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トラブル続出!?二泊三日スリランカ南海岸旅行記

2024年8月21日

こんにちは!インターン生の結菜です。

7月に私コロンボを離れて、南海岸にあるミリッサとティッサマハーラーマにインターン仲間と旅行に行ってきました。

行く前は情報収集に時間がかかったり、私自身不安な点もいくつかあったりしたので、旅行を検討中の方にとってこの旅行記が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

きっかけ

まず私たちがなぜミリッサとティッサマハーラーマに行こうと思ったかというと、クジラとゾウが見たかったからです。

初めはゾウ目当てでサファリツアーに参加するがために決めた旅行でしたが、せっかくなので他の動物も見たい!ということでレオパードも見ることができるヤーラ国立公園への拠点の町ティッサマハーラーマに行くことに決めました。スリランカにはたくさんのサファリがあるので、場所を決めるのにも時間がかかりました。シーズンや見れる動物が違うことがあるので、ガイドブックやホームページなどで下調べをすることをおすすめします。

コロンボからヤーラ国立公園があるエリアに行くには、列車かバスでの長距離移動が必要になるので、私たちは途中で一泊することにしました。そこで中間地点にあったミリッサの海辺でのんびり休憩をはさみながらティッサマハーラーマに向かうことにしました。ミリッサはホエールウォッチングが有名ということもあり、一泊するなら次の日の早朝に参加してみるのも良い思い出になりそうだと思ったので、オフシーズンでしたが行ってみよう!ということになりました。

一日目:コロンボ→ミリッサ

インターン生三人で下調べをして、いよいよ迎えた出発当日。

早朝の鉄道で移動・・・のつもりが

朝5時45分、列車に乗るためゲストハウスから駅まで乗るトゥクトゥクをUberで呼ぶも中々来ません…。早朝ということもあり、ちゃんと乗れるように前もって予約もしておきましたが、早朝すぎて嫌になってしまったのか、運転手さんが五分経っても動く気配がなく渋々キャンセルしてまた別の運転手さんを呼ぶことになりました。三人体制でUberとPick Meを使いこなしやっとトゥクトゥクを呼ぶことに成功し、無事駅に到着しました。長距離長時間移動に若干緊張しながら駅に入り、チケットを買おうと窓口に近づくと…なんと誰もいません。なんだか嫌な予感がして入口近くの警備員さんに聞いてみるとストライキだから列車は来ないよと言われました。

旅行初日に人生初ストライキに出くわすなんて…と思いながらも一旦様子を見にホームに向かうことに。座っている人も何人かいましたが、大多数の方が少し時間が経つと諦めて来た道を戻っていたので、私たちも列車は諦めて違う手段でミリッサまで向かうことにしました。Googleマップで調べたバス停まで行き、バスに乗って行く予定に変更したのですが、20分ほど待ってもバスが来なかったので、仕方なくUberでタクシーを呼び、ミリッサのホテルまで行きました。

列車の他にも、高速バスなどの手段もあるので、時間や予算と相談しながら旅行スタイルにあった移動手段を選びましょう!最終的にお値段は大分予定より高くついてしまいましたが、体力的に楽な方法で行けたので、逆によかったのかもしれません。コロンボのバスステーションからミリッサのホテルまでは三時間ほどかかりました。三人で22000ルピーでした。

ミリッサのHotel Vacanzaにチェックイン

予めネットで予約をしておいたホテルでタクシーを降りて、チェックインしようとしたら、「このホテルはその予約アプリを使っていないから予約できていない。今日はここに泊まることはできない。」と言われました。納得できませんでしたがとりあえず予約をしたアプリ会社に料金やキャンセル料などの問い合わせをしてから、近くのホテルに一泊できるか聞いてみることにしました。歩いて何件か回ると、良い感じのホテルを発見したのでそこで一泊することになりました。フロントにはホテルの犬が二匹いました。

ホテルの様子↓

三人で一泊8240ルピーでした。

ちなみに、もともと泊まる予定だったホテルのお金は全額返金されました。

ミリッサのMACOでランチ

ホテルに着いたのがお昼ごろで、私たちは朝から何も食べていなかったのでお腹がペコペコ…とりあえず近くのカフェでご飯を食べることにしました。

MACOというオシャレなカフェに到着。私はチョコレートパンケーキ( 1800ルピー)とパッションジュース (800ルピー)を注文しました。とても美味しかったです。

