日本人受入体制が整っているアーユルヴェーダリゾート「カルナカララ・アーユルヴェーダ」
アーユルヴェーダとは、インド、スリランカ、ネパールなど、インド亜大陸に根付く伝統医療です。
中国医学、ユナニ医学と共に世界三大伝統医学とされ、相互に影響し合って発展してきたと言われています。
スリランカでは、アーユルヴェーダは紀元前3世紀頃に仏教とともにインドに伝来し、古来からある固有の伝統医療「デーシャチキッサ」と混ざり合い発展しました。
医学書をまとめたとされる古代スリランカを統治したラーヴァナ王、医学に明るく各地に治療院を建てた4世紀のブッダダーサ王などと、スリランカのアーユルヴェーダは代々アーユルヴェーダを行う家や寺院などで脈々と伝承されてきました。
今回は、空港近くのニゴンボ郊外にある日本人にオススメのアーユルヴェーダリゾート、カルナカララ(Karunakarala Ayurveda Spa & Resort)をご紹介します。
目次
経験豊富なドクターによる診断
アーユルヴェーダを特徴づけるのは、ドクターによる診断です。
チーフドクターのマニカ先生は、母方は有名なフィジシャンの家系、父方はヒーラーの家系とともにアーユルヴェーダのバックグラウンド。
名門のコロンボ大学とアーユルヴェーダで有名なインドのケララで学び、政府とリゾートで合わせて20年間以上のキャリアを持っています。
地元で自身のクリニックを持っており、高齢者や貧しい人たちへの診断を行なっています。
もう一人のドクター、ガヤニ先生も15年間という長いキャリアを持ち、同じく地元で自身のクリニックを運営しています。
滞在中の日々の診断をしてくれるのは、ガヤニ先生でした。
診断をサポートする常駐日本人マネージャー
経験豊富なドクターの診断を受けても、気になるのは言葉の壁。
カルナカララでは、常駐の日本人マネージャーが日々のドクターとの診断に同席します。
気になることがあれば、日本人マネージャーが先生に話し、具体的なアドバイスや治療方針について確認することもできます。
あまりに日常化してしまった慢性化した体調不良のことは本人も忘れてしまいがち。
日本人女性で一番多い悩みが「首や肩、体のこり、痛み」、2番目に多いのが睡眠障害だといいます。
※写真は肩こりに効くというアーユルヴェーダオイルを使った湿布。
また、偏頭痛や眼精疲労を持っている人も多いといいます。
日本人男性では皮膚の荒れや鼻炎の症状を持っている人が多く見られるそうです。
アーユルヴェーダではオイルを肌に染み込ませていくため、肌疾患がある人はオイルが合わないと肌荒れしてしまうこともあるため、その確認もしてくれるので安心。
日本人マネージャーは常駐しているので、トリートメントはもちろん、ステイ中の悩み、希望など診断以外の細かなことにも対応してくれる頼もしい存在ですね。
あなた独自のドーシャのバランスを知る
アーユルヴェーダでは、ヴァータ、ピッタ、カパという3つのドーシャのバランスが個人の健康に影響しているとされます。
それぞれ各自生まれ持った最適なバランスがあり、日々の食事や生活習慣はこのドーシャのバランスに影響を与えます。
日本では特定の食材の健康ブームが定期的に起きていますが、それが本来の自分に合っているのか、現在の自分の健康状態に必要なのかは分かりません。
カルナカララでは診断を元に、どの食材を控えめにし、どの食材を積極的に取った方がいいかを丁寧に説明してくれます。
また、それらをまとめた書類が渡されるので、日本に帰ってからの食生活にも活かせます。
色んなドーシャのバランスを持った人、悩みや症状を持った人を見てきた日本人マネージャーからのアドバイスもあるので安心です。
自然豊かな環境で受けるトリートメント
カルナカララはゆったりと流れるマハオヤ川沿いにあり、自然豊かな環境です。
2019年5月、川沿いに新しいトリートメントルームが開設されました。
毎日三食一人ひとりに合わせたアーユルヴェーダ料理
ドクターのアドバイスに基づき、毎食一人ひとりに準備されたメニューが提供されます。
敷地内で取れる新鮮な野菜をベースにした食事です。
医療であるアーユルヴェーダの施設というと、厳しいイメージを持つかもしれませんが、仮に同伴者がアーユルヴェーダを受けない場合は、同伴者はスリランカ料理から洋食まで好きな料理を注文が可能です。
豊かな自然に囲まれたプライベートコテージ
カルナカララには、大きな川沿いの緑溢れる敷地内に独立したコテージが17棟建っています。
壁にはアーユルヴェーダの治療でも使われ、虫除けの効果もあるニームの木が使われています。
トイレは日本製のウォシュレットなので安心できます。
綺麗に整えられた敷地内では孔雀が見られ、穏やかな気分になれます。
リバーサイドヨガ
川沿いの立地を活かしたヨガを毎朝実施。
夕方にはヨガと瞑想のクラスが毎日行われています。
それぞれ無料なので、アーユルヴェーダのトリートメントと合わせて参加してみましょう。
アーユルヴェーダ料理の教室
スリランカの伝統的な薪を使ったキッチンを使って習うアーユルヴェーダ料理教室も人気です。
ダールカレー、カレーリーフのペースト、クラッカンロティなどを作ります。
また、ハーバルボールなど、アーユルヴェーダのトリートメントで使うものを一緒に作るワークショップも好評です。
観光やショッピング
ビーチリゾートのニゴンボからすぐの立地のため、トリートメントの間に気軽に観光やショッピングが可能です。
レセプション、ドライバーともに日本語が話せるスタッフがいるため、安心して外出ができます。
期間限定の特別割引
直接ご予約いただいた2019年7月31日までの滞在で3泊以上宿泊のお客様には20%オフでアーユルヴェーダパッケージをご提供しています。
※アーユルヴェーダパッケージの詳細
空港送迎、毎日三食のアーユルヴェーダ料理、ハーバルドリンク、朝と夕方のヨガレッスン、毎日のドクター診察、毎日3時間のトリートメント、シティーツアー、ボートライド、クッキングクラス、アーユルヴェーダグッズのお土産
詳しくは下記までお問い合わせください。
Karunakarala Ayurveda Spa & Resort Hotel
Centra Paradise Park, Jesu Nasarenu Mawatha,Thoppu Thota, Waikkal, Sri Lanka
Tel: +94-31-227-2750/+94-31-227-2755
Hotline: +94-77-948-8746
Email: sales@karunakarala.com
Website:http://www.karunakarala.com
>関連記事
「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
新着記事
-
スリランカの食文化に見る多様性とヴィーガン事情
スリランカに滞在して約2か月半、この国の食文化の多様性に驚かされています。その背景には、仏教、ヒンズー教、イスラム教といった多様な宗教が影響していると感じます。宗教ごとに異なる食の規律が存在し、それが食の選択肢を豊かにし…
2024年11月23日 -
“スリランカにおける現代ファッションを徹底調査”
年間を通して高温多湿の南国、自然豊かで「インド洋の真珠」とも呼ばれるスリランカ。日本とは全く異なる気候に住むスリランカの人々が普段どのような服を着ているのか、どのような服を好むのか知っていますか? 欧米諸国の人々のファッ…
2024年11月14日 -
世界遺産ゴール・フォートの中にある“好立地”ホテル「The Fort ...
私は今回、世界遺産ゴール・フォートの旧市街の中にあるホテル「The Fort House」に宿泊してきました。 ゴールには数多くの宿泊施設がありますが、世界遺産である旧市街の中にあり、散策しやすい場所にある「The Fo…
2024年11月13日