スリランカのサイクロン影響と最新状況|観光・鉄道【12月15日・随時更新】
スリランカを襲ったサイクロンにより発生した洪水・地滑りで、犠牲になられた方々に哀悼の誠を捧げるとともに、御遺族に対し謹んでお悔やみを申し上げます。被害に遭われた方々の早期の御快復をお祈りし、心よりお見舞い申し上げます。
本記事では、サイクロン「ディトワ(Ditwah)」によるスリランカ各地の被害・復旧状況を、11月30日以降毎日更新しています。最新の情報をご覧いただくため、必要に応じてページを再読み込みしてください。
※12月14日現在、丘陵地帯(マータレー、キャンディ、ヌワラエリヤ、エッラ、ハプタレー、バンダラウェラ、バドゥッラ)には土砂災害警報が発出されています。町の中心地は復旧していますが、町に至る道路は土砂災害により片側一車線のみが通れる状態の道路もあります。今後に降雨が予想されている地域もあり、丘陵地帯へのご旅行は現段階ではお控えいただくのをお勧めしております。
※丘陵地帯の鉄道(紅茶鉄道)は運休しています。運行再開の目処はたっていません。
被害状況には地域差があり、南海岸を中心に観光が可能なエリアも多く存在します。南海岸は12月からのピークシーズンを迎え、すでに多くの観光客でにぎわっています。観光産業はスリランカ経済を支える大切な柱でもあり、皆さまの旅が現地の前向きな歩みにもつながります。
本記事の終わりには緊急支援のためのリンクを掲載。
◆更新履歴|Cyclone Ditwah(ディトワ)関連情報
2025年12月15日14:00
・キャンディ~ヌワラエリヤの道路状況を追加
・災害管理センター(DMC)の最新被害データ更新
2025年12月14日20:00
・12月14日撮影の山間部の道路の写真を追加
・NBROによる土砂災害警報を追加
・災害管理センター(DMC)の最新被害データ更新
・災害管理センター(DMC)の土砂災害警報更新
・気象局の降雨予報を追加
・観光地の情報を更新
2025年12月13日20:00
・災害管理センター(DMC)の最新被害データ更新
・災害管理センター(DMC)の土砂災害警報更新
・山間部の道路状況の写真を追加
2025年12月12日 22:00
・災害管理センター(DMC)の最新被害データ更新
・UNDP が衛星データ分析による被害状況レポートを公開 など
2025年12月11日 18:00▶
・災害管理センター(DMC)の最新被害データ更新
・コロンナーワ・ロータリークラブによる支援物資パッキングについて追記
2025年12月10日 20:00▶
・コロンボ〜ゴール間の鉄道運行状況を更新
・Coastal Line(海岸線)と Main Line の情報を一部追記
・スリーパーダ、ヌワラエリヤの観光情報を更新
2025年12月9日 19:30▶
・キャンディ、ケーガッラ、クルネーガラ、マータレーの土砂災害警報(避難指示)情報を反映
・国家建設調査機構(NBRO)の高リスク地域データを追記
・主要道路(A1・A2)の通行状況を更新
2025年12月8日 18:20▶
・国立公園の開園状況を更新(閉鎖エリアとアクセス情報)
・観光地(南海岸・ゴール・ヒッカドゥワ)の現地状況を追加
・節水呼びかけおよび送水ポンプの損傷情報を追記
2025年12月7日 17:00▶
・鉄道の宙吊り線路(15か所)に関する鉄道局発表を追記
・雷雨警報、気象庁アラートを更新
・電話回線・ネット回線の状況を軽微更新
目次
- 1 スリランカの被害状況【12月15日更新】
- 2 観光地の状況【12月14日更新】
- 2.1 コロンボ【12月6日更新】
- 2.2 南海岸(ベントタ、ヒッカドゥワ、ゴール、ミリッサなど)【12月8日更新】
- 2.3 シーギリヤ、ダンブッラ【12月5日更新】
- 2.4 アヌラーダプラ【12月4日更新】
- 2.5 ポロンナルワ【12月3日更新】
- 2.6 ランブッカナ(ピンナワラ象の孤児園)【12月14日追加】
- 2.7 マータレー【12月14日追加】
- 2.8 キャンディ【12月14日更新】
- 2.9 エッラ【12月14日追記】
- 2.10 ヌワラエリヤ【12月14日更新】
- 2.11 ハプタレー、バンダラウェラ、バドゥッラ【12月14日追加】
- 2.12 スリーパーダ(アダムスピーク)【12月6日追記】
- 2.13 デニヤヤ、シンハラージャ森林保護区の南側からのアクセス
- 2.14 紅茶鉄道(Main Line)
- 2.15 ジャフナ【12月3日追記】
- 2.16 東海岸(トリンコマリー、バッティカロア、アルガムベイ)【12月3日追記】
- 3 国立公園の開園状況について【12月8日更新】
- 4 道路の状況について【12月14日追記】
- 5 バスの運行状況について【12月4日更新】
- 6 鉄道の運行状況について【12月7日更新】
- 7 電話回線・ネット回線について【12月3日更新】
- 8 給水状況について【12月4日更新】
- 9 液化石油ガス(LPG)の供給について
- 10 在スリランカ日本国大使館からのお知らせ【12月3日追記】
- 11 スリランカ観光局による現在の気象状況に関する声明【12月1日追記】
- 12 インフラ・生活への影響
- 13 今できる安全対策
- 14 日本政府・JICAによる公的支援【12月8日追加】
- 15 サイクロン被害への緊急支援・寄付・救援物資【12月12日更新】
- 15.1 ピースウィンズ・ジャパン:クラウドファンディング
- 15.2 コロンナーワ・ロータリークラブ(現金のご寄付)
- 15.3 アジアパシフィックアライアンス(A-PAD):クラウドファンディング
- 15.4 駐日スリランカ大使館「スリランカ政府災害救援基金」
- 15.5 スリランカ紅茶専門店ミツティー(チャリティー商品購入)
- 15.6 スリランカ産スパイス販売 Thunapaha トゥナパナ:寄付
- 15.7 スリランカ アーユルヴェーダ家庭料理店あ~ゆぼ~わん:救援物資
- 15.8 SEAF(スリランカ日本教育文化センター)義援金
- 15.9 KIYOTAコーヒーカンパニー:コーヒー・紅茶生産者への緊急支援【12月14日追加】
スリランカの被害状況【12月15日更新】
ディトワ(Ditwah)と命名された猛烈な熱帯低気圧は、11月26日の夜以降、各地に豪雨と強風をもたらしました。
※イエメンのソコトラ島のディトワ・ラグーン(Ditwah Lagoon)に由来。
12月15日6:00 災害管理センター(DMC)発表の被害状況は以下の通りです。
- 死者数:643人(キャンディ県237人、ヌワラエリヤ県89人、バドゥラ県88人、クルネーガラ県61人プッタラム県36人、ケーガッラ県32人、マータレー県29人など)
- 行方不明者:183人(主にキャンディ県、ヌワラエリヤ県、ケゴール県)
- 被災者数:1,628,017人(468,472世帯)
全壊:6,176軒
半壊:95,213軒
避難所:762か所
避難者数:22,522世帯、70,055人
Disaster Management Centre -Situation Report 2025/12/13 16:30
気象局、16日から降雨がわずかに増えることを予報【12月14日追加】
北部、北中部、東部、ウバ、中部、北西部の各州では、時折、にわか雨があるでしょう。
その他の地域では、午後1時以降、一部の場所でにわか雨や雷雨が発生する可能性があります。
中央丘陵の東斜面、北部、北中部、北西部の各州、およびトリンコマリー、ハンバントタ、モナラーガラの各地区では、時折、時速約40キロメートルのかなり強い風が予想。
サバラガムワ州、中部州、およびゴール、マータラの各地区の一部では、早朝の時間帯に霧の状態が広がる可能性。
参照)Showers to increase Across the Island from the Day after Tomorrow
災害管理センター発出の土砂災害警報【12月14日追加】
DMC(災害管理センター)12月14日16:00発表の土砂災害警報
Landslide Ew Report 2025-12-14 16:00
以下、一部抜粋。
◆レベル3の主要観光地を結ぶ道路が通る町
Ganga Ihala Korale(AB13 Road:ガンポラ~ナーヌオヤ)
Ududumbara(A26 Road:キャンディ~マヤヒンガナ)
Medadumbara(A26 Road:キャンディ~マヤヒンガナ)
◆レベル2の主要観光地
キャンディ
