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1906年創業の老舗ベーカリー「The Royal Bakery」

2022年12月12日

スリランカの朝に人々が集まる場所の一つがベーカリーです。

本記事では、1906年創業の老舗ベーカリー「The Royal Bakery」を紹介します。

The Royal Bakeryとは?

コロンボ市南部のウェッラワッタのゴールロード沿い(A2:国道2号線)にThe Royal Bakeryはあります。

朝の散歩にウェッラワッタビーチの北端から南端まで歩き、そのままゴールロードに行くと、多くの人が入っていくお店を発見。Googleマップで確認すると、2,824件も評価が付いています。

建物を見上げると「since 1906」と書いてある看板があります。

Googleマップには営業時間は朝5時〜夜9時と登録されています。

店内の様子

入口手前のショーケースにケーキ類が並び、その奥にショートイーツ(Shorteats:調理パン)が並べられ、さらに奥には一斤のパンが並べられています。

2階にも席があり、ランチタイムに店内で食事をするのも良さそうです。

パンの種類と値段

スリランカのベーカリーは、ショーケースにロールス(下の写真の一番右:細長い揚げパン)、ロティ(下の写真の三角のパン)、パティス(下の写真の一番左)、ホットドック、ピザなどがあります。

野菜カレーが入ったロールスは「ベジタブル・ロールス」
魚カレーが入ったロールスは「フィッシュ・ロールス」
チキンカレーを入ったロールス「チキン・ロールス」

野菜カレーが入ったパティスは「ベジタブル・パティス」
魚カレーが入ったロールスは「フィッシュ・パティス」
チキンカレーを入ったロールス「チキン・パティス」

などと種類ごとに具が揃えられているので、好みのものを選びます。

値段は100ルピー(37円)から120ルピー(44円)ほどです。

今回選んだのは、上の写真で右から「フィッシュ・ロールス(100ルピー=37円)」「ベジタブル・ロティ(100ルピー=37円)」「チキン・パティス(120ルピー=44円)」で、合計320ルピー(118円)でした。

経済危機による値段が倍増

2020年にYoutubeに投稿されたYAMUの動画には、現在100ルピーのショートイーツが、50ルピーだったことが確認できます。

スリランカでは2022年に経済危機が表面化し、物によって値段が2倍から3倍になっているものを多く見かけます。

日本円で換算すれば変わらず、物価は安いと感じるわけですが、ルピーで生活していると驚きの値上がりです。

日本円も安くなっている中でのことであり、米ドルで生活している人からすれば、さらにスリランカの物価は安く感じられるのでしょう。

パンの買い方

ショーケース越しに欲しいパンを店員さんに伝えると、レシートが渡されます。

そのレシートを右側のキャッシャーの店員さんに渡して現金を渡すと、レシートに「Paid」のスタンプが押されます。

それをもう一度ショーケースの向こうの店員さんに渡すと、パンを紙袋に入れて手渡してくれます。

一階のテーブルで立ち食いも可能

12月5日(月)の夜にスリランカに到着しましたが、この一週間は曇り空と時折雨が降ります。パンを買い終わって、お店を出ようとした7:20頃、土砂降りの雨が降っていました。

店内には壁に沿って、テーブルがあり、そこで立ちながら食べることができます。

パンを食べていると、ロンドンに留学していたというウェッラワッタ生まれ、ウェッラワッタ育ちのタミル人のおじちゃんが話しかけてきました。

息子二人、娘一人もそれぞれ結婚して、ロンドンで仕事を得て、ロンドンで暮らしているそうです。

僕が日本人と分かると、「日本の支援でスリランカには多くのインフラが作られ、経済力も技術力もあって、スリランカのように政治腐敗していない日本は素晴らしい!」とお話しれてくれました。

「日本の政治もクリーンではないし、経済力は伸びず、日本も頑張らないといけない国です。」と伝えましたが、「そういう風にハンブルな姿勢が日本を強くする。」と言ってくださいましたが、ハンブルではありたいと思います。

ロールスとロティを食べてお腹いっぱいになったところで雨がやんだので、パティスを紙袋に入れてお店を後にします。

購入する時点でパンは2つで十分だと思いましたが、「他には?」とお店の人に問われたので、勢い、パティスも注文しましたが、やはりロールスとロティで十分でした。

ロールスとパティだけでしたら、たったの200ルピー(74円)です。

 

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