上空からシーギリヤロックを眺めるコロンボから35分の空の旅!

今回、スリランカの国内線を使って、コロンボからシーギリヤまで行ってきました。
スリランカの主な交通手段は車やバス、鉄道ですが、時間を効率的に使って行動したい方には国内線の利用をおすすめします。
シーギリヤまで利用する場合は、シーギリヤロックとピドゥランガラロックが対になっている姿を上空から見ることが出来ます。
Cinnamon Airについて
スリランカで国内線といったら、Cinnamon Airかスリランカ空軍が運営するヘリツアーズです。
現在、ヘリツアーズの国内線は休止しています。
国際線は下記に問い合わせてみてください。
今回はCinnamon Airを利用しました。Cinnamon Airは時間が決められている定時便と自分で時間と目的地を決められるチャーター便があります。今回は定時便をご紹介します。
定時便はスリランカの玄関口、バンダラナイケ国際空港を起点にスリランカ各地へ飛ぶことが出来ます。目的地によっては直行便と途中地点を経由する便がありますが、全て約1時間以内には目的地に到着します。
チケット購入
Cinnamon Airの公式サイトからチケットを購入することが出来ます。
Webサイトはこちらから
私が購入した8月はSummer Saleを開催していて、$118で購入しました。セール期間以外では、$235で購入出来ます。
支払い方法はクレジットカードのみです。AMEX、MASTER、VISAの3種類が使えます。
私はAMEXを使おうとしましたが何度もエラーが出てしまい、結局VISAでの支払いにしました。また、カード情報を入力するとSMSにワンタイムパスワードが登録している日本の携帯電話番号に送信される場合があるため、海外にいるためSMSが届かないという可能性もあります。Cinnamon Airを利用する予定がある場合はスリランカ渡航前にチケットを購入することをおすすめします。
搭乗までの流れ
チケットを購入すると、登録したメールアドレスに何通かメールが届きます。ここで一番重要なメールがAirport BIAから送られてくるメールです。このメールでは、フライト前に宿泊するホテルの詳細やシーギリヤでの滞在先、荷物の個数や重さなどをCinnamon Airに情報共有するようにお願いされます。
ここで重要なのが、シーギリヤ空港まで迎えに来る車の情報を伝えることです。シーギリヤ空港はスリランカ空軍が管理しているため、空港敷地内に入る車両や人が制限されています。そのため、UberやPick Meが使えません。事前にホテルに空港ピックアップを頼んでおきましょう。
また、同じメール内に当日のピックアップポイントやピックアップ方法が書かれています。
Cinnamon Airが離着陸する場所はバンダラナイケ国際空港の国際線出発ターミナルとは離れたところに位置しています。間違って国際線出発ターミナルに行かないように気をつけてください。
ピックアップポイントはこちらです。
時間になるとピックアップの車が来て、専用のラウンジに向かいます。
到着後、セキュリティチェックを受け、飛行機の準備が整うまでラウンジで待機します。
このラウンジは、紅茶やコーヒー、ペットボトルの水が置いてあり、自由に利用する事があります。また、Wi-Fiもあります。まさに、VIP対応でした。
機内
飛行機の準備が出来ると、ついに飛行機に乗り込みます。ラウンジから飛行機までは滑走路を歩いて向かいます。タイミングが良いと、離着陸する飛行機を間近で見ることが出来ます。
飛行機は小型飛行機です。
乗り込むと客席が6席とパイロット用の2席、スタッフ用の2席があります。席は皮製で高級感があります。機内の天井は低く、腰をかがめながら移動します。私が乗った時は、私を含め2人しか乗客がいなかったため広々と過ごすことが出来ました。
客席からは操縦席が丸見えで、普段の飛行機では見ることが出来ない、離陸前のパイロット同士の会話や操縦を見ることが出来ます。
離陸は想像よりも安定していました。小型飛行機のため、大型と比べると離陸までの助走が短く、新鮮でした。
小型飛行機は、大型よりも窓が大きく、左側の席に座っていても右側の窓からの景色も楽しむことが出来ます。大型飛行機に乗っている時よりも空を飛んでいる!と実感出来ます。
シーギリヤに近づくと、シーギリヤロックとピドゥランガラロックを上空から見ることが出来ます。パイロットがシーギリヤロック!と教えてくれて、写真を撮るために席を移動してもいいよと言ってくれたため、席を移動して写真を撮ることが出来ました。
しかし、空港に近づくと迂回するため、どちら側の席に座っていてもシーギリヤロックは見ることが出来ます。
シーギリヤは風が強いため、着陸直前はかなり揺れます。ジェットコースターに乗っているような浮遊感を感じます。私はあまり乗り物酔いをしないのですが、今回はかなり具合が悪くなりました。乗り物酔いしやすい方は酔い止めを服薬することをおすすめします。
着陸後
この飛行機の最終目的地はスリランカ北部のジャフナなので、着陸後、シーギリヤで降りる人は素早く降ります。
飛行機を降りると、待合室に案内され、ここで迎えの車を待ちます。
空港からシーギリヤ中心部までは10分弱で着きます。
まとめ
北海道の0.8倍ほどの面積があるスリランカ。陸路で移動しようとすると、主な観光地まで3、4時間の移動は当たり前です。移動するだけで疲れ果ててしまうこともしばしば。飛行機で移動をすると、体力と時間を確保したまま観光することが出来ます。特に、シーギリヤに行く場合は、到着日の昼過ぎからシーギリヤロックやピドゥランガラロックに登れます。また、小型飛行機に乗るという経験と上空から二つのロックを見る経験を同時にすることが出来ます。
ただの交通手段としてだけではなく、一種のアトラクションとして国内線を利用するのも良いかもしれません。
興味がある方は是非利用してみてください!
参考)
新着記事
-
マレーシアでキャリアアドバイザーとして働く元インターン生にインタビュー...
今回は、Spice Upの元インターン生で、現在はマレーシアの人材紹介会社でキャリアアドバイザーとしてご活躍されているNさん(社会人5年目、女性)にインタビューしてきました! Nさんは、とってもユニークなご経歴の持ち主!…
2025年1月31日 -
男子大学生2人でスリランカ一周してみた!第4章【最西端編】
第3章【最北端編】を読んでいただけましたか? 前回のおさらい。 第3章【最北端編】では、最東端の街コマリ(Komari)を出発し、コマリと最北端の街のおおよその中間に位置するダンブッラ(Dambulla)に向かいました。…
2025年1月16日 -
男子大学生2人でスリランカ一周してみた!第3章【最北端編】
第2章【最東端編】を読んでいただけましたか? 前回のおさらい。 第2章【最東端編】では、最南端の街ドンダラ(Dondra)から少し東に位置するタララ(Talalla)を出発し、最東端の街であるコマリ(Komari)に向か…
2025年1月16日