マータレー
ヌワラエリヤ
エッラ
ハプタレー
バンダラウェラ
バドゥッラ
◆レベル2の主要観光地を結ぶ道路が通る町
Pathadumbara(A9 Road:ダンブッラ~キャンディ)※前日のレベル3から引き下げ
Udapalatha(A5 Road:キャンディ~ヌワラエリヤ)※前日のレベル3から引き下げ
その他の道路は前日の町が継続。
◆レベル1の主要観光地、主要観光地を結ぶ道路が通る町
ランブッカナ(ピンナワラ象の孤児園)※前日のレベル2から引き下げ
ケーガッラ(A1 Road:キャンディ~コロンボ)※前日のレベル2から引き下げ
Warakapola(A1 Road:キャンディ~コロンボ)※前日のレベル2から引き下げ
Mawanella(A1 Road:キャンディ~コロンボ)※前日のレベル2から引き下げ
Galigamuwa(A1 Road:キャンディ~コロンボ)※前日のレベル2から引き下げ
Kahawaththa(A18 Road:ラトゥナプラ~ウダワラウェ国立公園)※前日のレベル2から引き下げ
その他の道路は前日の町が継続。
◆レベル1の主要観光地
ラトゥナプラ
NBROが土砂災害警報を発出【12月14日追加】
詳しくは以下のニュースサイトをご覧ください。
Landslide early warnings in force in the Districts of Badulla, Kandy, Kegalle, Kurunegala, Matale, Nuwara Eliya and Ratnapura
災害管理センター発出の土砂災害警報【12月13日追加】
12月13日16:30に発表された土砂災害警報以下に主要な観光地と周辺道路についてピックアップしています。
参照)Landslide Ew Report 2025-12-13 16:30
◆レベル3の主要観光地を結ぶ道路が通る町
Pathadumbara(A9 Road:ダンブッラ~キャンディ)
Udapalatha(A5 Road:キャンディ~ヌワラエリヤ)
◆レベル2の主要観光地
キャンディ(Gangawata Korale)
マータレー(A9 Road:ダンブッラ~キャンディ)
ランブッカナ(ピンナワラ象の孤児園)
ヌワラエリヤ
エッラ
ハプタレー
バンダラウェラ(A16 Road:ハプタレー~エッラ)
バドゥッラ(A5 Road/ B36 Road:キャンディ~エッラ)
◆レベル2の主要観光地を結ぶ道路が通る町
Uva Paranagama(A5 Road:ヌワラエリヤ~バドゥッラ)
Welimada(A5 Road:ヌワラエリヤ~エッラ)
Soranathota(A5 Road/ B36 Road:キャンディ~エッラ)
Hali_Ela(A5 Road:キャンディ~エッラ)
Meegahakivula(B36 Road:キャンディ~エッラ)
Kandeketiya(B36 Road:キャンディ~エッラ)
Hanguranketha(B413 Road:キャンディ~エッラ)
Haldummulla(A16 Road/ A4 Road:ハプタレー~ウェッラワーヤ)
Harispattuwa(A9 Road:キャンディ~ダンブッラ、A10 Road:キャンディ~クルネーガラ)
Pathahewaheta(B413 Road:キャンディ~エッラ)
Thumpane(A10 Road:キャンディ~クルネーガラ)
Udunuwara(A5 Road:キャンディ~ヌワラエリヤ)
Yatinuwara(A1 Road:キャンディ~コロンボ)
Kundasale(A26 Road:キャンディ~マヒヤンガナヤ)
Akurana(A9 Road:ダンブッラ~キャンディ)
Naula(A9 Road:ダンブッラ~キャンディ)
ケーガッラ(A1 Road:キャンディ~コロンボ)
Mawanella(A1 Road:キャンディ~コロンボ)
Galigamuwa(A1 Road:キャンディ~コロンボ)
Mallawapitiya(A10 Road:クルネーガラ~キャンディ)
Warakapola(A1 Road:キャンディ~コロンボ)
Kothmale(A5 Road:キャンディ~ヌワラエリヤ)
Mawathagama(A10 Road:クルネーガラ~キャンディ)
Pasbage Korale(AB13 Road:ナワラピティヤ~ヌワラエリヤ)
Thalawakele(A7 Road:ナワラピティヤ~ヌワラエリヤ)
Norwood(B149 Road:ハェトン~アダムスピーク)
Ambagamuwa(A7 Road:ナワラピティヤ~ハェトン)
Kahawaththa(A18 Road:ラトゥナプラ~ウダワラウェ国立公園)
◆レベル1の主要観光地
ラトゥナプラ
◆レベル1の主要観光地を結ぶ道路が通る町
Pelmadulla(A4 Road:ラトゥナプラ~ホートンプレインズ国立公園~ハプタレー)
Balangoda(A4 Road:ラトゥナプラ~ホートンプレインズ国立公園~ハプタレー)
Openayake(A4 Road:ラトゥナプラ~ホートンプレインズ国立公園~ハプタレー)
Imbulpe(A4 Road:ラトゥナプラ~ホートンプレインズ国立公園~ハプタレー)
Kuruwita(A4 Road:アウィッサーウェッラ~ラトゥナプラ)
Eheliyagoda(A4 Road:アウィッサーウェッラ~ラトゥナプラ)
Kiriella(A8 Road:コロンボ~ラトゥナプラ)
Nivithigala(B421 Road:ラトゥナプラ~シンハラージャ森林保護区)
災害管理センターの土砂災害警報【12月12日追加】▶
災害管理センター発出の土砂災害警報【12月12日追加】
Disaster Management Centreが12月12日16:00に掲載した土砂災害警報から以下に主要な観光地と周辺道路についてピックアップしています。
キャンディ、マータレー、ヌワラエリヤ、エッラ、ハプタレーなどに行かれるかは十分ご注意下さい。
◆レベル3の主要観光地を結ぶ道路
Pathadumbara(A9 Road:ダンブッラ~キャンディ)
Udapalatha(A5 Road:キャンディ~ヌワラエリヤ)
◆レベル2の主要観光地
キャンディ(Gangawata Korale)※前日のレベル3から引き下げ
マータレー(A9 Road:ダンブッラ~キャンディ)※前日のレベル3から引き下げ
ランブッカナ(ピンナワラ象の孤児園)
ヌワラエリヤ
エッラ
ハプタレー
バンダラウェラ(A16 Road:ハプタレー~エッラ)
バドゥッラ(A5 Road/ B36 Road:キャンディ~エッラ)
◆レベル2の主要観光地を結ぶ道路
Naula(A9 Road:ダンブッラ~キャンディ)
Akurana(A9 Road:ダンブッラ~キャンディ)
Harispattuwa(A9 Road:キャンディ~ダンブッラ、A10 Road:キャンディ~クルネーガラ)
Thumpane(A10 Road:キャンディ~クルネーガラ)
Mallawapitiya(A10 Road:クルネーガラ~キャンディ)
Mawathagama(A10 Road:クルネーガラ~キャンディ)
Udunuwara(A5 Road:キャンディ~ヌワラエリヤ)
Kothmale(A5 Road:キャンディ~ヌワラエリヤ)
Yatinuwara(A1 Road:キャンディ~コロンボ)
Mawanella(A1 Road:キャンディ~コロンボ)
Galigamuwa(A1 Road:キャンディ~コロンボ)
ケーガッラ(A1 Road:キャンディ~コロンボ)
Warakapola(A1 Road:キャンディ~コロンボ)
Rambukkana(ピンナワラ象の孤児園)
Pasbage Korale(AB13 Road:ナワラピティヤ~ヌワラエリヤ)
Thalawakele(A7 Road:ナワラピティヤ~ヌワラエリヤ)
Kundasale(A26 Road:キャンディ~マヒヤンガナヤ)
Pathahewaheta(B413 Road:キャンディ~エッラ)
Hanguranketha(B413 Road:キャンディ~エッラ)
Kandaketiya(B36 Road:キャンディ~エッラ)
Meegahakivula(B36 Road:キャンディ~エッラ)
Soranathota(A5 Road/ B36 Road:キャンディ~エッラ)
Hali_Ela(A5 Road:キャンディ~エッラ)
Welimada(A5 Road:ヌワラエリヤ~エッラ)
