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タミル語1-1 母音字

2022年5月23日

タミル語について勉強していきます。

まずは、母音字から始めます。

母音はシンハラ語と似ていて、「あ・い・う・え・お」にそれぞれ短音と長音があります。

シンハラ語には「ae」と「ae-」がありましたが、タミル語にはありません。

シンハラ語にもある「ai」と「au」がタミル語にもあります。
シンハラ語では「ai」と「au」はあまり見かけませんので、見なかったことにしましたが、シンハラ語とタミル語を似ていますね!と言いたかったので、並べて書きました。

タミル文字とシンハラ文字の形と変化の仕方はなんとなく似ている気がします。

タミル文字は直線があるのが特徴的です。

そのため、スリランカ国内でタミル文字とシンハラ文字を比べる場合は、丸っこいのがシンハラ文字、カクカクしているのがタミル文字と言われます。

一方で、ヒンディー語やネパール語、マラーティー語に使われるデーヴァナーガリー文字は、上に直線を引き、一単語は上の直線が繋がるため、インドのタミル・ナードゥ州では、丸っこいのがタミル文字と言われます。

ちなみに、デーヴァとはシンハラ語のテーワと同じで「神」の意味です。
ナーガリーは、ヒンディー語で「都市」を意味するナガラのことで、「神の都市文字」と神々しい名前が冠されています。

 

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