Spice Up 観光情報サイト スリランカ観光・情報サイト

スリランカ・エッラで過ごす、大学生のゆる旅記録

2025年4月30日

スリランカ南部の高原地帯に位置するエッラ(Ella)は、同じ国とは思えないほど空気感が違う“リゾートのような山の街”。大学生4人で訪れた今回の旅は、リラックスと発見がいっぱいの時間になりました。ここでは、そのリアルな体験をレポートしていきます!

エッラへのアクセス:ウーバータクシーは大正解だった!

多くの旅行者は鉄道でエッラに向かいますが、今回は時間の都合や快適さを優先し、ウーバータクシーを利用しました。コロンボからエッラまではおよそ5時間、4人で料金は27,903ルピー(約13,000円)でした。

移動中はずっと座っていられて、荷物も安心。しかも、運転手さんのご厚意で滝や美しい展望スポットで車を止めてくれる場面もありました。ぐねんぐねんの山道では体幹勝負でしたが、いつのまにか寝てしまっていたほどリラックスできたのもポイントです。

バスだと景色は見えにくいし、鉄道は時間がかかる上に座れなかった場合の疲労が相当。「エッラまでの移動も旅の一部」と考えるなら、ウーバータクシーは本当におすすめです。

その他のアクセス方法についてはこちらの記事も参考にしてください👇

街の中心に泊まってみた

今回宿泊したのは、繁華街に近い小さなゲストハウス。立地がよく、寝るだけの滞在には十分でした。
「エッラでどう過ごすか」を中心に、宿はシンプルでOKという方にはぴったりかもしれません。

他のおすすめホテルも紹介しています👇

リトルアダムスピークで、人生に刻まれる朝日を

エッラで最も印象に残ったのは、やっぱり「リトルアダムスピーク」。 私たちは朝の5時前、まだ真っ暗なうちに出発しました。

実はウーバーがなかなかつかまらず、道端で交渉してようやくトゥクトゥクで登山口まで。そこから登山スタート。スマホのライトを頼りに、他の外国人観光客と一緒に登っていきました。

30分ほど登った先で見た朝日と、山々に広がる景色は本当に感動的でした。

遠くの空が徐々にオレンジに染まっていくのを、静かに見つめる時間。言葉を交わさなくても、そこにいた人たち全員が同じ気持ちで空を見上げていた気がします。

山の途中にはカフェやブランコ、ジップラインがあり、まるでバリ島のような雰囲気。写真映えはもちろん、心に残る絶景体験として強くおすすめできます!

ジップラインの情報はこちら👇

ナインアーチブリッジにも行ってきました!

エッラで一番有名な観光スポット、「ナインアーチブリッジ」にも行ってきました。
この橋は、レンガと石だけで造られた重厚なアーチ橋。

写真ではよく「絶景スポット」として紹介されていますが、実際に訪れると人・人・人!
綺麗な写真を撮るのは至難の業でしたが、それでも橋の美しさには圧倒されます。
手作業に近い方法で築かれたとは思えない、堂々とした9つのアーチ。
そして、橋の上を歩けるという特別感も、ここならではです。

何より感動したのは、列車が橋を渡る瞬間。
まるで映画のワンシーンに入り込んだかのような、特別な空気が広がっていました。
観光客たちから歓声が上がり、みんなが笑顔になる。そんな一瞬に立ち会うことができました。

また、私たち日本人はかなり珍しかったようで、現地の方々から何度も「写真を一緒に撮って!」と声をかけられ、ちょっとした有名人気分も味わえました。
エッラならではのローカルな温かさを感じる、とても心に残る体験でした。

ナインアーチブリッジについてもっと知りたい方はこちら👇 

雑貨屋さんと街歩き

街中には可愛い雑貨屋さんがたくさんありました。ハンドメイドのピアスやポーチ、木彫りの置物など、どれもエッラの空気を感じられるものばかり。

気候が涼しくて歩きやすく、散策にはぴったり。日中は日差しが強くなるけれど、朝晩は上着が必要なほど肌寒く、避暑地としてもおすすめです。

本当に可愛い雑貨屋さんが豊富でどれに入ろうか迷ってしまいます。おすすめの雑貨屋さんも紹介しているのでぜひ参考にしてください!

エッラのレストランやバーは、西洋人観光客向けのメニューが中心で、バーガーやピザなどの料理が並びます。

夜になると、多くの店でバンドの生演奏が始まり、店内はまるでフェス会場のような盛り上がりに!
私たちも気づけば立ち上がって、他の旅行者たちと一緒にダンス。

さらに、ビリヤード台を囲んで「日本・フランス・スリランカの3カ国対決」をしてみたり、思いがけない出会いもあった夜でした。

昼間の自然と静けさとはまた違う、エッラの“陽気な夜”。
そんなギャップに、ちょっとワクワクしてしまいました。

エッラでできることまとめ

エッラでは、
・リトルアダムスピークで朝日を見たり、
・ナインアーチブリッジで写真を撮ったり、
・可愛い雑貨屋を巡ったり、
・おしゃれカフェやレストランでチルタイムを過ごしたり。

日本人にもなじみやすい、ゆったりした過ごし方ができる街です。

その他の観光スポットについてはこちら:

最後に

エッラは「スリランカらしさ」だけではない、ちょっと不思議な場所。自然とリゾートがミックスされた街の中で、のんびり過ごす時間は格別でした。

人が多い場所もあるけれど、それでも行く価値はあると思います。スリランカ旅の中に、ぜひ1日でもいいのでエッラを組み込んでみてください。

# 関連キーワード