Spice Up 観光情報サイト スリランカ観光・情報サイト

シンハラ語3-2 シンハラ文字で読む人名:ラージャパク「シャ」、バンダーラナーヤカ国際空港など

2022年2月18日

前回の記事では、シンハラ文字からシンハラ地名を学びました。

今回の記事では、シンハラ文字からシンハラ人名を学びましょう。

人名もシンハラ語・タミル語・英語の表記があり、英語表記に基づいて日本語(カタカナ)表記されるため、シンハラ人名のシンハラ語発音とは異なるカタカナが当てられています。

「バンダラナイケ国際空港」と表記されていることが多いですが、シンハラ文字に従うと「バンダーラナーヤカ国際空港」となります。

「ラージャパクサ大統領」などと表記されていることが多いですが、シンハラ文字では最後は「しゃ」行の文字が当てられていますので、「ラージャパクシャ大統領」となります。

本記事冒頭の写真は、スリランカの空港・貯水池・ダムなど人名から付けられたものをいくつかピックアップしたものです。

貯水池を意味するウェッラはスリランカ各地で見られます。

水を求めて象が集まる貯水池(ミンネーリヤ・ウェッラ、ウダワラワ・ウェッラ)はジープサファリをする場所としても知られています。

ウェッラの中でも特に大きなものが”大洋”を意味するサムードラヤと名付けられています。

ゴールフェイスには、インド系5つ星ホテルのTAJ Samudraがありますが、ホテルの前にインド洋が広がることからのネーミングなのでしょう。(スリランカ観光局のホテルスクール「Samudra Hotel」とも関係しているのかもしれません。)

建国の王ウィジャヤが結婚した先住民の女王クウェニの宮殿がウィルパットゥ国立公園にありますが、人名とは関係ありませんが、宮殿つながりで仏歯寺についても記載しました。

ジョセフ・バズはポルトガル領ゴア・ボンベイに生まれ育ち、ポルトガルに代わってスリランカ沿岸部を掌中に治めたオランダ東インド会社がプロテスタント(カルヴァン主義)を広める中で、カトリック教徒のためにスリランカに渡って活動した宣教師です。

英語「Saint」にシンハラ語では「シャーンタ」を当てるようですが、シャーンタという名前の方もスリランカにはいます。

その他のシンハラ人名

ポルトガル由来の名前である「DeSilva(デシルワー)」「Dias(ダヤス)」「Fernando(プラナーンドゥラ)」は、シンハラ語では発音が少し異なることが分かります。

名前によく出てくる単語が多いことも分かります。

私のシンハラネームは、マサシンハにしようかと一瞬思いました 笑

 

# 関連キーワード