ジェットウイングコロンボセブンのルーフトップバー「Ward 7」
スリランカ各地にホテルを多数運営するジェットウイングが、2017年2月に初となるシティホテルとしてオープンしたジェットウィングコロンボセブン(Jetwing Colombo Seven)。そのルーフトップバー「Ward 7」について紹介します。
ルーフトップバー「Ward 7」とは?

Ward 7は、コロンボ7を通る主要道路「Ward Place」に立つ、Jetwing Colombo Sevenのルーフトップバーです。
大使館や邸宅が立ち並ぶ高級住宅地であるコロンボ7では高さ制限があり、高層建築はあまりありません。ただし、主要道路であるWard Place沿いには高層建築が建てられます。
ジェットウイングの創業者であるハーバート・クーレイ(Herbert Cooray)さんの家があった場所にJetwing Colombo Sevenは建てられました。
シンガポールの建築家によるインフィニティープール

ジェットウイングコロンボ7の設計を手掛けたのは、シンガポールの建築設計事務所「Eco-id」のSim Boon Yangさんです。
ジェットウイングの現在の社長であるヒラン・クーレイ(Hiran Cooray)さんが、シンガポールのブティックホテル「Naumi Hotel」に泊まった際に、その設計者に会いたいと思い、Sim Boon Yangさんにジェットウイングコロンボセブンの設計を依頼されたそうです。

Naumi Hotelは、シンガポールの街中に建つホテルで、ルーフトップに印象的なインフィニティープールがあります。
ジェットウイングコロンボセブンも、インフィニティープールが特徴的です。最上階にエレベーターで到着すると、左手にプールが見え、そちらに向かうと、プールサイドに並べられたテーブル席が見えます。

海側にテーブルが並べられているジェフリーバワ設計のジェットウイングライトハウスっぽさもあります。

インフィニティープールのエッジがコロンボ7の街並みに重なるようになっているため、プールが町の上を飛んでいるようでもあり、プールを泳ぐと、町の上を泳いでいるような感覚になるそうです。
インフィニティープールといっても、柵が見えたり、エッジの先が見えてしまうと景色との一体感がなくなってしまいますが、こちらのインフィニティープールは景色に溶け込んでいます。

こちらのルーフトップからは海は見えませんが、高層ビルの少ないコロンボ7を見渡せる景色、そして、海側の高層ビル群が遠く見える景色も素晴らしいです。

インド洋に沈む夕日も見えます。

太陽が沈んで空の色が変わりだすと、プールもライトアップされます。

段々と変わっていく景色が綺麗です。

点灯したロータスタワーも見えます。

夜景も素晴らしいです。
店内の様子
Ward 7の一番良い席は、このインフィニティープール沿いの座席だと思います。

コロナ前はプール側には二人掛けのテーブル席と、横になれる円形のソファー席がありましたが、現在は二人掛けのテーブル席と、6人テーブル席が並んでいます。

テラス席はL字型に広がっていて、以下の席からはコロンボ港などが見えます。

奥にソファー席があります。

屋内にも席があり、バーカウンターもあります。
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参考)
Jetwing Colombo Seven公式ページ
Daily News:The Pinnacle of Colombo Seven
Daily FT:There is only one Colombo Seven – experience urban living Jetwing way
Naumi Hotel Singapore公式サイト
SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTD Managing Director
SPICE UP TRAVELS (PVT) LTD Managing Director
「旅と町歩き」を仕事にしようとスリランカに移住。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、六本木の人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長を経てネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、スリランカに初めて渡航し、法人設立の準備を開始。
2017年1月、SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTDを登記。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ観光情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」オープン。
2020年8月、ニュースレターの配信を開始。
2020年10月、WAOJEコロンボ支部立ち上げ初代支部長に就任。
2023年2月、スリランカ日本人会理事・広報部長に就任。
2025年6月、SPICE UP TRAVELS (PVT) LTDを登記。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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