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スリランカのサイクロン影響と最新状況|観光・鉄道【12月4日・随時更新】

2025年12月01日

スリランカを襲ったサイクロンにより発生した洪水・地滑りで、犠牲になられた方々に哀悼の誠を捧げるとともに、御遺族に対し謹んでお悔やみを申し上げます。被害に遭われた方々の早期の御快復をお祈りし、心よりお見舞い申し上げます。

サイクロン「ディトワ Ditwah」についてのスリランカでの被害状況をまとめています。11月30日から随時更新中。

被害状況はエリアによって差が大きく、場所や交通手段・ルートを選べば観光も可能です。

本記事の終わりには緊急支援のためのリンクを掲載。

目次

スリランカの被害状況【12月2日正午時点】

ディトワ(Ditwah)と命名された猛烈な熱帯低気圧は、11月26日の夜以降、各地に豪雨と強風をもたらしました。
※イエメンのソコトラ島のディトワ・ラグーン(Ditwah Lagoon)に由来。

災害対策センター(DMC)は、12月2日正午時点で以下を発表しています:

  • 死者数:410人
  • 行方不明者:336人
  • 被災者数:1,466,615人(407,594世帯)

報告によれば、死者数が最も多いのは キャンディ県の88人、続いて バドゥッラ県83人、ヌワラエリヤ県75人、クルネーガラ県52人、プッタラム県27人 となっています。
行方不明者については、キャンディ県150人、ヌワラエリヤ県62人、ケガッラ県48人、バドゥッラ県28人、クルネーガラ県27人 と報告されています。

観光地の状況【12月3日追記】

コロンボ【12月2日更新】

コロンボ中心地は11月27~28日は暴風雨でしたが、29日は曇りで風が強かったですが、30日からは快晴で正常に戻っています。

コロンボ市中心部では停電はなかったようです。(他県に住む知人からは28~29日は停電していた時間があった聞いています。)

12月2日の夕方のスーパーは野菜の棚がほとんど空で、豆類やミルク、紅茶なども普段より少なくなっていました。被災地への支援に回っていて品薄なのか、被災による値段に高騰の前に買いだめが行われたのかは分かりません。

南海岸(ベントタ、ヒッカドゥワ、ゴール、ミリッサなど)【12月4日更新】

南海岸(ヒッカドゥワ、ゴール、タルペ、アハンガマ、ミディガマ、ウェリガマ、ミリッサ、マータラ、ヒリケティヤ、タンガッラなど)は被害が比較的小さく、正常に戻っていて、通常通り観光客を受け入れています。

12月1日にコロンボから日帰りでゴールに観光に行った弊社ゲストハウスのお客様(日本人)は、マークンブラから高速バスを利用してゴールフォート内を観光してお戻りになりました。

12月3日にコロンボからミリッサに旅行に行かれた弊社ゲストハウスのお客様(日本人)は、コロンボフォートからマータラ行の高速バスに乗り、マータラから路線バスでミリッサに到着し、現地は欧米人旅行者が多いと連絡をいただいています。高速道路から見えるコロンボ郊外は浸水被害の様子が見られたとのことです。

12月4日にウェリガマ、タルペを訪れたお客様は海がとても綺麗で、タルペではスリランカの人たちが海水浴を楽しんでいると報告をいただいております。

シーギリヤ、ダンブッラ【12月2日更新】

洪水被害があったものの、観光が可能になったようです。

11月30日10時よりシーギリヤロックは開園が再開しています。

インスタグラムで検索すると、12月2日に観光が可能だった旅行者が投稿しているのを見つけられます。

キャンディ【12月4日追記】

キャンディ県は甚大な被害を受けた県です。キャンディ旧市街など中心地は正常に戻っているように見える動画がSNSに投稿されていますが、キャンディに通じる道のいくつかが寸断されています。

シーギリヤ・ダンブッラ~キャンディを結ぶ国道9号線は開通しています。

ャンディ~コロンボを結ぶ国道1号線は一部不通ですが、高速道路が一部開通してからの最短ルートの一つである高速道路と国道10号線を走るルートで移動が可能です。

12月3日に国道1号線(コロンボ~キャンディ)のカドゥガンナワ地区が開通。
参照)Kandy-Colombo main road reopened for traffic

