オランダ様式の鉄道職員用住宅群「Railway Institute Mount Mary」

コロンボのベースラインロード沿いに、スリランカで最初に作られた鉄道職員用住宅が残されています。
ベアフットの創業者「バーバラ・サンソーニ」の息子で、ジェフリーバワ建築の写真集でも知られるドミニク・サンソーニ、ジェフリーバワの本の撮影で知られるセバスチャン・ポシンギスらによるプロジェクト「Three Bind Man」でも撮影が行われています。
オランダ様式の古い住宅が40軒ほどあり、その多くは普通に住居として今も使われています。
本記事では、オランダ様式の鉄道職員用住宅群「Railway Institute Mount Mary」について紹介します。
聖母マリアの丘に建つ鉄道協会
Railway Institute Mount Maryは、その名の通り、小高い丘に建っています。
ベースラインロードにつながるJ. D. Fernando Mawathaは小高い丘になっていて、丘の頂上とその周辺にオランダ様式の住宅が立ち並んでいます。
これはスリランカ初の鉄道職員用住宅として建てられたもので、番号が1から40まで降られた住宅が並んでいます。
番号1は真ん中で仕切られて2つの家族が使っているようでしたが、他の住宅の多くは1住宅に対して1家族が借りているようです。
鉄道協会のホール
鉄道協会のホールがあり、ベースラインロード沿いに入口があります。
このゲートの隣に住宅ナンバー1、ナンバー2の家があります。
ゲートを入っていくと、円形の広場があり、その先にホールがあります。
普通に住んでいる住宅ですので、あまりズカズカと見学に行くところではないですが、建築好きや歴史好きの方は訪れてみても良いでしょう。

「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して人材系ネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2022年12月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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