ミニストリーオブクラブ、UNDPスリランカ事務所とマングローブ保護で提携
ミニストリーオブクラブは、地球環境ファシリティ(GEF:Global Environment Facility)の小規模補助金プログラム(SGP:Small Grants Programme)を通じてマングローブ保護を推進するため、国際連合開発計画(UNDP:United Nations Development Programme)のスリランカ事務所と提携しました。
この提携を記念して、ミニストリーオブクラブのダルシャン・ムニダーサ氏と、UNDPスリランカ事務所常駐代表の久保田あづさ氏が、正式な合意書に署名しました。
現在SGPはスリランカにおいては、生態学的に敏感な3つの地域(「コロンボ湿地」、世界自然遺産の「ナックルズ山脈」、「マンナールからジャフナまでの沿岸地域」)を支援しています。
今回のプロジェクトでは、マンナール地域で18か月に渡ってマングローブを1000本植樹し、植樹したマングローブの維持と監視を行うために若者グループを結成します。
マングローブ林は、ミニストリーオブクラブで提供されるマッドクラブの生息地でもあり、地元の小規模コミュニティの重要な生活・食糧の源でもあります。
ミニストリーオブクラブは、持続可能な方法で水産物を調達することを重視し、地元の漁業コミュニティの生活を支援するサプライヤーと協力してきました。 また、レストラン開店当初から、500グラム以下のカニを提供しないことで、マッドクラブの持続可能な収穫を提唱してきました。
スリランカ漁業省は最近、「2024年マッドクラブ漁業管理規則」を導入し、マッドクラブの乱獲を防ごうとしています。この規則はスリランカの海域における野生のマッドクラブの捕獲・販売・所有・加工・輸出が可能な野生のカニの最小サイズを規定しています。
これに加えて本プロジェクトでは、地域社会グループを対象としたプラスチックゴミ排出ゼロの意識向上トレーニング、ゴミ箱を活用した公共のゴミ収集、生分解性廃棄物用の溝の掘削、土壌と水の保全、女性が率いる事業の強化など、地域社会の構築に向けた取り組みも促進されます。
「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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