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ミニストリーオブクラブ、UNDPスリランカ事務所とマングローブ保護で提携

2024年9月17日

ミニストリーオブクラブは、地球環境ファシリティ(GEF:Global Environment Facility)の小規模補助金プログラム(SGP:Small Grants Programme)を通じてマングローブ保護を推進するため、国際連合開発計画(UNDP:United Nations Development Programme)のスリランカ事務所と提携しました。

この提携を記念して、ミニストリーオブクラブのダルシャン・ムニダーサ氏と、UNDPスリランカ事務所常駐代表の久保田あづさ氏が、正式な合意書に署名しました。

現在SGPはスリランカにおいては、生態学的に敏感な3つの地域(「コロンボ湿地」、世界自然遺産の「ナックルズ山脈」、「マンナールからジャフナまでの沿岸地域」を支援しています。

今回のプロジェクトでは、マンナール地域で18か月に渡ってマングローブを1000本植樹し、植樹したマングローブの維持と監視を行うために若者グループを結成します。

マングローブ林は、ミニストリーオブクラブで提供されるマッドクラブの生息地でもあり、地元の小規模コミュニティの重要な生活・食糧の源でもあります。

ミニストリーオブクラブは、持続可能な方法で水産物を調達することを重視し、地元の漁業コミュニティの生活を支援するサプライヤーと協力してきました。 また、レストラン開店当初から、500グラム以下のカニを提供しないことで、マッドクラブの持続可能な収穫を提唱してきました。

スリランカ漁業省は最近、「2024年マッドクラブ漁業管理規則」を導入し、マッドクラブの乱獲を防ごうとしています。この規則はスリランカの海域における野生のマッドクラブの捕獲・販売・所有・加工・輸出が可能な野生のカニの最小サイズを規定しています。

これに加えて本プロジェクトでは、地域社会グループを対象としたプラスチックゴミ排出ゼロの意識向上トレーニング、ゴミ箱を活用した公共のゴミ収集、生分解性廃棄物用の溝の掘削、土壌と水の保全、女性が率いる事業の強化など、地域社会の構築に向けた取り組みも促進されます。

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