シンハラ語7-14 確率を表す時に使う「ウィタ」=〜の時、〜のさい
本記事では、確率を表す時に使う「ウィタ」について学びます。
ウィタ=〜の節には、〜の時、〜のさい
「ウィタ」には、「〜の節には、〜の時、〜のさい」という意味があります。
ハマ〜マ=毎 +ウィタ=いつも
ハマ〜マで毎を表す表現を7-6で学びました。
ハマ〜マに「ダー(日)」を挟んで「ハマダーマ(every day:毎日)」
ハマ〜マに「サティヤ(週)」を挟んで「ハマサティイェーマ(every week:毎週)」
ハマ〜マに「マーサヤ(月)」を挟んで「ハママーセマ(every month:毎月)」
ハマ〜マに「アウルッダ(年)」を挟んで「ハマアウルッデマ(every year:毎年)」
ハマ〜マに「サァラヤク(回)」を挟んで「ハマサァレーマ(every time:毎回)」
ハマ〜マに「タァナ(場所)」を挟んで「ハマタァナマ(every where:どこでも)」
ハマ〜マに「デヤ(物・事)」を挟んで「ハマデヤクマ(every thing:何でも)」
ハマ〜マに「アティン」を挟んで「ハマアティンマ(どの点においても)」
このハマ〜マに「ウィタ」を挟んで、「ハマウィタマ(いつも)」になります。
後ろの「マ」がないパターンの、「ハマウィタ(その都度、いつも)」という表現もあります。
7-9で学んだ「ワゲー」を加えて、こんな表現もできます。
ハマウィタマ・ワゲー=いつも通り
ボホー=たくさんの +ウィタ=きっと
毎を意味する「ハマ〜マ」よりも確率が下がる「きっと」を表現するときは、ウィタの前にボホー(たくさんの)をつけます。
ボホー=たくさんの、多数の、多量の、大勢の
ボホーウィタ=きっと
ボホーウィタ・エヤー・エイ
きっとその人は来るでしょう。
サマハラ=いくつかの、いくらかの +ウィタ=たぶん
もう少し確率が下がる「たぶん」を表すときは、サマハラ(いくつかの)をウィタの前につけます。
サマハラ=いくつかの、いくらかの、ある一部の、半分、残分、半月、三日月
サマハラウィタ=ことによると、ひょっとすると、たぶん、おそらく
サマハラウィタ・エヤー・エナ・エカク・ネェ
たぶんその人は来ないでしょう。
サマハラウィタ・ヘタ・ワヒイ
たぶん明日は雨が降るでしょう。
「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
# 関連キーワード
新着記事
-
スリランカの食文化に見る多様性とヴィーガン事情
スリランカに滞在して約2か月半、この国の食文化の多様性に驚かされています。その背景には、仏教、ヒンズー教、イスラム教といった多様な宗教が影響していると感じます。宗教ごとに異なる食の規律が存在し、それが食の選択肢を豊かにし…
2024年11月23日 -
“スリランカにおける現代ファッションを徹底調査”
年間を通して高温多湿の南国、自然豊かで「インド洋の真珠」とも呼ばれるスリランカ。日本とは全く異なる気候に住むスリランカの人々が普段どのような服を着ているのか、どのような服を好むのか知っていますか? 欧米諸国の人々のファッ…
2024年11月14日 -
世界遺産ゴール・フォートの中にある“好立地”ホテル「The Fort ...
私は今回、世界遺産ゴール・フォートの旧市街の中にあるホテル「The Fort House」に宿泊してきました。 ゴールには数多くの宿泊施設がありますが、世界遺産である旧市街の中にあり、散策しやすい場所にある「The Fo…
2024年11月13日