12月2日にキャンディ市内の給水が通常通りに復旧したことが報じられています。
参照)Water supply in Kandy city restored after flood disruption

アヌラーダプラ【12月4日更新】

洪水被害があったものの、アクセスできるようになったようです。

アタマスタナの主席僧院長パッレガマ・ヘマラタナ長老、国内各地からの参拝者に対し、「現在の国内状況を踏まえ、遠方から来られる信者の皆さまは、通常の状況とは異なり、12月4日のポヤデーへの礼拝のための移動を慎重に控えるべきです。」と要請 。
参照)Island-wide: Don’t visit Anuradhapura today for religious activities

ポロンナルワ【12月3日更新】

アクセスできるようになったようです。

12月3日にポロンナルワ~バッティカロアの道が開通。
参照)Most damaged roads will be made passable within 10 days – RDA

エッラ【12月3日追記】

12月2日に南海岸(ウエッラワーヤ経由)の道路が開通したようです。エッラで観光している旅行者の投稿がインスタグラムで確認できます。

12月3日にダンブッラ~マヒヤンガナ~バドゥッラ~エッラをつなぐ道路は開通しているとインスタグラムへの投稿が確認できました。

ヌワラエリヤ

甚大な被害があり、アクセスするための道路が寸断されています。

スリーパーダ(アダムスピーク)【12月4日追記】

南海岸からのウエッラワーヤ経由のルートからアクセスができるようになったようです。

12月4日のポーヤデーから巡礼シーズンが始まりましたが、巡礼ルートは現在復旧作業中です。
参照)Clearing Sri Pada landslide

紅茶鉄道(Main Line)

11月27日からナーヌオヤ(ヌワラエリヤ郊外)~バドゥッラ間は運休。

12月1日より中央高地に入る前のコロンボ~アンベプッサ間のみ運行再開。

紅茶列車と呼ばれる中央高地については運休中です。(アンベプッサ~ペラデニヤ~キャンディ~ハェトン~ナーヌオヤ~エッラ~バドゥッラが運休。)

海岸鉄道(Coastal Line)【12月2日更新】

11月30日夕方から運行が再開され、12月1日~5日は本数を減らした臨時ダイヤで運行されています。列車の数が少ないことから、混雑が激しいと言われています。

ジャフナ【12月3日追記】

正常に戻っているようです。

東海岸(トリンコマリー、バッティカロア、アルガムベイ)【12月3日追記】

12月4日から北東モンスーンによる降雨が予測されています。例年11月~3月は北東モンスーンにより東海岸は雨季に入ります。訪問にも十分にご注意ください。

国立公園の開園状況について【12月2日更新】

12月2日からクマーナ、ホートンプレーンズ、ヤーラ国立公園(ブロックV)が再開予定

野野生生物保護局は、サイクロンの影響により一時閉鎖されていた複数の国立公園が、12月1日より訪問者向けに再開されると発表しました。

一部の地域で冠水が解消され、アクセス道路が復旧したことを受け、同局は以下の国立公園が12月2日より日帰り観光客向けに再開されると確認しました。
 クマーナ、ホートンプレーンズ、ヤーラ国立公園(ブロックV)

当局は、残りの公園(ウィルパットゥ、ミンネリヤ、カウドゥラ、ヤーラ国立公園(ブロックVを除く))については継続的な安全評価に基づき、追加情報を提供するとしています。

12月3日からウィルパットゥ、ヤーラ(ブロック1)、ミンネリヤ、カウドゥッラが再開予定

以下の公園が12月3日より再開予定と発表されました。

  • ウィルパットゥ国立公園(フヌウィラガマ入口)
  • ヤーラ国立公園 ブロック1(パラトゥパナ入口)
  • ミンネリヤ国立公園
  • カウドゥッラ国立公園