Uva Paranagama(A5 Road:ヌワラエリヤ~バドゥッラ)
Haldummulla(A16 Road/ A4 Road:ハプタレー~ウェッラワーヤ)
Ambagamuwa(A7 Road:ナワラピティヤ~ハェトン)
Norwood(B149 Road:ハェトン~アダムスピーク)
Kahawaththa(A18 Road:ラトゥナプラ~ウダワラウェ国立公園)
◆レベル1の主要観光地
ラトゥナプラ
UNDPが衛星データ分析によるスリランカの被害状況を発表【12月11日追加】
国連開発計画(UNDP)の最新の地理空間分析で被害状況を分析。洪水はスリランカ国土の約20%に相当する110万ヘクタール以上を浸水させ、230万人が被災。住宅、インフラ、基本的サービスに甚大な被害がでた。
「サイクロン・ディトワは、長年の経済危機で弱体化した地域を直撃しました」と、UNDPスリランカの久保田あずさ常駐代表。
被災者には、約120万人の女性、52万2,000人の子ども、26万3,000人の高齢者が含まれ、全被災者の60%以上がコロンボ県とガンパハ県の2つの県に集中。国内の被災地域においては、多くの住民が災害リスクの高い地域に居住しており、恒久的な解決策が求められています。特定の地域にリスクが集中している状況は、基本的サービスの提供に深刻な負担を与えています。
「浸水被害と脆弱性が重なる地域では、復興が遅れ、必要な費用も増大する恐れがあります。こうした地域での早期対応が不可欠です」と久保田常駐代表は強調。
参照)スリランカ国土の5分の1がサイクロン「ディトワ」により浸水
Mapping the Initial Impact of Cyclone Ditwah in Sri Lanka
災害管理センターはキャンディ、マータレーに土砂災害警報レベル3継続【12月11日追加】
災害管理センターが12月11日16:00の発表ではキャンディ、マータレーに地滑り警報レベル3が出されています。十分にお気をつけください。
参照)Landslide Ew Report 2025-12-11 16:00
キャンディ地区、ケーガッラ地区、クルネーガラ地区、マータレー地区に土砂崩れ避難警報が発令【12月9日更新】▶
災害管理センター(DMC)は、キャンディ、ケガッラ、クルネーガラ、マータレの4地区の土砂災害の危険性がある地域に住む人々を、12月9日から19日の間に安全センターへ移動させるよう、地区長官に指示。
気象局は、北東モンスーンにより、12月9日は北部、北中部、東部、中部、ウバ州で時々、にわか雨や雷雨を予報。気象予報・災害管理副局長メリル・メンディス氏は、これらの雨の状況は2025年12月19日まで続く可能性があると指摘した。
参照)Level 3 (Red) landslide evacuation warning issued to several areas in four districts
国家建設調査機構が土砂崩れ警報を延長、1万5000か所の高リスク地域を特定【12月9日更新】▶
国家建設調査機構は、スリランカ全土で約15,000か所の土砂災害の危険性がある場所が特定され、これらの高リスク地域に居住する約5,000世帯がすでに避難したと報告。
フェーズ3(避難勧告):41管区
ステージ2(警報):31管区
フェーズ1(注意):19管区
参照)NBRO extends landslide warnings, identifies 15,000 high-risk areas
気象局が雷雨を予報【12月7日更新】▶
気象局によると、西部州、サバラガムワ州、およびゴール県とマータラ県では、50mmを超えるかなりの強さの雨が予想されます。島内全域の多くの地域では、午後1時以降に雨または雷雨が発生する可能性があります。これは、島内全域で北東モンスーンが徐々に確立しつつあるためです。プッタラムからマンナールを経由してカンカサンスライに至る沖合の海域では、風速が時速約45キロメートルまで増大する可能性があります。気象庁は、起こりうる危険から身を守るために、国民に警戒を怠らないよう助言しています。
参照)Weather Alert Issued for Western and Southern Provinces
気象局が雷雨警報を発令【12月6日更新】▶
気象局は、西部州、サバラガムワ州、ゴール県、マータラ県に対し、激しい雷を伴う「アンバー(注意)」警報を発令しました。
この警報は、本日(06日)の午後0時15分に発令され、午後11時まで有効となります。
気象局によると、西部州、サバラガムワ州、ゴール県、マータラ県の一部の場所では、激しい雷を伴う雷雨が発生する可能性があります。また、雷雨の際には、一時的で局地的な強風が吹く可能性もあります。落雷による被害を最小限に抑えるため、十分な予防措置を講じるようお願いいたします。
参照)Advisory issued for severe lightning
気象局が雷雨警報を発令【12月5日更新】▶
気象局は西部州、サバラガムワ州、ゴール県、マータラ県に「アンバー」警報を発令。12月5日23時まで有効。
参照)Advisory issued for severe lightning
土砂災害早期警報発令【12月5日更新】▶
キャンディ県、ケガーッラ県、クルネーガラ県、マータレー県、ヌワラエリヤ県に対して、国立建築・研究機構(NBRO)が5つの県でレベル3(赤)の土砂災害早期警報を発令。12月6日午後4時まで有効。
参照)‘Red’ landslide warnings issued to several areas in five districts
観光地の状況【12月14日更新】
丘陵地帯のマータレー、キャンディ、ヌワラエリヤ、エッラ、ハプタレー、バンダラウェラ、バドゥッラに土砂災害警報レベル2が発出、ラトゥナプラ及びラトゥナプラからシンハラージャ森林保護区への道が通る町に土砂災害警報レベル1が発出されています。(12月14日時点)
12月14日現在、洪水・浸水による被災地の移動はリスクは高くありませんが、土砂災害により多くの道路が寸断された丘陵地帯の移動についてはリスクが伴います。最新の情報を確認してください。
コロンボ【12月6日更新】
コロンボ中心地は11月27~28日は暴風雨、29日は曇りで風が強かったですが、30日からは快晴で正常に戻っています。
コロンボ市中心部では停電はなかったようです。(他県に住む知人からは28~29日は停電していた時間があったと聞いています。)
12月2日の夕方のスーパーは野菜の棚がほとんど空で、豆類やミルク、紅茶なども普段より少なくなっていました。被災地への支援に回っていて品薄なのか、被災による値段に高騰の前に買いだめが行われたのかは分かりません。 12月6日コロンボ中心地のスーパーは野菜・果物は通常通り販売していました。卵は価格の高い種類のみがありました。豆類はダールのみ品薄。
南海岸(ベントタ、ヒッカドゥワ、ゴール、ミリッサなど)【12月8日更新】
南海岸(ヒッカドゥワ、ゴール、タルペ、アハンガマ、ミディガマ、ウェリガマ、ミリッサ、マータラ、ヒリケティヤ、タンガッラなど)は被害が比較的小さく、正常に戻っていて、通常通り観光客を受け入れています。
【12月1日】コロンボから日帰りでゴールに観光に行った弊社ゲストハウスのお客様(日本人)は、マークンブラから高速バスを利用してゴールフォート内を観光してお戻りになりました。
【12月3日】コロンボからミリッサに旅行に行かれた弊社ゲストハウスのお客様(日本人)は、コロンボフォートからマータラ行の高速バスに乗り、マータラから路線バスでミリッサに到着し、現地は欧米人旅行者が多いと連絡をいただいています。ウェリガマではサーフィンを楽しむ人も多くいたそうです。高速道路から見えるコロンボ郊外は浸水被害の様子が見られたとのことです。
【12月4日】ウェリガマ、タルペを訪れたお客様は海がとても綺麗で、タルペではスリランカの人たちが海水浴を楽しんでいると報告をいただいております。
【12月8日】ミリッサのホエールウォッチング、ヒッカドゥワ国立公園(サンゴ礁)の再開が報道されています。
シーギリヤ、ダンブッラ【12月5日更新】
洪水被害があったものの、観光が可能になったようです。
11月30日10時よりシーギリヤロックは開園が再開しています。
【12月2日】観光が可能だった旅行者がインスタグラムで投稿しているのを見ることができました。
