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シンハラ語6-31 語尾ナワーの前の音を繰り返す進行形〜している

2022年4月10日

本記事では、動詞の語尾ナワーの前を2回繰り返す、擬音語っぽい進行形「〜している」を学びます。

共通しているのは、最後に「インナワー(いる)」を加えることです。

走る→走って「いる」
歩く→歩いて「いる」
と日本語も動詞の形を変化させて「いる」を加えてますが、シンハラ語も同じです。

ただ、動詞の変化が、動詞の語尾「ナワー」の前の音によってパターンがいくつかあります。

そこで、本記事では、音の変化のパターンごとに学んでいきます。

1音+ナワーの動詞はナワーをとって短音+長音

そのまま長音を加えるパターン

長音を後に加えます。

カナワー(食べる)→カカーインナワー(食べいる

2音目の母音をイに変えるパターン

ウェナワー(なる)→ウェウィーインナワー(なっいる

1音目と2音目の母音をイに変えるパターン

デナワー(与える/あげる)→ディディーインナワー(与えいる/あげいる
ボナワー(飲む)→ビビーインナワー(飲んでいる

「1長音+ナワー」の動詞の場合

上記の動詞は全て「1短音+ナワー」の動詞でした。
「1長音+ナワー」の動詞の場合も、「短音+長音」という形に

ダーナワー(入れる)→インナワー(入れいる
ナーナワー(浴びる)→インナワー(浴びいる

2音+ナワーの動詞は短音で繰り返す

そのまま繰り返すパターン

カラナワー(する)→カラカラインナワー(しいる
バラナワー(見る)→バラバラインナワー(見いる
アハナワー(聞く)→アハアハインナワー(聞いている

2音目の母音をイに変えて繰り返すパターン

アヘナワー(聞こえる)→アヒアヒインナワー(聞こえいる
ワテナワー(落ちる)→ワティワティインナワー(落ちいる
テメナワー(濡れる)→テミテミインナワー(濡れいる

1音目の母音をaeに変えて、2音目の母音をアに変えて繰り返すパターン

ナギナワー(登る)→ネガネガインナワー(登っいる

3音+ナワーの動詞も短音で繰り返す

3音目の母音をアに変えて繰り返すパターン

アェウィディナワー(歩く)→アウィダアウィダインナワー(歩いいる

ながら形としても使える

この動詞の進行形の形は、ながら形として使うこともできます。

例1)
食べる(カナワー)
→ながら形:カナガマン(食べながら
→進行形:カカー(食べ

キャーマ・カナガマン・TVエカ・バラナワー(ご飯を食べながらテレビを見る)
キャーマ・カカー・TVエカ・バラナワー(ご飯を食べながらテレビを見る)

例2)

アハナワー(聴く)
→ながら形:アハナガマン(聴きながら
→進行形:アハアハ(聴い

サンギータ・アハナガマン・ワェダ・カラナワー(音楽を聴きながら仕事する)
サンギータ・アハアハ・ワェダ・カラナワー(音楽を聴いながら仕事する)

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