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ピザ釜があるゴールフェイスホテルのプールバー「ファイヤービーチ」

2023年4月14日

ゴールフェイスホテルのプールバーが、新しくおしゃれになったので紹介します。

海水プールとホテルの歴史

スリランカの帝国ホテルことゴールフェイスホテルには、海水を使ったプールがあります。

プールサイドの壁には、誇らしげにアジア各国の代表的なホテルとともに、ゴールフェイスホテルの名が刻まれています。

ゴールフェイスホテルは、スエズ運河の東にある各国を代表する歴史あるホテルの一つです。

プレートに記されたホテルを年代順にが以下のようになります。

1864年:ゴールフェイスホテル(コロンボ)
1876年:オリエンタルホテル(バンコク)
1890年:帝国ホテル(東京)
1903年:タージマハルホテル(インド)
1910年:ラッフルズホテル(シンガポール)
1912年:マニラホテル(マニラ)
1927年:ロイヤルハワイアン(ハワイ)
1928年:ペニンシュラホテル(香港)

1840年から1841年にかけて完成したインドのコルカタに建てられたThe LaLiT Great Eastern Kolkataが、ゴールフェイスホテルよりも古く、スエズ運河の東にある最古のホテルと言えそうですが、それに継ぐ歴史がゴールフェイスホテルにはあります。

ちなみに、日本で最も古いホテルは、イギリス公使ハリー・パークスが江戸幕府に要請し、清水組(清水建設)が建設し、1868年に開業した「築地ホテル館」です。

ゴールフェイスホテルのバー「トラベラーズバー」内に掲示されている古写真には、白黒のプールが写ったものもあり、古くからホテルにプールがあったことが分かります。

プールバー「FireBeach」

日中の様子

そんな歴史を感じさせるバーに隣接してあるのが、プールバーのファイヤービーチ(FireBeach)です。

海とプールが目の前にある、抜群のロケーションです。

バーがファイヤービーチーに変わり、海側にベット席が増えました。

スタッフさんが食事や飲み物をお盆で持ってきてくれますので、ベットでゆったり食事や飲み物を楽しむこともできます。

ブランコもあり、南海岸のビーチリゾートにきたような雰囲気があります。

海側の席に座ると、波しぶきが飛んできますが、それがまた心地よいです。

海側の席からは、もちろん間近で海が見られます。

日中は日差しが強いですが、あえて焼いている白人男性もいました。

夕方の様子

夕方の雰囲気も素敵です。

青い海と青い空が広がる日中も素敵ですが、涼しく、時間の変化とともに景色が変わる夕方もお勧めです。

メニュー

ピザ窯があるというのが目を引きます。ファイヤービーチという名前は、このピザ釜に由来しているのかもしれません。

実食!

ファイヤービーチビーフバーガー

ピザ釜を見たので、ピザを注文しようかと思いましたが、店名を冠するファイヤービーチビーフバーガー(2900ルピー)を注文。

ビーフのパテが美味しく、これを選んで正解でした!久しぶりに美味しいハンバーガーを食べた気がします。

飲み物も頼もうと思いましが、スリランカあるあるの、ドリンクのオーダーをとくに聞いてきませんでしたので、飲み物は次のお店で飲むことにしました。

単品注文でも、とくに他に何か頼むか聞いてくることが少ないスリランカは、楽で心地よいです。

参考)
Wikipedia:Great Eastern Hotel, Kolkata
清水建設:日本の本格的ホテルの第一号「築地ホテル館」 竣工
ウィキペディア:築地ホテル館

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