【12月4日】ヘリタンスカンダラマ、シーギリヤ、フルルエコパークを訪れた日本人旅行者様から「災害の影響は一切感じません。楽しい旅を送らせていただいております。」というメッセージをいただきました。
【12月5日】弊社タクシーチャーターをご利用のお客様がダンブッラ石窟寺院、ヘリタンスカンダラマを訪れましたが、特に問題はなかったとドライバーから報告を受けております。
アヌラーダプラ【12月4日更新】
洪水被害があったものの、アクセスできるようになったようです。
アタマスタナの主席僧院長パッレガマ・ヘマラタナ長老、国内各地からの参拝者に対し、「現在の国内状況を踏まえ、遠方から来られる信者の皆さまは、通常の状況とは異なり、12月4日のポヤデーへの礼拝のための移動を慎重に控えるべきです。」と要請 。
参照)Island-wide: Don’t visit Anuradhapura today for religious activities
ポロンナルワ【12月3日更新】
アクセスできるようになったようです。
12月3日にポロンナルワ~バッティカロアの道が開通。
参照)Most damaged roads will be made passable within 10 days – RDA
ランブッカナ(ピンナワラ象の孤児園)【12月14日追加】
災害管理センターが土砂災害警報レベル1を発出(12月14日現在。前日にレベル2から格下げ)
マータレー【12月14日追加】
災害管理センターがマータレーに土砂災害警報レベル2を発出しています。(12月14日現在)
キャンディ【12月14日更新】
災害管理センターがキャンディに土砂災害警報レベル2を発出しています。(12月14日現在)
シーギリヤ・ダンブッラ~キャンディを結ぶ国道9号線は開通しています。
キャンディ~コロンボを結ぶ国道1号線は一部不通ですが、高速道路が一部開通してからの最短ルートの一つである高速道路と国道10号線を走るルートで移動が可能です。
12月3日に国道1号線(コロンボ~キャンディ)のカドゥガンナワ地区が開通。
参照)Kandy-Colombo main road reopened for traffic
12月2日にキャンディ市内の給水が通常通りに復旧したことが報じられています。
参照)Water supply in Kandy city restored after flood disruption
鉄道でのアクセスはできません。
エッラ【12月14日追記】
災害管理センターがキャンディに土砂災害警報レベル2を発出しています。(12月14日現在)
12月2日に南海岸(ウエッラワーヤ経由)の道路が開通したようです。エッラで観光している旅行者の投稿がインスタグラムで確認できます。
鉄道でのアクセスはできません。
12月3日にダンブッラ~マヒヤンガナ~バドゥッラ~エッラをつなぐ道路は開通しているとインスタグラムへの投稿が確認できました。
ヌワラエリヤ【12月14日更新】
災害管理センターがヌワラエリヤに土砂災害警報レベル2を発出しています。(12月14日現在)
甚大な被害があり、アクセスするための道路が寸断されています。
【12月8日】ヌワラエリヤ地区に通じるすべての道路が開通したと newsfirst.lk が報じています。
【12月10日】弊社ドライバーチームによれば、ヌワラエリヤはホテル、紅茶工場などは通常通りに営業していて観光は可能と報告を受けています。
12月9日にヌワラエリアを観光されたお客様が一組いらっしゃいました。
道路は乗用車、ヴァンの通行は可能ですが、大型の観光バスの通行がまだ難しいとのことです。
鉄道(ナヌオヤ駅)でのアクセスはできません。
12月5日にグランドホテルが町が正常に戻っていること、ビクトリアパークの清掃の状況をインスタグラムに投稿しています。
ハプタレー、バンダラウェラ、バドゥッラ【12月14日追加】
災害管理センターがハプタレー、バンダラウェラ、バドゥッラに土砂災害警報レベル2を発出しています。(12月14日現在)
スリーパーダ(アダムスピーク)【12月6日追記】
12月4日のポーヤデーから巡礼シーズンが始まりましたが、巡礼ルートは現在復旧作業中です。
参照)Clearing Sri Pada landslide
【12月6日】登山道入口にあるホテル「Hotel Mango Tree nearest Adam’s Peak」さんより、「アダムスピークは数日前から登山可能です。またバスも色々なところから結構走っているとのことです。」と情報をいただきました。
デニヤヤ、シンハラージャ森林保護区の南側からのアクセス
11月27日~28日は停電したものの、29日に停電はなくなり、30日より正常化し、デニヤヤ~コロンボの高速バスも運行されています。
シンハラージャ森林保護区は30日頃からデニヤヤ側からの観光は可能と確認しています。
紅茶鉄道(Main Line)
12月1日より中央高地に入る前のコロンボ~アンベプッサ間のみ運行再開。
紅茶列車と呼ばれる中央高地については運休中です。(アンベプッサ~ペラデニヤ~キャンディ~ハェトン~ナーヌオヤ~エッラ~バドゥッラが運休。)
線路への被害が大きく、復旧には数カ月かかる見込みのようです。
ジャフナ【12月3日追記】
市街地は正常に戻っているようです。鉄道でのアクセスはできません。
東海岸(トリンコマリー、バッティカロア、アルガムベイ)【12月3日追記】
12月4日から北東モンスーンによる降雨が予測されています。例年11月~3月は北東モンスーンにより東海岸は雨季に入ります。訪問にも十分にご注意ください。
国立公園の開園状況について【12月8日更新】
12月2日からクマーナ、ホートンプレーンズ、ヤーラ国立公園(ブロックV)が再開予定▶
野野生生物保護局は、サイクロンの影響により一時閉鎖されていた複数の国立公園が、12月1日より訪問者向けに再開されると発表しました。
一部の地域で冠水が解消され、アクセス道路が復旧したことを受け、同局は以下の国立公園が12月2日より日帰り観光客向けに再開されると確認しました。
クマーナ、ホートンプレーンズ、ヤーラ国立公園(ブロックV)
当局は、残りの公園(ウィルパットゥ、ミンネリヤ、カウドゥラ、ヤーラ国立公園(ブロックVを除く))については継続的な安全評価に基づき、追加情報を提供するとしています。
参照)Daily Mirror -Several national parks to reopen as weather conditions improve
12月3日からウィルパットゥ、ヤーラ(ブロック1)、ミンネリヤ、カウドゥッラが再開予定、合せて複数のゲストハウスも再開▶
以下の公園が12月3日より再開予定と発表されました。
- ウィルパットゥ国立公園(フヌウィラガマ入口)
- ヤーラ国立公園 ブロック1(パラトゥパナ入口)
- ミンネリヤ国立公園
- カウドゥッラ国立公園
園内の一部道路は依然として冠水しているため、車両通行が可能な区間のみ観光客に開放 されるとのことです。
合せて複数のゲストハウスも再開されます。
12月3日に再開予定のゲストハウス一覧:
クマナ国立公園
- トゥムッラ・ワイルドライフ・バンガロー
- キリガルベイ・ワイルドライフ・サーキット・バンガロー
ホートンプレインズ国立公園
- ギニヒリヤ(アンダーソン)バンガロー
- マハ・エリヤ・ワイルドライフ・バンガロー
ウィルパットゥ国立公園
- マラダンマドゥワ・ワイルドライフ・ドミトリー
ミンネリヤ国立公園
- ランバウィラ・サーキット・バンガロー
ヤーラ国立公園
- セクション I ヒーンウェワ・バンガロー
- オンダーチェ・バンガロー
- オールド・ブタワ・バンガロー
- ニュー・ブタワ・バンガロー
- マハシラワ・バンガロー
参照)Several wildlife parks and guest houses to reopen tomorrow
【12月8日】以下の公園が現在再開していると報道されています。
- ヤーラ国立公園(ブロック1,5,6)
- ウダワラウェ国立公園
- クマーナ国立公園
- ホートンプレインズ国立公園
- ミンネリヤ国立公園
- カウドゥッラ国立公園
- ウィルパットゥ国立公園(Hunuwilagamaゲート)
道路の状況について【12月14日追記】
キャンディ~ヌワラエリヤの道路状況【12月15日追加】
Facebookに投稿されているキャンディ~ヌワラエリヤ間(Labukele周辺)の道路状況。撮影日付は不明。(投稿者に確認中)
12月14日キャンディ~ガラハの道路状況【12月14日追加】






