スリランカのパン事情、おすすめローカルベーカリー【4選】
スリランカに住んでいると気づくことがあります。
いたるところにパン屋がある!
植民地時代にオランダ、イギリスの影響を受け、スリランカにはパン文化が今でも根付いているのです。
チャパティやナンとは違う。
それでいて日本の王道パンともひと味違ったスリランカパンについて、今回は紹介していきます!
スリランカのパン屋さんは二つに大きく分けられます。
ローカル露店の総菜パン
一つは大きなパン工場から売る分だけを買い取ってお客さんに売る個人商店。
パン屋というよりはパン ”も” 売っているという感じ。
街のいたるところでパンが売られているのはそのためなんです。
そして、このパンが意外に美味しくって。
定番のスリランカパンがだいたい10種類は安く店頭に並べられています。
上の写真のようにだいたいのパンには、魚やお肉、野菜のカレーが挟まっていて、どれも本当に美味しいんです!
カレー以外のパンだと、砂糖がまぶされたキンブラバニスなどが人気。
バスターミナルなどの人が集まる場所には必ず、このようなパンを売っているお店があります。
注文すると毎回、子どもが勉強したノートを袋にしてパンを渡してくれます。
これが何ともスリランカらしい!
ローカルを感じるのに露店パン屋はうってつけなんです!
スリランカブランドのパン屋さん
そして、パン屋はこれだけではありません。
もう一つは各ブランドのパン屋さん。
こちらはそれぞれのお店こだわりのパンがずらっと並び選ぶのに一苦労。
テイクアウトもできるし、レストランと併設されていることも多いので、様々なシチュエーションで利用できそうです!
そして、特に人気のパン屋を今回は4店舗紹介していきます。
Parera&Sons
1902年創業の老舗チェーン。
コロンボ市内に数十店舗を構えていて、スリランカ全土に展開しており、スリランカ国民に愛されています。
地元の人向けに総菜パンは味付けられているので、辛いのが苦手だとスパイスがきいた商品は厳しいかもしれません。
パンだけでなく、色とりどりのケーキも用意されています。
この店舗は2階が広いイートインスペースになっていて、ライス&カリーやランプライス、フライドライスなどスリランカ料理が楽しめます。
小さいお店でお店でも数席イートインスペースが用意されていることが多いです。
<Perera & Sons Havelock Road店>
SenーSaal
こちらのパン屋さんはコロンボ市内に数か所店を構え、座席が多く用意されている大型店舗が多いです。
手軽に総菜パンを買って帰ることも、少しお茶をしながらデザートを食べることも、がっつり食事をして帰ることもできます。
スリランカで提供されるドリンク類、特に冷たい飲み物には大量の砂糖が入っている場合があるので、注文する際に、砂糖抜きなどお願いしてから注文するといいと思います!
こちらの店舗(Union Place)は2階がレストランになっていて、ライス&カリーなどスリランカ料理が楽しめます。
他の店舗も2階がレストランになっている場合が多く、気軽にカフェやレストランとして利用できます。
Paan Paan
スリランカと日本はポルトガル語由来でブレットではなく、パンと言います。
シンハラ語で伸ばして「パーン!」と言います。
お店の名前は日本語で言えば「パン パン」です!
コロンボ市内に5店舗あります。
そんな素敵な店名のこのお店では基本のスリランカパンに加え、サンドウィッチ類が豊富です。
特に、サブマリンサンドは目の前で調理してくれた温かい具材をできたてで提供してくれるのでおすすめ!
コーヒーやフレッシュジュースも注文でき、店内での飲食も可能です。
Green Cabin
1884年創業のこちらのパン屋さんはコロンボ市内に3店舗あり、同系列のお店でPAGODA TEA ROOMがコロンボフォートにあります。
店内が広々としていて、かつてはカレービュッフェのレストランとして営業されていたため、店内で食べることも可能。
席がまあるく独立した形になっているので、グループでゆったりと時間を過ごすことができます。
スリランカパンには辛めの具材がであることが多いですが、こちらのチキンパイは辛さ控えめのクリーム系のカレーが中に入っていて絶品です!
また、こちらのお店のランプライスもオススメです。ぜひ立ち寄ってみてください!
終わりに
いかがでしたか?
日本とは違うスリランカのパンたち。
シンプルなものから、辛みのきいたスパイシーなものまで、様々な種類のパンをスリランカでは楽しめます。
カレー&お米に飽きたら、ぜひパンを試してみてくださいね!
大学を休学してスリランカでインターン。トゥクトゥクを乗り回し、カレー片手にキリテーをごくごく。好きなことは銭湯と餃子づくり。スリランカたっのしー!
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