園内の一部道路は依然として冠水しているため、車両通行が可能な区間のみ観光客に開放 されるとのことです。

合せて複数のゲストハウスも再開されます。

12月3日に再開予定のゲストハウス一覧:

クマナ国立公園

  • トゥムッラ・ワイルドライフ・バンガロー
  • キリガルベイ・ワイルドライフ・サーキット・バンガロー

ホートンプレインズ国立公園

  • ギニヒリヤ(アンダーソン)バンガロー
  • マハ・エリヤ・ワイルドライフ・バンガロー

ウィルパットゥ国立公園

  • マラダンマドゥワ・ワイルドライフ・ドミトリー

ミンネリヤ国立公園

  • ランバウィラ・サーキット・バンガロー

ヤーラ国立公園

  • セクション I ヒーンウェワ・バンガロー
  • オンダーチェ・バンガロー
  • オールド・ブタワ・バンガロー
  • ニュー・ブタワ・バンガロー
  • マハシラワ・バンガロー

参照)Several wildlife parks and guest houses to reopen tomorrow

道路の状況について【12月3日追記】

高速道路【12月3日追記】

  • 洪水により冠水していた南部高速道路のアトゥルギリヤAthurugiriyaインターチェンジは、12月2日により再開しています。 
  • 洪水により冠水していたKaduwelaインターチェンジは12月3日より再開しています。

幹線道路【12月3日追記】

◆12月3日に開通が報道された幹線道路
• A-004: Colombo – Ratnapura – Wellawaya – Batticaloa Road
• A-026: Kandy – Mahiyanganaya – Padiyathalawa Road
• AA-006: Ambepussa – Kurunegala – Trincomalee Road
• AA-010: Katugastota – Kurunegala – Puttalam Road
• AA-003: Peliyagoda – Puttalam Road

参照)Kaduwela – Athurugiriya interchanges & 150 roads reopened

◆12月1日 RDA(道路開発局)発表の閉鎖されている道路(以下は抜粋です。)

A1:コロンボ~キャンディ
A5:ペラデニヤ~バドゥッラ
A11:Maradankadawala~ハバラナ~ミンネリヤ~ポロンナルワ~Thirukkondaiadimadu
A14:タライマンナール~Medawachchiya
A15:トリンコマリー~バッティカロア
A19:Polgahawela~Kegalle
A32:マンナール~ジャフナ郊外のNavatkuli
A35:ムッライッティーヴー~Parantan
AB13:ガンポラ~ナワラピティヤ

閉鎖されている道路の一覧は以下のページでご確認いただけます。
RDA issues list of roads disrupted due to disaster situation

バスの運行状況について【12月4日更新】

スリランカ交通局(SLTB)が運行する約1,500便のバスが運休。SLTBバスの座席予約を担当する会社は、事前に予約をしていた乗客は希望する他の日程に予約を変更できるとしています。乗客は代替日程を取得するためには、ホットライン1315または0703110506に連絡のこと。SLTBは日程変更に追加料金は適用されないとしている。12月4日時点で、ヌワラエリヤ、ナワラピティヤ、ジャフナ、ワラパネ、ムットゥール、バイブルなどの目的地へのバスサービスは引き続き運休中。それ以外へのバスは運行を再開されているという。
参照)1,500 reserved SLTB bus journeys cancelled

鉄道の運行状況について【12月2日更新】

鉄道局の発表【12月2日更新】

  • 本線(Main Line):本日(2日)は アンベプッサまで運行
  • プッタラム線コッチカデまでの区間運行に制限。
  • ケラニバレー線・沿岸線全区間で運行予定。ただし、本数は減っています。
  • 北部線、バッティカロア線、トリンコマリー線、マンナール線、マータレ線:運休

時刻表アプリ「RDMNS.lk」で最新情報を検索

アプリ「RDMNS.lk」にて運行状況・予定が確認できます。情報は随時更新されますので、最新情報を確認しましょう。ウェブページはシンハラ語表記が主のため、英語対応のアプリがおすすめです。

