スカイギャラリーでのゴッホ展、本日最終日
2023年5月11日〜21日の会期で始まったゴッホ展は好評のため1週間延長され、5月28日(日)が最終日となっています。
入場料は無料で、17時までです。
スカイギャラリーとは?
スカイギャラリーは、画家・風刺漫画家のファリード・ウドゥマン(Fareed Uduman:1917-1985)の息子であるジョモ・ウドゥマン(Jomo Uduman)が設立したファリード・ウドゥマン・アート・フォーラムによって、2022年12月9日に開設されたギャラリーです。
ビルの最上階にあることから、その名がついたのでしょう。
普段はファリード・ウドゥマンの作品が展示された常設ギャラリーとなっています。
ゲートを入ると階段があり、上を見上げると、SKY GALLERYの文字が見えます。
階段を昇り始まるところに「スカイギャラリーチャレンジ」と書かれています。
2階に辿り着くと、12段の階段を登ったと書かれています。2.04カロリー消費されたそうです。
最上階に着くと、43段登ったことが分かります。
振り返ると、そこそこの高さであることを感じます。
フィンセント・ファン・ゴッホ展
ジョモ・ウドゥマンは、数年前にアムステルダムのゴッホ美術館を訪れてゴッホの芸術に圧倒されたそうです。
スリランカでゴッホ美術館を訪れることができる人はごく限られていることから、スリランカの人たちにゴッホの作品を身近に感じてもらいたいとゴッホが描いた原画のサイズそのままに、代表作50点をキャンバスに収めたとのこと。
額縁の塗装や着付けはスカイギャラリーが入っているビルのグランドフロアーに入っているツェッペリン工房に依頼したそうです。
ゴッホは死後に評価された人物ですが、ファリード・ウドゥマンも死後にジョモ・ウドゥマンが作品を発掘し、ラキ・セナナヤカの勧めでGallery 706(現在のベアフットギャラリー)で1993年6月に回顧展「Odd Man Out」を行なって以降、注目されるようになったそうです。
今回のゴッホ展ではゴッホの作品が展示されていますが、中央のテーブルにはファリード・ウドゥマンの作品を紹介したコーヒーテーブルブックが置かれていますので、どんな作品を描いた人なのかを知ることができます。
参考)
SUNDAY OBSERVER:Sky Gallery ablaze with ‘Van Gogh in Sri Lanka’
brunch:Sky Gallery opens
Fareed Uduman公式サイト
「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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