【スリランカにおける身近な危険】ぼったくりトゥクトゥクに乗ってみた!?
スリランカの観光地では“ぼったくり”に遭遇してしまうことがあります。
せっかくの楽しい旅行中に、ぼったくりにあってしまって嫌な気持ちになることがないように、海外が初めての私が体験したぼったくりについて、具体的に紹介したいと思います。
目次
遭遇する機会の多い“ぼったくり”
タクシーやトゥクトゥクでのぼったくり
スリランカでは、タクシーやトゥクトゥク(オートリキシャ)を利用する機会が多いです。しかし、すべてのドライバーが正規価格で運行するわけではなく、メーターを使わずに高額な運賃を請求するドライバーも一定数存在しています。(特に観光地周辺)

町案内ガイドのぼったくり
乗り物のほかにも、街中で突然町案内を申し出て、ツアー終了後に高額な料金を要求してくることがあります。「今日は仏教のお祭りが近くでやっているよ、案内してあげる!」などと声をかけられます。断り切れずについていった結果、お祭りが開催されておらず、ガイド料だけせしめてくることがほとんどです。
筆者がぼったくりトゥクトゥクに乗車した際の経験談
ここからは、筆者がコロンボのぼったくりトゥクトゥクに乗った際に起こった出来事を書いていこうと思います。 宿泊しているゲストハウスから、ペター市場行きのバス停へ向かって歩いていると、「Japanese? コンニチハ!」と道端のおじさんが、話しかけてきました。 前もって、話しかけてくる現地の人のほとんどが、ぼったくり勧誘であると聞いていましたが、物は試しにそのおじさんと共にペター市場へトゥクトゥクで向かうことに。途中の酒屋でビールをご馳走になり、感謝を告げながらトゥクトゥクに乗っていると、方向が明らかに違う。改めて行き先を尋ねると、「景色の良い場所を知っているから、そこで飲んでから。」とのこと。さすがに怪しいと感じつつ、ポートシティの浜辺でのんびりお酒を飲みかわす。渡されたストロング缶(アルコール度数8.8%)を飲み干し、次こそはペター市場へ送るように伝えると了承。ペター市場へ向かってくれました。
ペター市場のはずれで下車。運転手から、「二人で4800ルピーだよ。」と告げられました。(相場だと300ルピー)15倍の値段を吹っ掛けられ、さすがに看過できず、「NO! You said 300. I pay 300! 」と言った結果、路上で5分ほど揉めることに。周りの視線が集まり始めると、運転手もばつが悪くなったのか、二人で4000ルピーと値下げし、もう一人の乗客であるおじさんからお金を請求するようになりました。
ぼったくりに乗車するからには、2000ルピーまでは払う覚悟はあったため、2000ルピーを運転手に見せ、その場を離れるそぶりを見せました。おじさんもそれを見て、2000ルピーを払い、その場を後にしました。
ドライバーと声をかけてきたおじさんはグルで、観光客から金を巻き上げ、2人で折半する手口ではないかと思います。
自分としては、ビールを奢ってもらい、ポートシティの観光案内までしてもらったので、2000ルピーを払うのはそこまで高いとは思いませんでした。しかし、無用なトラブルや危険な場所へ連れていかれることを防ぐためにも、それ以降は配車アプリを基本的に使っています。
数日後、道を歩いていると「Wow, Best friend !」と同じおじさんに声をかけられました。それはもう全力で「NO!!」と応えました。あそこまでフレンドリーに話しかけられると、面の皮が厚すぎて怒る気にもならず、文化の違いを体感しました。
“ぼったくり”を避けるための対策
私がスリランカでの生活を通して、ぼったくりを避けることに一番効果があったことは、乗車時にトゥクトゥクを映像で撮影していいか確認をとることです。通常のドライバーであれば、機械を撮影することに抵抗を示さず、ノリノリで撮影に乗ってくることが多いです。しかし、ぼったくりトゥクトゥクの場合は、足が付くことを恐れるため、その反応を見て運転手が信用できるか、ある程度図れます。

乗車を断るうえで必要なことは、はっきりと「NO」と意思表示をすることです。はじめは断ることは失礼だと考えていましたが、相手からしても乗る気のない相手へ費やす時間は短い方が良いと考えを改めてから、自分の意思を伝えやすくなりました。だらだらとうやむやに話を長引かせることは互いに悪いことばかり。相手のためにも、自分の意思をはっきりと伝えましょう。
スリランカでは、UberやPick Upのような配車アプリを使う方が安心です。配車アプリを使える環境下では、積極的に利用することを強くおススメします。
まとめ
相手側から積極的に声をかけてくる個人タクシーは、日本にはない文化で戸惑うことも多いですが、対策さえ分かっていれば恐れるに足らず。私の経験と、この記事が皆さんの楽しいスリランカ旅行を手助けできれば幸いです。
お酒とキャンプが好きな男子大学生。
逸る気持ちのみを携えて、スリランカに渡航。
日本との違いに苦戦しながら刺激的な毎日を送っています。
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