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バナナの島、スリランカ

2022年1月13日

スリランカで食べるたびに、これは世界一美味しい、と再確認するものがバナナである。

なぁんだバナナか、と思われる方もいらっしゃるだろうが、ここは声を大にして宣言してみたい。

スリランカのバナナは世界一美味しい!
もちろん、世界一周バナナ食べ歩きの旅をしたわけでもなく築地勤務数十年のバナナの目利きでもない。

単なるスリランカ好きな紅茶屋が言うことであるのでご批判もご意見もあると思うが、聞いていただきたい。

特に、私が好きな種類はアンブルケセルという名前で、訳すと酸っぱいバナナという意味になる。
その名の通りトロっとした中にもしっかりとした食感があり、濃厚な甘さの後に柑橘にも似たさわやかな酸味が口に広がる。

15センチ位のぷっくりとしたはち切れそうな皮は、食べごろが近づくと桃の皮のように薄くなる。
甘さ一辺倒の日本のバナナと比べると、味だけでなく香りまで複雑で濃厚に感じられる。

それ以外にも、ずんぐりとしたコオリクットゥや大きなシーニケセル、赤い皮のラトゥケセルやカレーにするとジャガイモの仲間のようなアナマールなど大きさや色、形まで様々なバナナがあり、幹線道路沿いの屋台には房や幹ごとぶら下げられている。

スリランカは一年中フルーツ天国。
雨季と乾季、または場所や環境により種類が変わるので、地域のバナナなど様々なフルーツを味わうことも、スリランカの楽しみの一つである。

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