メインライン Main Line(紅茶鉄道)【12月2日更新】

12月1日夜発表の12月2日の運行予定。
コロンボ~アンベプッサAmbepussa間での運行を再開しています。
アンベプッサは丘陵地帯の手前(コロンボとキャンディの中間)のため、キャンディやナヌオヤ(ヌワラエリヤ)、エッラなどの山間部の区間は運休となっています。

コースタルライン Coastal Line (海岸線)【12月2日更新】

2025年12月2日~当面の間の運行予定。
全区間で運行再開していますが、短い区間の列車は運休となっています。以下画像は運休の列車。
下記以外の列車は通常通りの運行に戻っています。

運休となる列車

その他

プッタラムライン Puttalam Line
運行再開しています。11月30日20時ごろ発表の12月1日~5日の運行予定。

ケラニ渓谷鉄道 Kelani Valley Line【12月2日更新】
運行再開しています。12月2日10時ごろ発表の12月2日~当面の運行予定

北部線は運休です。

鉄道利用時の注意点

悪天候の影響で鉄道線路の一部が損傷しており、車両を始発駅まで移動させることができない状況です。そのため、本線では列車本数が大幅に制限されています。運行中の列車も 非常に混雑 しています。
乗客はフットボード(ステップ)や車両の屋根に乗って移動しないよう注意が呼びかけられています。

停電について

11月30日に停電していた地域に住む知人友人から連絡がありました。

電話回線・ネット回線について【12月3日更新】

デジタル経済副大臣のエランガ・ウィーララトゥネ氏は、最近の土砂崩れと洪水によって中断された電話およびインターネットサービスは、12月3日までに完全に復旧する見込みであると述べました。

同氏によると、州間の光ファイバー回線が11か所で損傷し、そのうち9か所は24時間以内に復旧しました。約4,000基の伝送塔が影響を受け、現在2,800基が稼働していますが、主に停電が原因で949基が引き続き停止しています。

ヌワラ・エリヤ、バドゥッラ、プッタラム、およびバブニヤでは復旧作業が継続されており、中でもヌワラ・エリヤとキャンディが最も深刻な影響を受けています。

同大臣は、障害の80%以上が解決されたと述べています。

参照)Communication networks to be fully restored by tomorrow

給水状況について【12月4日更新】

343の送水ポンプ場のうち、156か所が損傷【12月3日更新】

スリランカ全土にある343の送水ポンプ場のうち、計156カ所が現在の悪天候により部分的または完全に損傷したことを、国家上下水道庁(NWSDB)が確認。

NWSDBのチャンダナ・バンダラ議長によると、このうち126カ所はすでに復旧済みとのこと。さらに約30カ所のポンプ場が現在修理中。

復旧が最も遅れている地区は以下の通り。
キャンディ地区:66.8%
ケガッラ地区:75.09%
クルネーガラ地区:41.34%
プッタラム地区:52.82%

参照)126 damaged water pumping stations restored – Water Board

節水の呼びかけ、感染症流行リスク、災害による非感染性疾患の治療中断や薬の紛失【12月4日更新】

キャンディ、ケーガッラ、クルネーガラ、プッタラムを含む 387,964件の家庭用水道接続が未復旧 のまま。すべてのシステムが完全に復旧するまでには 数日かかる可能性がある とされています。公共には 節水利用が呼びかけられています。

国内各地で続く洪水状況により、今後感染症が発生する可能性があると 公衆衛生検査官(PHI)組合 が警告しました。

「非感染性疾患(NCD)の悪化も想定されます。特に糖尿病、高血圧、がんなどで治療中の患者は、災害により治療の中断や薬の紛失が起きており、特別な注意を払っています。」とのこと。

参照)PHIs warn: Communicable diseases, NCD conditions outbreak

液化石油ガス(LPG)の供給について

リトロ・ガス・スリランカ社は、液化石油ガス(LPG)の流通が島内の全地域で行われていることを確認。しかしながら、バドゥッラ、キャンディ、コロンボ、ケーガッラの4つの地区の48の地域において、配送ルートが閉鎖されているため、ガスの供給が滞っていると同氏は述べました。同氏は、アクセス障害が復旧され次第、リトロ・ガス・スリランカ社は直ちにガスタンクを流通させる用意ができていると語りました。
参照)LPG cylinder distribution affected by rd. blockages

