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シンハラ語2-3 20〜99の数え方・覚え方

2022年3月13日

本記事では、シンハラ語の数字「20〜99」の数え方を学びます。

1の桁は1〜9そのまま

11〜19を覚えることと、20〜99を覚えるのは同じくらいの労力です。

というのは、11〜19は変化が大きく覚えるのが大変でしたが、20〜99は1の桁が1〜9そのままだからです。

覚えないといけないのは、10の桁の名前です。

秩序を生んだ次男ウィッサ(20)

2(デカ)姫から生まれた20がなぜ「ウィッサ」と名付けられたのか謎です。

長男ダハヤが1の桁に振り回されていたことを踏まえ、1の桁に秩序をもたらした次男ウィッサの功績は偉大です。

20〜29はウィシと語尾を変わて、その後は1〜9をそのまま従わせています。

20「ウィッサ」
21「ウィシ・エカ」
22「ウィシ・デカ」
23「ウィシ・トゥナ」
24「ウィシ・ハタラ」
25「ウィシ・パハ」
26「ウィシ・ハヤ」
27「ウィシ・ハタ」
28「ウィシ・アタ」
29「ウィシ・ナマヤ」

3姉妹のティハ(30)・ハタリハ(40)・パナハ(50)

3(トゥナ)姫から産まれた30(ティハ)
4(ハタラ)姫から産まれた40(ハタリハ)
5(パハ)姫から産まれた50(パナハ)

次男ウィッサの功績に加えて、自分たち10の桁にも秩序をもたらした3姉妹は母の名前を残しつつも、語尾を”ハ”で揃えます。

そして、1の桁を従える時も、仲良く語尾を”ハ”から”ス”に変えます。

30「ティハ」
31「ティス・エカ」
32「ティス・デカ」
33「ティス・トゥナ」
34「ティス・ハタラ」
35「ティス・パハ」
36「ティス・ハヤ」
37「ティス・ハタ」
38「ティス・アタ」
39「ティス・ナマヤ」

40「ハタリハ」
41「ハタリス・エカ」
42「ハタリス・デカ」
43「ハタリス・トゥナ」
44「ハタリス・ハタラ」
45「ハタリス・パハ」
46「ハタリス・ハヤ」
47「ハタリス・ハタ」
48「ハタリス・アタ」
49「ハタリス・ナマヤ」

50「パナハ」
51「パナス・エカ」
52「パナス・デカ」
53「パナス・トゥナ」
54「パナス・ハタラ」
55「パナス・パハ」
56「パナス・ハヤ」
57「パナス・ハタ」
58「パナス・アタ」
59「パナス・ナマヤ」

最強のロック兄さんハァタ(60)と弟ハァッテェーワ(70)

6(ハヤ)姫から産まれた60(ハァタ)
7(ハタ)姫から産まれた70(ハァッテェーワ)

この兄弟は”ハァ”から始まります。

ハァタ兄さんは10の桁世代最強の男で、唯一形を変えずに1の桁を従えさせます。

60「ハァタ」
61「ハァタ・エカ」
62「ハァタ・デカ」
63「ハァタ・トゥナ」
64「ハァタ・ハタラ」
65「ハァタ・パハ」
66「ハァタ・ハヤ」
67「ハァタ・ハタ」
68「ハァタ・アタ」
69「ハァタ・ナマヤ」

名前が長い弟ハァッテェーワは、語尾から「ーワ」を省く、省エネを世に提示します。

70「ハァッテェーワ」
71「ハァッテェ・エカ」
72「ハァッテェ・デカ」
73「ハァッテェ・トゥナ」
74「ハァッテェ・ハタラ」
75「ハァッテェ・パハ」
76「ハァッテェ・ハヤ」
77「ハァッテェ・ハタ」
78「ハァッテェ・アタ」
79「ハァッテェ・ナマヤ」

明日に架ける姉アスーワ(80)と妹アヌーワ(90)

8(アタ)姫から産まれた80(アスーワ)
9(ナマヤ)姫から産まれた90(アヌーワ)

この姉妹は”ア”で始まります。

70(ハァッテェーワ)が提唱した語尾を省力する省エネ対策を引き継ぎ、アスーワとアヌーワも語尾の”ワ”を省いて、1の桁を従わせます。

80「アスーワ」
81「アスー・エカ」
82「アスー・デカ」
83「アスー・トゥナ」
84「アスー・ハタラ」
85「アスー・パハ」
86「アスー・ハヤ」
87「アスー・ハタ」
88「アスー・アタ」
89「アスー・ナマヤ」

90「アヌーワ」
91「アヌー・エカ」
92「アヌー・デカ」
93「アヌー・トゥナ」
94「アヌー・ハタラ」
95「アヌー・パハ」
96「アヌー・ハヤ」
97「アヌー・ハタ」
98「アヌー・アタ」
99「アヌー・ナマヤ」

段々と秩序を生み出した10の桁世代、それを引き継ぐ、100の桁世代と1000の桁世代は、世代を超えたルールを生み出していますので、もっと覚えるのが簡単になります。

シンハラ語の数字は桁が小さいほど覚えることが多く、桁が増えれば覚えることが減りますので、あともう少しです。

ということで、次回は100の桁と1000の桁の数え方を学びます。

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