12月11日ヌワラエリヤ~バドゥッラの道路状況【12月13日追記】
12月11日に他社様のタクシーチャーターでヌワラエリヤからウェリマダを通過してバドゥッラ方面に向かっている道中での写真を共有してくださいました。












12月10日キャンディ~ヌワラエリヤの道路状況【12月13日追記】
12月10日に他社様のタクシーチャーターで、キャンディからヌワラエリヤに向かった方が道中の写真を共有してくださいました。




12月10日キャンディ~ヌワラエリヤの道路状況【12月13日更新】
12月10日にBreaking NewsがFacebookに「Kandy – Nuwara Eliya Road open!」と投稿した動画が以下からご覧いただけます。
https://www.facebook.com/share/r/1CvRjaGgKs
12月8日キャンディ県Udadumbaraへの道【12月13日更新】
12月8日に被災地支援に取り組んでいる方から調査に訪れたキャンディ県Udadumbaraへの道の様子の写真を頂きましたので、以下に掲載いたします。



主な道路網が通行可能に【12月9日追記】
スリランカ観光開発局(SLTDA)は、主要な都市中心部と主要な観光地を結ぶ道路網が完全に通行可能になったことを確認したと、TTW(Travel and Tour World)が12月9日の記事に掲載しています。
高速道路【12月6日追記】
南部高速道路はコロンボからマータラまで全区間通行可能(Kadawatha料金所~Godagama – Palatuwa料金所)(12月3日弊社ゲストハウスのお客様(日本人)高速バスに乗車)
- 洪水により冠水していた南部高速道路のアトゥルギリヤAthurugiriyaインターチェンジは、12月2日より再開しています。
- 洪水により冠水していたKaduwelaインターチェンジは12月3日より再開しています。
幹線道路【12月3日追記】▶
※道路状況については最も状況が変わりやすいため、常に最新情報をご確認ください。
◆12月3日に開通が報道された幹線道路
• A-004: Colombo – Ratnapura – Wellawaya – Batticaloa Road
• A-026: Kandy – Mahiyanganaya – Padiyathalawa Road
• AA-006: Ambepussa – Kurunegala – Trincomalee Road
• AA-010: Katugastota – Kurunegala – Puttalam Road
• AA-003: Peliyagoda – Puttalam Road
参照)Kaduwela – Athurugiriya interchanges & 150 roads reopened
◆12月1日 RDA(道路開発局)発表の閉鎖されている道路(以下は抜粋です。)
A1:コロンボ~キャンディ
A5:ペラデニヤ~バドゥッラ
A11:Maradankadawala~ハバラナ~ミンネリヤ~ポロンナルワ~Thirukkondaiadimadu
A14:タライマンナール~Medawachchiya
A15:トリンコマリー~バッティカロア
A19:Polgahawela~Kegalle
A32:マンナール~ジャフナ郊外のNavatkuli
A35:ムッライッティーヴー~Parantan
AB13:ガンポラ~ナワラピティヤ
閉鎖されている道路の一覧は以下のページでご確認いただけます。
RDA issues list of roads disrupted due to disaster situation
バスの運行状況について【12月4日更新】
スリランカ交通局(SLTB)が運行する約1,500便のバスが運休。SLTBバスの座席予約を担当する会社は、事前に予約をしていた乗客は希望する他の日程に予約を変更できるとしています。乗客は代替日程を取得するためには、ホットライン1315または0703110506に連絡のこと。SLTBは日程変更に追加料金は適用されないとしている。
12月4日時点で、ヌワラエリヤ、ナワラピティヤ、ジャフナ、ワラパネ、ムットゥール、バイブルなどの目的地へのバスサービスは引き続き運休中。それ以外へのバスは運行を再開されているという。
参照)1,500 reserved SLTB bus journeys cancelled
【12月1日】コロンボ(マークンブラ)⇔ゴール日帰りで高速バス往復利用(弊社ゲストハウスのお客様/日本人)
【12月3日】コロンボフォート→マータラ行の高速バス、翌日ゴール→コロンボ(マークンブラ)行き高速バス利用(弊社ゲストハウスのお客様/日本人)
鉄道の運行状況について【12月7日更新】