お腹がいっぱいになったところで次の日の朝、ホエールウォッチングに参加するためにチケットを買いに行くことにしました。お店に行って、説明を受けたところ、オフシーズンでもクジラに会える可能性はあるということを聞いたので、チケットを買いました。私たちは一人11000ルピーで、当日ホテルから集合場所までの送迎、酔い止めの薬、朝ごはん、水、ライフジャケットなどが含まれた値段でした。チケットを買い、一安心。日が沈む前にビーチに行こう!ということで近くのビーチで景色を楽しみながら夜ご飯を食べるお店を決めました。

ミリッサのA++でディナー

せっかく海辺にいるので、海を見ながら食事を楽しめるA++というレストランで夜ご飯を食べることに決定!眺めがとても素敵でバカンスにぴったりのお店です。私たちはDevilled Mushroom( 1500ルピー)とCheese and seafood kottu( 2500ルピー)を注文し、三人でシェアしました。

 

Kottuはかなり腹持ちが良く、量も多いので、シェアして食べることをおすすめします。お料理はとても美味しくて、景色も綺麗なので、ぜひ皆さんにも行ってみてほしいのですが、外のお店なので、ライトに虫が集まってきてしまうことが唯一の残念なポイントです…。ですが日の入りの時間帯に合わせて行くと、より綺麗な景色を楽しめます!

初日からトラブル発生でバタバタでしたが、素敵な景色に癒され、素敵な旅の始まりになりました!

二日目:ミリッサ→ティッサマハーラーマ

ミリッサでホエールウォッチング

朝6時15分、ホエールウォッチングへ出発!トゥクトゥクがお迎えに来てくれました。もちろん時間通りには来ません。

集合場所まで乗せていってもらい、船に乗る前にチケットを確認され、いざ乗船!ライフジャケットと水、朝ごはんのパン二つが配られました。少し待って乗客が集まったところで薬(酔い止め)が必要か聞かれました。他のお客さんは中国の方が多い印象でした。

7時、出発。思っていたよりも大きく揺れて、酔わないか心配になったため、スタッフの方に声をかけて酔い止めをいただきました。おかげで私は酔わずに三時間過ごせました。7時から10時まで見えそうなポイントを狙って進んで行きました。2,3回クジラと遭遇できましたが一瞬のことで写真を撮ることはできませんでした。また、乗客はクジラが見えそうになるとみんな立ってしまうので、クジラの位置によっては全く見えないこともあります。出来るだけ前のほうに座ったほうが見えやすいでしょう。一階に行って観察するのもおすすめです。万が一気分が悪くなっても、スタッフの方が袋を渡してくれたり、一階に行って休むこともできるようでした。

オフシーズンということもあってしっかりクジラを見ることができなかったので、絶対リベンジしたいです。

ホテルで一時間ほど休憩して、ヤーラ国立公園へ行くためにティッサマハーラーマまでバスで向かいます。

私たちはまずミリッサからマータラまで20分バスに乗り、その後乗り換えてティッサマハーラーマまで向かいました。約三時間半の移動で430ルピーでした。爆走するバスの窓を全開にして外の景色を眺めていたら排気ガスの影響か顔が黒くなっていたので皆さんも気をつけてください!

ティッサマハーラーマのGolden Wild Yalaにチェックイン

ティッサマハーラーマの宿はGolden Wild Yalaというホテルに泊まりました。ここで出てきたウェルカムドリンクがとても美味しかったので、オーナーさんに何の飲み物か教えていただき、後日自分でも作ってみました。

ホテルの様子↓

三人一部屋で一泊17880ルピーでした。

ティッサマハーラーマのHathmaluwa Restaurant And The Iiquor Tapでディナー

ATMとレストランに行くためにホテルから出てUberでトゥクトゥクを呼ぼうとしたらなかなか捕まりません。田舎ではPick meを使った方が良いかもしれません!レストランに向かう道では川で水浴びをしている人々を発見しました。みんな自由ですごく楽しそうな様子で、家族や友人と過ごす時間を大切にしている素敵な光景に癒されました。

