全体はそこまで広くはないのですが、とにかく見るものがたくさんあります!

さっと見て回るには1時間、じっくり説明も読みながら見て回るには2,3時間はかかります。

 

博物館内には、スリランカ空軍に関連する小型飛行機や戦闘機が約40機展示されています。また、飛行機の展示だけでなく、パトロールカーや支援物資を運ぶための車などの車両も多く展示されています。

 

3つの小型飛行機では、実際に機内に入ることが出来ます。客席に座ってみたり、コックピットから外を眺めたりと貴重な経験が出来ます!

屋外に2機、屋内に1機ありますが、おすすめは屋内にある飛行機です。屋外の飛行機は、子どもたちが大行列を作っていて機内に入るまでにかなり待つ必要があったり、機内の状態があまり良くなかったりするからです。それに比べて屋内の飛行機は、人が少なくすぐ入ることができ、自分だけの機内空間を楽しむことが出来ます。また、屋内は一つの倉庫のような空間に約10機の飛行機が並べられており、コックピットから見る整然と並んだ飛行機はこの博物館の見所の一つです!

 

飛行機や車両以外にも、空軍の制服や武器などの展示もあります。

顔が少し怖い人形がたくさん並べられていて、ちょっとしたおばけ屋敷のような雰囲気でしたが、様々な種類の制服が並べられていて面白かったです。

 

Photo Galaryではスリランカ空軍の歴史を学ぶことが出来ます。歴代の空軍元帥の写真や空軍発足から現在までの歴史に関する資料が多く展示されています。ここは、屋内で冷房も効いているため快適に見学することが出来ます。

カフェテリア

マップにはカフェテリアがあると記載されていたのですが、私が行ったときは営業していませんでした。外観を見た限り、かなり営業していなさそうでした。(2024年8月上旬時点)

お土産屋さん

博物館内では、スリランカ空軍オリジナルのグッズを購入することが出来ます。Tシャツや帽子、飛行機のプラモデルなどの一般的なものから、空軍のロゴが書かれたティーセットやネクタイ、傘など珍しいものまで置かれていました。

博物館のwebサイトのオンラインショップでも購入可能ですが、実際にある商品のラインナップは異なっていました。(オンラインショップはこちらから)

支払いはVISA、Mastercard、JCBのクレジットカードが使えるとポスターに書かれていましたが、私はVISAで払おうとして使えないと言われ現金で払いました、、、

今回、私はお土産用に帽子を3つと自分用に戦闘機をモチーフにしたエナメルピンを購入しました。

帽子 Rs.400(約200円)

エナメルピン Rs.900(約450円)

 

訪れてみての感想

外国籍の観光客の入場料がスリランカ市民の約20倍で、スリランカではかなり高い価格設定となっています。そのためか、私が訪れた時は地元の方ばかりで、観光客らしき人はいませんでした。

また、学校の授業の一環で訪れている学生も多かったです。午前中に人が集中しているので、ゆっくりとご覧になりたい方は午後から行くと、人が少ない静かな状況で見て回れると思います。しかし、博物館といってもほとんどが屋外ですので、気温が上がる午後は暑さ対策を忘れずに!

空軍博物館はラトゥマラナ空港の敷地内にあるため、高確率で小型飛行機や空軍のヘリを間近で見ることが出来ます。博物館を見学中に、一機の飛行機が離陸するシーンを見ることが出来ました!今までで一番近い離陸シーンでした!

バス停から博物館までの道は滑走路沿いにあり、滑走路まで30メートルもないくらいの距離を歩くことが出来ます。この距離で歩くことが出来る場所はなかなかないのではないでしょうか!飛行機やヘリが離着陸する際のエンジン音には圧倒されます!!

また、滑走路に犬がいたり、空軍の隊員が滑走路を自転車で移動していたりと日本では見られない光景を見ることも出来ます。

 

まとめ

スリランカ空軍博物館は、飛行機好きにはたまらない場所でした!

戦闘機などに関する知識は全くない状態で訪れたのですが、とても楽しめました。飛行機や車の一つひとつに歴史があり、そんな機体や車両を一気に見て学ぶことが出来る場所です。また、なんといっても、離着陸や飛んでいる機体を間近で見られる素晴らしい場所です!

ラトゥマラナ空港を利用される方や私のように飛行機好きの方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。

屋外での見学がほとんどですので、熱中症にお気をつけ下さい!また、雨予報がある場合は、雨具の持参もお忘れなく!

 

参考

The Sri Lanka Air Force Museum

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