鉄道局の発表【12月10日更新】
概要 *12月13日更新なし
- メインライン Main Line(紅茶鉄道):5日~当面の間は アンベプッサまで運行
- プッタラムライン Puttalam Line:ナッタンディアまで運行
- ケラニ渓谷鉄道 Kelani Valley Line:全区間で運行
- コースタルライン Coastal Line (海岸線):全区間で運行
→【12月10、11日】現在の天候状況により、マウントラビニア(Mount Lavinia)、パヤガーラ(Payagala)、アルトゥガマ(Aluthgama)、ゴール(Galle)区間では、安全確保のため 時速10km/h の速度制限を実施しています。 - 北部線、バッティカロア線、トリンコマリー線、マンナール線、マータレ線:運休
※運休区間については現在予約できません。
線路の15か所が宙吊り状態【12月7日更新】
スリランカの鉄道路線で丘陵地帯を通るキャンディ線、バドゥッラ線、マータレー線について
少なくとも15か所で、線路下の地盤が土が流失し崩れています。「線路下の土が侵食され、線路が15か所で宙吊りになっている状況です」とパドマプリヤ氏は述べています。
スリランカ鉄道は、合計286件の被害を確認しており、そのうち159件が地滑りによるものでした。線路に木が倒れたり、線路下の土が流失したりする被害は100件に上りました。
パドマプリヤ氏は「私たちは今も新たな被害箇所を見つけています。まだ到達できていない場所もあります」と述べました。
鉄道当局は、来週までにランブッカナ~クルネーガラ線を開通させたい考えです。
ガルオヤ~トリンコ線は復旧し、試運転が進行中です。
ランブッカナからマハ経由でガルオヤまでの区間は、引き続き不通となっています。
復旧には約3週間かかる見込みです。その後、バティカロア線とトリンコマリー線が開通する予定です。
「インドの援助で北部線を改良したインドの企業が支援に同意してくれました」とパドマプリヤ氏は述べました。「これには約1か月半かかるかもしれません。この区間には100キロメートル以上の線路があります。」
参照)Sri Lanka railway tracks ‘left hanging’ by Cyclone Ditwah : GM
メインライン Main Line(紅茶鉄道)【12月7日更新】
コロンボ~アンベプッサAmbepussa間での運行を再開しています。
アンベプッサは丘陵地帯の手前(コロンボとキャンディの中間)のため、キャンディやナヌオヤ(ヌワラエリヤ)、エッラなどの山間部の区間は運休となっています。
前述のように山間部の線路の損傷がひどく、復旧まではかなり時間を要する見込みのようです。

コースタルライン Coastal Line (海岸線)【12月10日更新】
全区間・全列車が運行再開。
【12月10、11日】マウントラビニア(Mount Lavinia)、パヤガーラ(Payagala)、アルトゥガマ(Aluthgama)、ゴール(Galle)区間では、安全確保のため 時速10km/h の速度制限を実施しています。

その他
プッタラムライン Puttalam Line
運行再開しています。12月4日発表の12月5日~当面の運行予定。
ケラニ渓谷鉄道 Kelani Valley Line【12月2日更新】
運行再開しています。

北部線は運休です。
時刻表アプリ「RDMNS.lk」で最新情報を検索
上記のスリランカ鉄道公式情報に加え、アプリ「RDMNS.lk」にて運行状況・予定などの最新情報を確認しましょう。ウェブページはシンハラ語表記が主のため、英語対応のアプリがおすすめです。
Live Train Alertsにて随時更新される各路線の情報を確認できます。当日の遅延情報もアプリ上でリアルタイムで確認できます。