在スリランカ日本国大使館からのお知らせ(12月2日追記)

11月27日【注意喚起】サイクロンに伴うスリカンカの悪天候について

11月28日【注意喚起】サイクロンに伴うスリランカ国内の災害について

11月30日【注意喚起】サイクロンに伴うスリランカ国内の災害について

▲スマートフォンの方はタップするとPDFデータをご覧いただけます。

12月2日【注意喚起】洪水被害に伴う感染症への対策について

12月3日【注意喚起】スリランカ気象局による大雨に関する情報について

スリランカ観光局による現在の気象状況に関する声明【12月1日追記】

スリランカ政府観光局は11月27日付のメディアリリースにて以下の措置を導入したと発表。

ビザの無料延長

現況によりビザが失効した観光客を対象に、ビザ延長を無料で実施。

航空会社による対応策

・気象障害によりフライト変更を余儀なくされた観光客の、フライトキャンセル料・日程変更料を全額免除
・影響を受けた乗客が最小限の手間で旅行日程を調整できる柔軟な再予約ポリシー
・簡素化された確認プロセス:気象被害を受けた乗客の申告のみで免除対象となる

インフラ・生活への影響

各地で以下の被害が報告されています。

  • 水田・野菜畑などの農作物の広範な損害
  • 小規模貯水池、橋梁、堰、運河、灌漑施設の破損
  • 道路・鉄道の破損・冠水
  • 通信障害・停電(65,000件以上)

灌漑局によると、

  • 50以上の大規模貯水池
  • 約50の中規模貯水池
    が氾濫。さらに、48か所の貯水池で放水門が開放されています。

今後数週間は、救助・復旧活動、家を失った人々への避難所提供が優先される見通しです。

今できる安全対策

感染症対策

サイクロンの影響で起きた洪水の水が引くにつれて感染症などのリスクが高まっています。

・デング熱、チクングニヤ熱など蚊を媒介とする感染症を避けるため、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用しましょう。
・汚染された水・土壌への接触を避けるため、不用意に水たまりや池などに入らないようにしましょう。
・一般衛生状況の悪化により、食中毒などの経口感染症が増加するおそれがあります。生の食材(卵、肉、魚介類など)を触ったら必ず手を洗い、調理器具の衛生管理や食品の適切な保存に努め、加熱が必要な食品は、中心まで十分に加熱するようにしてください。

山間部(エッラ・ヌワラエリヤ・キャンディ等)は移動を最小限に

・地滑りの発生率が高い
・道路の崩落や通行止めが多い
不要不急の移動は避けてください。

川・貯水池・ダム周辺には近づかない

放水が続いており非常に危険です。
散策や写真撮影で近づく行為は厳禁です。

停電への準備

・モバイルバッテリー
・飲料水の確保
・宿泊施設の発電機の有無を事前確認

スリランカから出国予定の方

本記事冒頭の在スリランカ日本国大使館からのお知らせにもある通り、空港へ向かう際は コロンボ–カトゥナヤケ高速道路の利用が推奨されています。
通常よりも空港までの移動に時間がかかる可能性があり、空港内も混雑が予想されますので、時間に十分余裕をもって行動してください。

最新情報のチェック

サイクロン被害への緊急支援・寄付・救援物資(12月4日更新)

被害を受けた被災地・被災者のための緊急支援のためのリンク(順不同)

ピースウィンズ・ジャパン:クラウドファンディング

コロンナーワ・ロータリークラブ(現金のご寄付)