夜ご飯はHathmaluwa Restaurant And The Iiquor Tapというレストランでいただきました。そろそろカレーを食べたくなったのでChicken rice and curry(800ルピー)と、昨日に引き続き Mushroom Devilled(1400ルピー)を注文しました。ココナッツカレーはおかわりもできました。どれもとても美味しかったです。ここの店員さんはみんな感じがよくて親切な方々で、楽しいディナーになりました!良い気分でお店を出ると、店員さんが追いかけてきて、一緒に写真をとってもいい?と言われました。少し立ち話をして一緒に写真を撮り、お別れしました。またティッサマハーラーマを訪れた際は、もう一度行きたいお気に入りのお店になりました。

自然がいっぱいで親切な人にもたくさん出会えてティッサマハーラーマが大好きになりました。この日は次の日のジープサファリツアーに備えて早く寝ました。

三日目:ヤーラ国立公園→コロンボ

ヤーラ国立公園でサファリツアー

いよいよ最終日、旅のメインのジープサファリツアーに参加します。朝4時40分、予約をしていたジープエージェントがホテルまで迎えに来てくれました。私たち三人と、スペイン人カップルを乗せたジープ。爆走でヤーラ国立公園へ向かいます。受付のような場所でジープが停車し、運転手さんにお金を渡しました。今回私たちは朝6時から六時間のコースで一人18000ルピーでした。(入園料、朝ごはん、お水、送迎込み)

6時になるまで待機し、ゲートが開いたらヤーラ国立公園へ入ります。中に入ると険しい道のりでしっかり捕まっていないと飛んでいきそうなほど揺れました。中に入るとたくさんのジープで渋滞していて、なんだかおもしろい光景でした。最初の方はたくさんの鳥や水牛がいて、観察しながらどんどん奥に進みます。六時間でゾウには四回ほど遭遇できて、そのうち一回は親子のゾウを観察することができました。とても距離が近くて、言葉では表せないほど感動しました。一度は近すぎて危険だと判断し、離れたほどです。他のジープが攻撃されていたので、距離感は大切にして、安全にツアーを楽しみたいですね。ゾウに至近距離で会えただけで大満足で、ツアーに参加した価値があったのですが、その他にも今まで見たことがなかったオオトカゲや孔雀、バンビ、そしてなんとレオパードにも遭遇しました!!レオパードはかなり距離があったので目視で確認するのは難しかったけれど、運転手さんたちが双眼鏡を貸してくださって、あそこらへんにいるよ!岩の近く!などと粘り強く教えてくださったおかげでこの目で見ることができました。動物の力で一緒に乗っていたスペイン人カップルとも団結力が生まれた気がします。 

10時ごろ、途中で朝ごはんタイムをはさみました。一度ジープを降りて運転手さんが用意してくだっさたフルーツやカレーなどをいただきました。一時間ほどみんなでお話ししながら楽しくご飯を食べて、休憩し、またジープに乗って出発しました。このツアーでは水牛に一番多く遭遇した気がします。11時45分、ヤーラ国立公園を出てホテルに戻ります。たくさんの動物を近くで見ることができて本当にラッキーでした。運転手さんは動物に詳しくて、とても親切でした。とても良い経験で、素晴らしい思い出ができたので、サファリツアーは本当におすすめです!日差しが強いのと、ヤーラ国立公園に入ったら長時間ジープから降りられないので、参加する方はお水を多めに持っていくと水分補給ができて熱中症対策になるかなと思います。ツアーの値段や内容はエージェントによって変わるのでリサーチ必須です。

タクシーと高速バスでコロンボに戻る

ホテルに戻り、オーナーさんにタクシーを予約していただいて、ホテルからタンゴールまでタクシーに乗りました。そこから高速バスでコロンボまで戻り、夜8時くらいにゲストハウスに到着しました。タクシーは一人4000ルピー、高速バスは1200ルピーでした。

まとめ

二泊三日の南海岸旅行。本当にあっという間でしたがたくさんの経験と出会いがあって、心に残る大切な思い出になりました。三日間とも早起きで移動時間も長く、移動手段は日本に比べたら快適とはいえない環境だったので、大分体力を消耗した旅でした。しかしそれ以上に自然や動物、出会った人々に癒され、精神的に良いエネルギーを得られた素敵な旅となりました。たまには現実から離れて、ゆっくりと時間が流れている場所へ旅行することも大事ですね!この旅行記が少しでもお役に立てたら幸いです。ありがとうございました。