鉄道利用時の注意点
悪天候の影響で鉄道線路の一部が損傷しており、車両を始発駅まで移動させることができない状況です。そのため、メインラインMain Lineでは列車本数が大幅に制限されています。運行中の列車も 非常に混雑 しています。
乗客はフットボード(ステップ)や車両の屋根に乗って移動しないよう注意が呼びかけられています。
電話回線・ネット回線について【12月3日更新】
デジタル経済副大臣のエランガ・ウィーララトゥネ氏は、最近の土砂崩れと洪水によって中断された電話およびインターネットサービスは、12月3日までに完全に復旧する見込みであると述べました。
同氏によると、州間の光ファイバー回線が11か所で損傷し、そのうち9か所は24時間以内に復旧しました。約4,000基の伝送塔が影響を受け、現在2,800基が稼働していますが、主に停電が原因で949基が引き続き停止しています。
ヌワラ・エリヤ、バドゥッラ、プッタラム、およびバブニヤでは復旧作業が継続されており、中でもヌワラ・エリヤとキャンディが最も深刻な影響を受けています。
同大臣は、障害の80%以上が解決されたと述べています。
参照)Communication networks to be fully restored by tomorrow
給水状況について【12月4日更新】
343の送水ポンプ場のうち、156か所が損傷【12月3日更新】▶
スリランカ全土にある343の送水ポンプ場のうち、計156カ所が現在の悪天候により部分的または完全に損傷したことを、国家上下水道庁(NWSDB)が確認。
NWSDBのチャンダナ・バンダラ議長によると、このうち126カ所はすでに復旧済みとのこと。さらに約30カ所のポンプ場が現在修理中。
復旧が最も遅れている地区は以下の通り。
キャンディ地区:66.8%
ケガッラ地区:75.09%
クルネーガラ地区:41.34%
プッタラム地区:52.82%
参照)126 damaged water pumping stations restored – Water Board
節水の呼びかけ、感染症流行リスク、災害による非感染性疾患の治療中断や薬の紛失【12月4日更新】
キャンディ、ケーガッラ、クルネーガラ、プッタラムを含む 387,964件の家庭用水道接続が未復旧 のまま。すべてのシステムが完全に復旧するまでには 数日かかる可能性がある とされています。公共には 節水利用が呼びかけられています。
国内各地で続く洪水状況により、今後感染症が発生する可能性があると 公衆衛生検査官(PHI)組合 が警告しました。
「非感染性疾患(NCD)の悪化も想定されます。特に糖尿病、高血圧、がんなどで治療中の患者は、災害により治療の中断や薬の紛失が起きており、特別な注意を払っています。」とのこと。
参照)PHIs warn: Communicable diseases, NCD conditions outbreak
液化石油ガス(LPG)の供給について
リトロ・ガス・スリランカ社は、液化石油ガス(LPG)の流通が島内の全地域で行われていることを確認。しかしながら、バドゥッラ、キャンディ、コロンボ、ケーガッラの4つの地区の48の地域において、配送ルートが閉鎖されているため、ガスの供給が滞っていると同氏は述べました。同氏は、アクセス障害が復旧され次第、リトロ・ガス・スリランカ社は直ちにガスタンクを流通させる用意ができていると語りました。
参照)LPG cylinder distribution affected by rd. blockages
在スリランカ日本国大使館からのお知らせ【12月3日追記】
スマートフォンの方はタップするとそれぞれPDFデータをご覧いただけます。
11月30日【注意喚起】サイクロンに伴うスリランカ国内の災害について
12月2日【注意喚起】洪水被害に伴う感染症への対策について
12月3日【注意喚起】スリランカ気象局による大雨に関する情報について
スリランカ観光局による現在の気象状況に関する声明【12月1日追記】
スリランカ政府観光局は11月27日付のメディアリリースにて以下の措置を導入したと発表。
ビザの無料延長
現況によりビザが失効した観光客を対象に、ビザ延長を無料で実施。
航空会社による対応策
・気象障害によりフライト変更を余儀なくされた観光客の、フライトキャンセル料・日程変更料を全額免除
・影響を受けた乗客が最小限の手間で旅行日程を調整できる柔軟な再予約ポリシー
・簡素化された確認プロセス:気象被害を受けた乗客の申告のみで免除対象となる
Official Statement on Current Weather and Tourism Situation in Sri Lanka -adaderana
インフラ・生活への影響
各地で以下の被害が報告されています。
- 水田・野菜畑などの農作物の広範な損害
- 小規模貯水池、橋梁、堰、運河、灌漑施設の破損
- 道路・鉄道の破損・冠水
- 通信障害・停電(65,000件以上)
灌漑局によると、
- 50以上の大規模貯水池
- 約50の中規模貯水池
が氾濫。さらに、48か所の貯水池で放水門が開放されています。
今後数週間は、救助・復旧活動、家を失った人々への避難所提供が優先される見通しです。
今できる安全対策
感染症対策
サイクロンの影響で起きた洪水の水が引くにつれて感染症などのリスクが高まっています。
・デング熱、チクングニヤ熱など蚊を媒介とする感染症を避けるため、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用しましょう。
・汚染された水・土壌への接触を避けるため、不用意に水たまりや池などに入らないようにしましょう。
・一般衛生状況の悪化により、食中毒などの経口感染症が増加するおそれがあります。生の食材(卵、肉、魚介類など)を触ったら必ず手を洗い、調理器具の衛生管理や食品の適切な保存に努め、加熱が必要な食品は、中心まで十分に加熱するようにしてください。
山間部(エッラ・ヌワラエリヤ・キャンディ等)は移動を最小限に
・地滑りの発生率が高い
・道路の崩落や通行止めが多い
モンスーンの影響でサイクロンが去った後も雨が降ることがあります。地盤が緩んでいますので引き続き注意が必要です。
鉄道(メインライン)は運休のため利用・予約不可、車での移動時は経路を必ず確認してください。迂回により通常よりも時間がかかるため、時間に余裕をもってご移動ください。
川・貯水池・ダム周辺には近づかない
12月6日現在も放水が続いています。
散策や写真撮影で近づく行為は厳禁です。
停電への準備
・モバイルバッテリー
・飲料水の確保
・宿泊施設の発電機の有無を事前確認
スリランカから出国予定の方
本記事冒頭の在スリランカ日本国大使館からのお知らせにもある通り、空港へ向かう際は コロンボ–カトゥナヤケ高速道路の利用が推奨されています。
通常よりも空港までの移動に時間がかかる可能性があり、空港内も混雑が予想されますので、時間に十分余裕をもって行動してください。
最新情報のチェック
・在スリランカ日本国大使館
・災害対策センター(DMC -Disaster Management Centre)
・UNDPによる衛星データ分析-Mapping the Initial Impact of Cyclone Ditwah in Sri Lanka
日本政府・JICAによる公的支援【12月8日追加】
11月29日 スリランカで発生したサイクロン被害を受けた日本政府の緊急援助
日本政府は、スリランカ民主社会主義共和国においてサイクロンによる多大な被害が生じていることを受け、国際協力機構(JICA)を通じて調査チームを派遣します。同調査チームはJICA職員や医療関係者を含む計4名により構成され、11月30日に日本を出発。
また、日本政府は、スリランカ政府からの要請を受け、国際協力機構(JICA)を通じ、緊急援助物資(テント、毛布等)を供与することを決定しました。
大使館ニュース/プレスリリース/令和7年11月29日報道発表
JICA緊急援助ニュースリリース/2025.11.29/JICA調査チームの派遣について
JICA緊急援助ニュースリリース/2025.11.29/-物資供与-
12月1日 サイクロン被害に対する国際緊急援助隊・医療チームの派遣
日本政府は、国際協力機構(JICA)の調査チームの派遣等を通じ、具体的な医療ニーズ等の確認がなされたこと等を踏まえ、国際緊急援助隊・医療チームを現地に向けて派遣することを決定しました。国際緊急援助隊・医療チームは、外務省・JICA職員及び登録された医師、看護師等を含む31名で構成され、12月3日に日本を出発する予定です。
大使館ニュース/プレスリリース/令和7年12月1日報道発表
JICA緊急援助ニュースリリース/2025.12.01/国際緊急援助隊・医療チームの派遣について
12月4日 サイクロン被害に対する緊急援助-供与物資の引渡し-
サイクロン被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。
今回の緊急支援物資の供与と平行して、国際緊急援助隊・医療チーム31名がスリランカに派遣され、プッタラム県チラウ市で活動を開始しています。JICAは2024年12月の洪水・地滑り被害発生時にも緊急支援物資を提供しており、こうした継続的な支援は、困難な時に互いに助け合うことで築かれた、日本・スリランカ両国間の強い絆と相互信頼を象徴しています。
サイクロン被害への緊急支援・寄付・救援物資【12月12日更新】
被災地・被災者のための緊急支援のためのリンク(順不同)
ピースウィンズ・ジャパン:クラウドファンディング

