バスでバンダラナイケ国際空港からコロンボ市内へ!
今回は、バスでバンダラナイケ国際空港からコロンボ市内へ移動する方法についてまとめました。
多くの観光客はタクシーで移動するため、バスでの移動方法に関する情報があまりありません。
スリランカでインターンをしている筆者が実際にバスに乗った実体験をもとにアクセス方法をご紹介します。
空港の基本情報
スリランカの空の玄関口である、バンダラナイケ国際空港(CMB)。カトゥナーヤカ地区にあるため、地元の人からはカトゥナーヤカ空港とも呼ばれています。バンダラナイケ国際空港は、国内線7路線、国際線47路線を結ぶ空港です。日本からはスリランカ航空の成田空港発直行便が就航しています。
アクセス方法
スリランカの最大都市であるコロンボ市内までは車で約40分かかります。市内までのアクセスは基本的にタクシー、バスの2つになります。
タクシー
スリランカでは、UberとPickMeが一般的な配車アプリで、こちらの使用をおすすめします。空港前に止まっている車は違法な値段を請求される可能性があるため、あまりおすすめ出来ません。
料金:LKR4000
時間:約40分
バス
バスはコロンボ市内までのアクセス方法の中で最も格安です。また、ほとんどが地元の人しか使用しないため、ローカルな雰囲気を体験出来ます。
空港から15分ほど歩いたAvariwatta Bus Standからコロンボ行きのバスに乗車します。
空港からバス停までは、道が舗装されていない箇所や街頭がない場所があります。スーツケースなどの大型荷物をお持ちの方や夜間に到着された方は、コロンボ市内までタクシーを利用することをおすすめします。
インスタグラムには空港からAvariwatta Bus Standまでの道順を説明した動画を投稿しているので、よろしければこちらもご覧ください!
187番バスがコロンボ市内と空港をつなぐ路線になっています。終点はペターにあるFort Bus Standです。
ここでは、187番のバスが2種類あることに注意してください。
装飾が派手な大型バスとマイクロバスが隣同士に並んでいます。
どちらもコロンボ市内に行きますが、料金と所要時間が異なります。
<大型バス>
料金:LKR200(降車前に支払い)
時間:約2時間
こちらのバスは高速バスではなく下道を通り、全てのバス停に到着するため、高速に乗るよりも倍の時間がかかります。また、車内はクーラーが効いておらず、窓が全開です。走行中は風があって涼しいのですが、停車すると蒸し暑いです。
Google Mapで検索すると2時間以上かかるルートが出てきますが、それは全て大型バスを利用した場合になります。また、乗り換えのルートが提示されますが、187番は市内まで1本で行くことが出来ます。
<マイクロバス>
料金:LKR300(車内で集金)
時間:約50分
こちらのバスは、高速バスです。187の数字の隣に”Highway Express”と書かれています。
187番のバス近くに行くと、「Colombo! Colombo!」と叫んでいる人がいるため、その人に「コロンボに行きたい!」と話すとマイクロバスに乗せてくれます。
車内はクーラーが効いており、快適に過ごすことが出来ます。高速道路までは全てのバス停に止まり、地元の方々が乗ってくるため、席はほぼ満席になります。席が満席になると、高速道路を走行するにもかかわらず、車内で立つ人もいます。
日本では考えられない光景を目の当たり出来るのも、バスを使うメリットの一つです。
筆者の経験談
初めてバスでコロンボ市内に向かうとき、187番のバスが2種類あることを知らず、大型バスに乗車しました。マイクロバスのお兄さんに「LKR300でコロンボまで行けるよ!」と言われ「安いな」と思いつつ、安さの限界に挑戦してみたい衝動が、、、隣にいた大型バスの乗客に料金を聞くと、LKR200で行けると判明し、なんで同じ187番なのに料金が違うんだろうと不思議でしたが迷わず大型バスに乗車しました。発車してしばらくしても一向に高速道路を走行する気配がありません。後から気がついたのですが、大型のバスはコロンボ市内でも走っている下道専用のローカルバスだったのです。皆さん、バスの大きさにはご注意を!
大型バスは窓が全開になっているため、走行中は土煙と排気ガスが車内に入ってきました。バスが走る道は舗道されていない箇所があったり、運転手さんの運転が荒かったり、かなりハードな2時間でした。筆者は車酔いしやすいタイプではありませんが、このバスで久しぶりに気分が悪くなりました。
大型バスとマイクロバスは料金がLKR100しか変わらないため、時間が短く、クーラーが搭載されているマイクロバスをおすすめします!
メリット・デメリット
タクシー
メリット
最終目的地まで連れて行ってくれる
荷物の心配をする必要がない
デメリット
バスに比べると高い
白タクに注意する必要がある
バス
メリット
格安
ローカルな雰囲気を味わうことが出来る
デメリット
バス停が空港から少し離れている
最終目的地までは自分で移動する必要がある
まとめ
今回はバスでバンダラナイケ国際空港からコロンボ市内へ移動する方法をご紹介しました。
あまり知られていないバス移動は、格安かつ異国の雰囲気を感じられる魅力的な移動方法でした。
旅の始まりからスリランカを感じてみてください。
次回は、コロンボ市内から空港までのアクセスについてご紹介します。
参考:Fly Team
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