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【ストリートスナップ inスリランカ】文化と宗教が入り混じるコロンボで道行く人をスナップ!

2024年8月19日

光り輝く島といわれる、スリランカ。

そんなスリランカに来る前のイメージは、ゆったりと流れる空気と人々でした。

でも、最大都市のコロンボに実際に来てみると、高層ビルも多く立ち並び、人々もせわしなく働いていて、思っていたより忙しそうな街。

けれど、しっかりと立ち止まってみると、そこには何となく思い描いていた、スリランカの穏やかで温かく、生き生きとした姿がありました。

今回は、ファッションスナップと題し、そんなコロンボの人のことを、ご紹介していきます。

ファッションモール“ODEL”

最初にやって来たのは、ODEL(オデール)。

ここは、スリランカ人の女性企業家が創業した衣料小売店を源流にもつ、国内初のデパートで、ZARAやH&Mのような雰囲気の洋服が中心に並んでいて、コロンボでもおしゃれな人が集まっています。

パッと目を引く爽やかな水色のワンピースをまとった彼女は、近くの会社でジャーナリストとして働いていて、取材をしながら記事を書いているそう。

シンプルなコーディネートだけど、ワンピースのニット生地や、さりげない首元のサングラスにおしゃれ心を感じます。

写真を撮られることが得意ではないそうで、少し恥ずかしがりながらでしたが、笑顔がとっても素敵な方でした。撮影を承諾してもらってありがとうございました!

大きな花柄模様のサリーが素敵なこの女性は、学校の先生をしていて、仕事帰りにセール目当てでODELに寄ったのだそう。スリランカでは、銀行や学校などのオフィシャルなで働く際は女性はサリーを身に着けるのが一般的だといいます。

「今日は服が最大70%オフよ!」とODELのお得な情報を教えてもらったうえ、私たちが色々とスリランカで取材をしていることを伝えると、「困ったことがあったらいつでも連絡してね!」と電話番号まで渡してくれました。

スリランカの人のおせっかいすぎる優しさがいいなーと、こういうことがある度に思います。

続いては、クールにモノトーンできめたこちらのカップル。

シンプルな服装なのに、どこからともなくオーラを感じて、後ろを追いかけて写真を撮らせてください!とお願いしました。

男性の方はゆるっとしたシルエットにカールがかった長髪と、女性はシックなオールブラックのワンピースで、颯爽と歩く姿が絵になります。

海沿いの広場”Galle Face Green”

続いてやって来たのは、Galle Face Green(ゴールフェイスグリーン)。

ここは海に面した大きな広場で、目の前にはインド洋が広がります。

コロンボの中心地にあることもあって、特に夕方頃になると多くの家族・友人・恋人たちなどの憩いの場になります。

まずは、長髪が風になびいて爽やかなこちらの男性。

白いシャツと丸眼鏡の組み合わせがおしゃれです。

続いては薄い花柄のワンピースがキュートなこちらの女性。脚をクロスしてしっかりポーズも決めてくれました。

彼氏の方と海を見に遊びに来ていて、2人で写真を撮っていたところをお邪魔しました。私たちが写真を撮ってもいいか話しかけると、優しい笑顔でもちろん!と言ってくれて、こちらまで笑顔になってしまう、素敵な女性でした!

こちらは、多くの人が海を背景に写真を撮っているなか、ひとり端に座り込んで魚釣りをしていた男性。緑のペットボトルに切り込みを入れて釣れた魚を入れるための容器にしながら、海に糸を垂らしていました。

あまり魚は釣れていないようでしたが、渋くてかっこいい!  

向こうから話しかけてもらったおじさん二人組。どうやらインド出身だそう。

私たちが海辺でぼーっとしていると、「どこから来たの?」「コロンボは楽しんでいるかい?」とフレンドリーに話しかけてくれました。

左の男性の、ミントグリーンのチェックシャツにジーンズ&革靴がおしゃれです。

スリランカといえばお坊さん。普段街を歩いていてもたまにオレンジ色の袈裟を着た僧を見かけますが、この日は近くで仏教のイベントがあったようで、広場にもたくさんのお坊さんがいました。

まだあどけない表情ですが、袈裟を着ている姿は凛々しくてかっこいいです。

チリンチリンと鈴を鳴らしながらお菓子を売り歩いていたサロン(腰布)姿の男性。

傾きかけた日の光に照らされて立つ姿がかっこよくて、絵になります!

せっかくなので、このおじさんが売っていた謎のお菓子を購入してみました。

箱からピンクの糸の塊のようなものを取り出すおじさん。どんな味か聞くと、「Sweet!」らしい。

ピンクの塊をせんべいのようなもので挟んで、出来上がり。

少し怖がりながらも食べてみると、意外とおいしくてびっくりです。口に入れた瞬間、溶けて甘いものが口いっぱいに広がりました。

続いては、テレビの撮影見学に行ってきた帰りだという親子。お母さんと娘さんがそろって花柄をまとっているのがキュート!

「服装がおしゃれだね」と伝えると、嬉しそうに”Thank you”と言ってくれたのがまたかわいらしかったです。

 

 

続いては1人で座っていたおばあちゃん。段に腰かけて海を眺めていたところが素敵で、「写真撮ってもいいですか?」と話しかけると、わざわざピーンと立ちあがってくれました。

ヒンドゥー系のスタイルが美しく、ワンピース下部の赤い花柄が目を引きます。

こちらは、小さい女の子3人と、彼女たちを引き連れたおばあちゃん。すぐ近くでは芝生の上でシャボン玉のおもちゃがたくさん売られていましたが、この子たちもおばあちゃんに買ってもらったのでしょうか?

みんな髪の毛を上の方で結んでピョンとしているのがとってもキュート!

こちらは、親戚の集まりだという方々。日本だと、親戚とはいえこんなに大勢で集まって出かけることはあまりないので、少し驚きです。

真ん中のお坊さんがとてもフレンドリーで、「あなたたちも一緒に撮ろうよ!」と私たちも加わって謎の集合写真まで撮りました。

家族で集まって出かける機会があるなんて素敵ですね。

最後にご紹介するのは、こちらのムスリム一家。

スリランカでは仏教徒が全体の7割を占めますが、残りの内の約1割ほどはイスラム教徒で、多様な宗教が入り混じるコロンボでは、ムスリムの方たちもよく目にします。

お母さんそっくりの男の子がとってもかわいらしい!お母さんのヒジャブ姿も、下の赤のストライプがアクセントになっていて素敵です。

まとめ

さて、スリランカの大都市・コロンボでのファッションスナップはいかがだったでしょうか。

スリランカの方々は、初めは日本人のようにシャイな一面もあるものの、会話をしてみるとフレンドリーでホスピタリティ溢れる人柄だという印象を受けました。

どの方もファッションはもちろんのこと、内面からにじみ出る雰囲気もそれぞれとっても素敵で、スリランカの人たちのことがより一層好きになりました。

皆さんも是非、スリランカを訪れてみてはいかがでしょうか。

きっと素敵な出会いがあなたを待っていますよ!

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