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シンハラ語4-4 生物名詞の格変化

2022年3月10日

本記事では、生物名詞の格変化を学びます。

前回は人称代名詞の格変化を学びました。

無生物名詞は変化が異なりますが、生物名詞は人称代名詞の格変化と全く同じです。

人を表す名詞の復習と、人に関係する格変化の復習になりますので、ざっと変化を見ていきましょう。

前回までの復習

人に関する名詞の例

今回は以下の言葉を例に取り上げます。

母:アンマー
父:ターッター
姉:アッカー
妹:ナンギ
兄:アイヤー
弟:マッリ
子供:ラマヤー
友達:ヤールワー

人に関する格変化

前回と同じ内容ですが、格変化は以下の通りです。

日本語の”は・が”に当たるのが基本形のままの主格
日本語の”の”に当たるのが語尾に「ゲー」を加えた属格
日本語の”に・へ”に当たるのが語尾に「タ」を加えた与格
日本語の”を”に当たるのが語尾に「ワ」を加えた対格
日本語の”から・に”に当たるのが語尾に「ゲン」を加えた奪格

生物名詞の格変化

上記の合わせ技が以下の通りです。

母(アンマー)の格変化

主格(は・が)は基本形のまま「アンマー」
属格(の)は語尾をゲーにして「アンマーゲー」
与格(に・へ)は語尾をタにして「アンマータ」
対格(を)は語尾をワにして「アンマーワ」
奪格(から・に)は語尾をゲンにして「アンマーゲン」

父(ターッター)の格変化

主格(は・が)は基本形のまま「ターッター」
属格(の)は語尾をゲーにして「ターッターゲー」
与格(に・へ)は語尾をタにして「ターッタータ」
対格(を)は語尾をワにして「ターッターワ」
奪格(から・に)は語尾をゲンにして「ターッターゲン」

姉(アッカー)の格変化

主格(は・が)は基本形のまま「アッカー」
属格(の)は語尾をゲーにして「アッカーゲー」
与格(に・へ)は語尾をタにして「アッカータ」
対格(を)は語尾をワにして「アッカーワ」
奪格(から・に)は語尾をゲンにして「アッカーゲン」

妹(ナンギ)の格変化

主格(は・が)は基本形のまま「ナンギ」
属格(の)は語尾をゲーにして「ナンギゲー」
与格(に・へ)は語尾をタにして「ナンギタ」
対格(を)は語尾をワにして「ナンギワ」
奪格(から・に)は語尾をゲンにして「ナンギゲン」

兄(アイヤー)の格変化

主格(は・が)は基本形のまま「アイヤー」
属格(の)は語尾をゲーにして「アイヤーゲー」
与格(に・へ)は語尾をタにして「アイヤータ」
対格(を)は語尾をワにして「アイヤーワ」
奪格(から・に)は語尾をゲンにして「アイヤーゲン」

弟(マッリ)の格変化

主格(は・が)は基本形のまま「マッリ」
属格(の)は語尾をゲーにして「マッリゲー」
与格(に・へ)は語尾をタにして「マッリタ」
対格(を)は語尾をワにして「マッリワ」
奪格(から・に)は語尾をゲンにして「マッリゲン」

子供(ラマヤ)の格変化

主格(は・が)は基本形のまま「ラマヤ」
属格(の)は語尾をゲーにして「ラマヤゲー」
与格(に・へ)は語尾をタにして「ラマヤタ」
対格(を)は語尾をワにして「ラマヤワ」
奪格(から・に)は語尾をゲンにして「ラマヤゲン」

友達(ヤールワー)の格変化

主格(は・が)は基本形のまま「ヤールワー」
属格(の)は語尾をゲーにして「ヤールワーゲー」
与格(に・へ)は語尾をタにして「ヤールワータ」
対格(を)は語尾をワにして「ヤールワーワ」
奪格(から・に)は語尾をゲンにして「ヤールワーゲン」

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