田園調布の隠れ家〜hari〜
田園調布で1人の女性が経営しているシナモンロール屋のhair。
インタビューを基にお店の秘密に迫っていく。
Q.なぜ四角くしようと思ったか?
A.四角い型で焼くことでうまく水分が抜け、また一人一人『あなただけのためのもの』という意味が込められている。
Q.なぜシナモンロール屋を始めたのか?
A. 小学生の頃からお菓子屋さんになろうと思い高校卒業後に製菓学校へ。
2年目フランスに渡りそこからパティシエを続けている。シナモンの味を多くの人に知ってもらいたい、シナモンをなるべくたくさん使って味わってもらいたいと思いシナモンロールに行き着いた。
Q.他のシナモンロール屋に負けないところを教えてください。
A. hariではセイロンシナモンを使用している。輸入や手に入れにくいセイロンシナモンは、たくさん使ってしまうと高い費用がかかってしまう。しかし、原産地に住んでいた経験を生かして、価格交渉をしているので、他のお店には負けない強みとなっている。
Q.店名を変えたきっかけは?
A. 昔は「セイロン」という名前でお店をやっていたが、6、7年経つと同じ名前の店が増えてきた。そのためスリランカで使われているシンハラ語でポジティブな意味を持つ「hair」に変更した。
Q.なぜ1人でやっているのか?
A. 1人でやることによって、お客さんからの質問に即座に答えることができ、安心してもらえる。
Q.内装の工夫した点はどこですか?
A. お客さんにとって訪れるのが楽しいと思えるようなお店を意識して内装した。また物件は広すぎたり、一度に沢山のお客さんが訪れるとと1人で対応するには大変なので、駅から遠いところを選んでいる。
このようにシナモンロール屋hairにはたくさんの工夫が施されている。
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