READYFOR:ピースウィンズ・ジャパン-緊急支援|スリランカでの洪水被害への支援を
YAHOO!JAPANネット募金:2025年11月 スリランカ サイクロン緊急支援(ピースウィンズ・ジャパン)
CAMPFIRE:【緊急支援】スリランカ|サイクロン被災者に迅速な支援を|ピースウィンズ・ジャパン
コロンナーワ・ロータリークラブ(現金のご寄付)

12月1日(月)テレビ朝日「報道ステーション」にて現地の様子が報道されたコロンボ郊外のコロンナーワ市のロータリークラブが支援活動を行っています。
【12月10日】上記ご寄付をもとに、コロンナーワ・ロータリークラブによる支援物資320世帯分のパッキングがNational Children’s Education Foundationにて行われました。
【12月13日】National Children’s Education Foundationにて配布しました。




アジアパシフィックアライアンス(A-PAD):クラウドファンディング

READYFOR:アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)-【スリランカ サイクロン2025】緊急支援にご協力をお願いします
YAHOO!JAPANネット募金:【2025年スリランカ・サイクロン】緊急支援にご協力をお願いします(アジアパシフィックアライアンス)
A-PADスリランカはこれまでにA-PADスリランカ捜索救助チームを派遣し、合計21名の救助に成功。物資支援等の活動にも取り組まれています。
◆12月2日付のシチュエーションリポート。
◆12月3~4日付のシチュエーションレポート
■ アジアパシフィックアライアンス(A-PAD):物資によるご支援
国家災害救援サービスセンター(NDRSC)および防災省が承認した標準キットに沿ったご寄付を推奨。
以下、承認済みリスト。
- 緊急食料パック
- sいかku非食料品(災害発生後最初の72時間)
- 衛生キット(女性用)
- 衛生キット(男性用)
- 衛生キット(乳児用)
- ファミリーキット(4〜5人家族向け)
- 食料品
- 非食料品
また、被災地域から帰宅した家族が増えているため、清掃用品のニーズが急速に高まっています。これらは汚染管理、安全な清掃作業、水系感染症の拡大防止に不可欠です。さらに、学習継続(学校再開準備)や家庭の再建(調理器具キットなど)を支援する寄付も歓迎しています。
以下のリストも添付しております:
- 清掃用品
- 教育用品キット
- 調理器具キット
■ 受け取り場所・受付時間
場所: A-PAD Sri Lanka オフィス
410/116, Bauddhaloka Mawatha, Colombo 07 | Google Pin
受付時間: 月〜金 9:00〜16:00
(大量の物資や週末のお持ち込みをご希望の場合は、事前にご連絡ください。スタッフが現地調査に出ている場合があります。)
■ アジアパシフィックアライアンス(A-PAD):現金のご寄付
物資の寄付に加え、金銭的なご支援も歓迎しております。現金の寄付は迅速な行動につながり、現地で必要物資を調達したり、物流を支えたり、深刻な被災地で新たなニーズが生じた際に即応することが可能になります。
寄付用口座情報:
- 口座名義: A-PAD Lanka
- 口座番号: 101001116348
- 銀行名: DFCC Bank(Development Finance Corporation of Ceylon Bank)
- 支店: Wellawatte
- SWIFTコード: DFCCLKLX
- 銀行コード: 7454
- 支店コード: 033
振込の際は、備考/参照欄に “Disaster Relief”(災害救援) とご記入ください。
また、振込後は 領収書または取引画面のスクリーンショット とともに、
お名前、所属組織、連絡先(電話番号・メール)をお知らせいただけますと助かります。
適切な基金配分と報告のために必要となります。
寄付・調整・お問い合わせ先:
- Rilwana Lariff – rilwana@apad.lk / 0763280029
- Gethmi Adikari – gethmi@apad.lk / 0760950172
皆さまからのご支援は、規模の大小にかかわらず、ほとんどすべてを失ったご家族が再建への一歩を踏み出す大きな力となります。
A-PAD Sri Lanka は、いただいたすべての寄付(物資・金銭)を、最も支援を必要とする人々へ確実に届けることをお約束します。政府機関、地域のレスポンダー、民間パートナーネットワークと緊密に連携し、孤立・過小支援・深刻な被災地域への「最後の一歩の配送」を最優先に取り組んでいます。皆さまから託された寄付は、責任をもって管理し、透明性のあるニーズに基づいて配分いたします。
この困難な時期に、スリランカと共にいてくださり、心より感謝申し上げます。
駐日スリランカ大使館「スリランカ政府災害救援基金」

スリランカ紅茶専門店ミツティー(チャリティー商品購入)

【スリランカ応援】チャリティー紅茶 サイクロン復興支援を始められました。
スリランカ産スパイス販売 Thunapaha トゥナパナ:寄付
12/14(日) 11:00-16:00にて@hola_neubono(都営新宿線 菊川駅 徒歩3分)実施のイベントでの受付、もしくは銀行振込で受付ています。
スリランカ アーユルヴェーダ家庭料理店あ~ゆぼ~わん:救援物資
スリランカ出身の長岡技術大学の学生が長岡から埼玉へ救援物資を運び、船便のコンテナで現地に輸送。12月7日まで受付。
靴・学用品・生理用品・衣類・日用生活品・赤ちゃん用おむつ・乾物食品(麺類、ビスケット、缶詰など)、乳幼児・子ども用品
※新品あるいは未使用品に限る
SEAF(スリランカ日本教育文化センター)義援金
スリランカ政府が設けた支援窓口への義援金
KIYOTAコーヒーカンパニー:コーヒー・紅茶生産者への緊急支援【12月14日追加】
支援をしていただける方は、以下の振込先まで支援金を振込ください。
ゆうちょ銀行
支店名 七一八 普通預金 1026449
(シャ)ニホンフェアトレードイインカイまで、

2023年10月よりコロンボ在住
ジェフリー・バワをきっかけにスリランカを旅して、気が付けば住むことに
紅茶もコーヒーもお酒も辛いものも甘いものも好きです
スリランカでいちばん好きなお菓子はルヌガンガのバタークッキー
雑誌の撮影・デザイン・編集など, 一級建築士
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目次1 2025年12月5日~6日【1泊2日】31,500円2 2025年11月13日~14日【1泊2日】セダン2名:36,000円3 2025年10月8日【0泊1日】セダン2名:21,500円4 2025年5月5日~5…
2025年12月07日 -
スリランカのサイクロン影響と最新状況|観光・鉄道【12月15日・随時更...
スリランカを襲ったサイクロンにより発生した洪水・地滑りで、犠牲になられた方々に哀悼の誠を捧げるとともに、御遺族に対し謹んでお悔やみを申し上げます。被害に遭われた方々の早期の御快復をお祈りし、心よりお見舞い申し上げます。 …
2025年12月01日 -
【デジタル版公開】vol.19 アルガムベイ特集&コロンボバワ建築MA...
目次1 スリランカ唯一の日本語情報誌『スパイスアップ・スリランカ』デジタル版を公開!2 2025年10月発行 vol.19「アジア屈指のサーフスポット 東海岸アルガムベイ」特集号2.1 vol.19目次3 vol.19デ…
2025年11月20日