12月1日(月)テレビ朝日「報道ステーション」にて現地の様子が報道されたコロンボ郊外のコロンナーワ市のロータリークラブが支援活動を行っています。

アジアパシフィックアライアンス(A-PAD):クラウドファンディング

A-PADスリランカはこれまでにA-PADスリランカ捜索救助チームを派遣し、合計21名の救助に成功。物資支援等の活動にも取り組まれています。

◆12月2日付のシチュエーションリポート。

◆12月3~4日付のシチュエーションレポート

アジアパシフィックアライアンス(A-PAD):物資によるご支援

国家災害救援サービスセンター(NDRSC)および防災省が承認した標準キットに沿ったご寄付を推奨。

以下、承認済みリスト。

  1. 緊急食料パック
  2. sいかku非食料品(災害発生後最初の72時間)
    • 衛生キット(女性用)
    • 衛生キット(男性用)
    • 衛生キット(乳児用)
  3. ファミリーキット(4〜5人家族向け)
    • 食料品
    • 非食料品

また、被災地域から帰宅した家族が増えているため、清掃用品のニーズが急速に高まっています。これらは汚染管理、安全な清掃作業、水系感染症の拡大防止に不可欠です。さらに、学習継続(学校再開準備)や家庭の再建(調理器具キットなど)を支援する寄付も歓迎しています。

以下のリストも添付しております:

  1. 清掃用品
  2. 教育用品キット
  3. 調理器具キット

■ 受け取り場所・受付時間
場所: A-PAD Sri Lanka オフィス
410/116, Bauddhaloka Mawatha, Colombo 07 | Google Pin
受付時間: 月〜金 9:00〜16:00
(大量の物資や週末のお持ち込みをご希望の場合は、事前にご連絡ください。スタッフが現地調査に出ている場合があります。)

アジアパシフィックアライアンス(A-PAD):現金のご寄付

物資の寄付に加え、金銭的なご支援も歓迎しております。現金の寄付は迅速な行動につながり、現地で必要物資を調達したり、物流を支えたり、深刻な被災地で新たなニーズが生じた際に即応することが可能になります。

寄付用口座情報:

  • 口座名義: A-PAD Lanka
  • 口座番号: 101001116348
  • 銀行名: DFCC Bank(Development Finance Corporation of Ceylon Bank)
  • 支店: Wellawatte
  • SWIFTコード: DFCCLKLX
  • 銀行コード: 7454
  • 支店コード: 033

振込の際は、備考/参照欄に “Disaster Relief”(災害救援) とご記入ください。
また、振込後は 領収書または取引画面のスクリーンショット とともに、
お名前、所属組織、連絡先(電話番号・メール)をお知らせいただけますと助かります。
適切な基金配分と報告のために必要となります。

寄付・調整・お問い合わせ先:


皆さまからのご支援は、規模の大小にかかわらず、ほとんどすべてを失ったご家族が再建への一歩を踏み出す大きな力となります。

A-PAD Sri Lanka は、いただいたすべての寄付(物資・金銭)を、最も支援を必要とする人々へ確実に届けることをお約束します。政府機関、地域のレスポンダー、民間パートナーネットワークと緊密に連携し、孤立・過小支援・深刻な被災地域への「最後の一歩の配送」を最優先に取り組んでいます。皆さまから託された寄付は、責任をもって管理し、透明性のあるニーズに基づいて配分いたします。

この困難な時期に、スリランカと共にいてくださり、心より感謝申し上げます。

駐日スリランカ大使館「スリランカ政府災害救援基金」

スリランカ紅茶専門店ミツティー(チャリティー商品購入)

【スリランカ応援】チャリティー紅茶 サイクロン復興支援を始められました。

スリランカ産スパイス販売 Thunapaha トゥナパナ:寄付

12/14(日) 11:00-16:00にて@hola_neubono(都営新宿線 菊川駅 徒歩3分)実施のイベントでの受付、もしくは銀行振込で受付ています。

スリランカ アーユルヴェーダ家庭料理店あ~ゆぼ~わん:救援物資

スリランカ出身の長岡技術大学の学生が長岡から埼玉へ救援物資を運び、船便のコンテナで現地に輸送。12月7日まで受付。

靴・学用品・生理用品・衣類・日用生活品・赤ちゃん用おむつ・乾物食品(麺類、ビスケット、缶詰など)、乳幼児・子ども用品
※新品あるいは未使用品に限る

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