『The Sizzle』で、あつあつ、ジューシーなお肉をがぶり!
‘Sizzle’
意味:ジュージューという音(引用:weblio)
鉄板で焼いた、熱々ジューシーなお肉。あふれ出す肉汁を前についよだれが出そうになる。そんな体験を味わせてくれるのが、ここ『The Sizzle』。整然とした店内と、どこかワクワクさせてくれる雰囲気は、まるで日本のファミレスのよう。店内の壁を見ると、そこにはモハメドアリやアームストロングなどボクシングチャンピオン達のコミカルなイラストが飾られていて、メニュー表を開くと、彼らの名前を冠するものが並ぶ。
一見複雑そうに見える注文の仕方だが、意外といたってシンプル。①まずチキンやビーフ、マトン(羊肉)などお肉ごとにメニューがそれぞれあるので、そこでメニューを選択。②次にお肉の調理の仕方(グリルやフライなど)を、そして③最後にメイン(コットゥ・ロティ、スパゲッティ、モンゴリアンライスなど)を選択すれば完了。どの工程も選択肢が豊富で、どう組み合わせて食べるか悩ましい。
悩んだ末に選んだのは、ビーフのメニューの一つ「Western Holifields Buster」(私は知らなかったが、このホーリーフィールド氏も調べるとかつての世界チャンピオンであったらしい)。そしてメインをMeal with Vegitable Baseに。
しばらく待っていると、店員さんが、鉄板の上でジュージューと大きな音を立てるお肉を持ってきてくれた。音もそうだが、鉄板から放たれる煙の勢いもかなり激しい。
いざ実食。肉厚でブリブリなビーフの味わいと、口いっぱいに広がるペッパーの香りを久々に堪能し、ナイフとフォークを動かす手が止まらない。野菜もシャキッとしていて、お肉としっかりとマッチする。ボリュームが大きくて、これを全部食べた後は大満足だ。
私はそれだけでは飽き足らず、デザートまで注文。Sizzling Puddingsという項目にあった「Debbie/s Favourite Sizzle」は、プリン(?)とその上に乗ったアイスが、お肉と同じように、鉄板でぐつぐつとシズルしながら、甘い匂いを轟かせていた。
『The Sizzle』では誕生日の人を店員さんが祝ってくれるので、誕生日が近くに控えている人は訪れてみると、お肉だけじゃない満足感も味わえるかもじれない(こちらのインスタでその様子をチェック)。値段が高価なのに加えて、消費税やサービス料がお高いのが少々ネックではあるが、スリランカで新たな食の体験を開拓したい人にとっては、きっと面白い場所であること間違いなしだ。
住:No32, Warkarama Rd, Colombo 03
TEL: 075 688 8777
営:12:00〜14:45, 19:00〜22:15
休:不定
Instagram:https://www.instagram.com/thesizzlerestaurant/
2001年熊本県生まれ。北海道大学法学部の4年生。2023年10月から2024年3月までインターン生として活動。
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