シンハラ語5-1 旅行で使える形容詞「食事編」
本記事では、旅行でも使えるシンハラ語として、食事に関する形容詞を学びます。
形容詞の代表的な2つの使い方
形容詞には以下の2つの代表的な使い方があります。
1)名詞の前につけてその名詞を形容する
2)「යි(イ)」を語尾につけて、文末で言い切る
この説明を読んでも分かりづらいと思いますので、順に見ていきましょう。
名詞の前につけて形容する
ラサ(味)という言葉を、キャーマ(食事)の前に加えると、ラサ・キャーマ(おいしいご飯)と表現できます。
ラサを使った味の表現に他にも以下の言葉があります。
・パァニ(蜜)とラサ(味)を合わせたパァニラサ(甘味)
・ティッタ(苦い)とラサ(味)を合わせたティッタラサ(苦味)
・カラ(塩分を含む)とラサ(味)を合わせたカラサラ(塩辛い味)
ラサに似ているのが、サァラ(辛い)です。
他にアンブル(酸っぱい)があります。
「යි(イ)」を語尾につけて、文末で言い切る
ラサにයි(イ)を加えて、「ラサイ」というと「美味しいです」という意味になります。
言い切りの表現で、文末で使います。
日本語の形容詞も「い」で終わるので似ていますよね!
“このご飯は美味しい!”は、「メー・キャーマ・ラサイ」となります。
パァニラサ(蜜味)にイを加えて「パァニラサイ(甘いです)」
ティッタラサ(苦味)にイを加えて「ティッタラサイ(苦いです)」
カララサ(塩辛い味)にイを加えて「カラサライ(塩辛いです)」
サァラ(辛味)にイを加えて「サァライ(辛いです)」
アンブル(酸っぱい)にイを加えて「アンブルイ(酸っぱいです)」
意味を区別するために「甘いです」と書きましたが、紅茶を飲んで「甘い!」と言う場合も同様です。
甘い!=(この紅茶は)甘い(です。)
ということです。
他に食事で使える形容詞として、以下の例を挙げました。
香り「スワンダ」
良い香りぃ♪「スワンダイ」
悪臭「ガンダ」
臭い!「ガンダイ」
多い「ワァディ」
多いよ!「ワァディイ」
少ない「アドゥ」
少な!「アドゥイ」
堅い「タダ」
かってぇ〜!「タダイ」
柔らかい「ムルドゥ」
柔らか〜い「ムルドゥイ」
今回は以上です!
次回は旅行で使える形容詞「買い物編」です。
「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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