聖地、スリーパーダ(アダムスピーク)へ!女子一人旅で登ってみた!
とある写真を見た瞬間「これは絶対に見たい」と思った。
その景色がどこか調べたら、スリーパーダでした。
せっかくスリランカに滞在しているなら、行っておかなければ!そんな軽い気持ちがきっかけでしす。登山経験はほぼゼロ。運動習慣もなし。
調べてみると、シーズンは12月の満月から5月の満月まで。3月までが巡礼シーズンで、それを過ぎるとお店も閉まり、人もまばらになるらしい。
一人で人のいない山に行くのは流石にこわい。
「シーズンのうちに早く行かないと!」ということで、ノリと勢いで決めて、根性で登ってきました。
目次
スリーパーダ(アダムスピーク)ってどんな場所?
一言でいうと、「世界中のさまざまな宗教の人々が聖地だと信じている、スリランカで最も有名な山」です。
スリランカ中央部にそびえる標高2243mの山。
同じ一つの山なのに、宗教によって呼び方も、聖地とされる理由も違います。仏教徒には「スリーパーダ」と呼ばれ、山頂の岩のくぼみはお釈迦さまの聖なる足跡だと信じられています。一方、キリスト教やイスラム教では「アダムスピーク」と呼ばれ、人類の始まりであるアダムが地上に初めて降り立った場所とされています。
宗教は違えど、目指す頂上はひとつ。巡礼シーズンになると深夜から数千人が列をなして登り、山全体に神聖な雰囲気が漂っています。
2泊3日スケジュール
ざっくりしたスケジュールはこんな感じです。
私はキャンディ観光後にスリーパーダ麓の町「ナラサニア」に向かい、コロンボに向かうというルートにしました。普段まったく運動しないので、身体をしっかり休めるために2泊3日の余裕を持ったスケジュールにしています。
スリーパーダへの登山ルートは主に2つあります。
ラトゥナプラ方面は参道が長く、道も険しいとされているため、今回は比較的登りやすいとされるハットン(ナラタニア)側の経路を選びました。
今回の旅のルート:
キャンディ発 → スリーパーダ登山 → コロンボ着
※交通機関はバスを使用

- Day 1
09:20頃 キャンディバスターミナル発
12:00頃 ハットン着・休憩
13:00頃 ハットン発
15:10頃 ナラタニア(デルハウジー)着
15:15頃 ホテル着
- Day2
03:00頃 ホテル発、登山開始
05:50頃 山頂付近
07:15頃 下山開始
10:05頃 ホテル戻り
11:00頃 朝食・休憩
15:00頃 周辺観光
19:00 ホテル着
- Day 3
06:30 ホテル発
06:10 バス停着
07:00 ナラタニア バス停発
13:20 コロンボ着
※2025年11月に発生したサイクロンの影響により、キャンディ〜ハットン間の鉄道は2026.03現在も運休中しております(他区間も一部運休あり)。
最新情報こちらよりご確認ください(https://spiceup.lk/sri-lanka-cyclone-ditwah-disaster-information/)
※キャンディ→ナラタニアへのバスの乗車料金は4回に別けての支払いがありました。500ルピー以下の少額紙幣を多めに用意しておくと安心です。
Day 1:【移動】キャンディから聖地の入口へ
9:20 キャンディ出発
ボガンバラ・バス・スタンド(Bogambara Bus Stand)からハットン行きバスは出発しました。
キャンディ中心部にはバスタンドがたくさんあって、どこを利用すべきなのか最初はよくわからなかったのですが、キャンディ滞在先から中心部に向かうバスの乗務員さんに「ハットン行きのバスの乗り継ぎはどこ?」と聞いたら、わざわざ案内してくれました。本当にやさしい…!
バスターミナル内には売店もあり、水やスナック、パンやサモサなども購入できます。

バスターミナル内にもたくさんのバス。
あちらこちらから「どこに行くの?」とスリランカ人に聞かれるので、とにかく「ハットン!ハットン!」って答えると、みんな「あっち!」って指さしてくれ、その方向に進むとハットン行きバスに辿り着きました。

ちなみに明確な時刻表はありません。
8:45にバスに乗り込んで、9:20頃に出発しました。

キャンディからハットンへのバスは、鉄道とほぼ同じルートを走ります。
車窓からは、サイクロンの影響で損傷した線路が見える場所もあり、被害の深刻さを改めて感じました。
途中、ギニガッヘーナ(Ginigathhena)のバスターミナルでバスの乗り換えがありました。乗務員さんが「目の前のバスに乗り換えて!」と案内してくれたので問題なくスムーズに乗り換え。

スリランカらしい茶畑が見えはじめたらハットンまではあと少し。
キャンディからハットンまでの乗車時間は、約2時間40分。
乗車料金は、キャンディ→ギニガッヘーナがRs.201、ギニガッヘーナ→ハットンがRs.123でした。
12:00 ハットン到着
とにかく暑い!まだバス移動が続くので、一休み。
事前にあまり調べていなかったこともあり、ゆっくり座れるカフェが少ない印象でした。
ハットン駅隣にあったレストランで休憩。フレッシュジュースを期待していたものの、メニューになかったので缶ジュースで一息。お手洗いも借りられたので、移動前の休憩場所としては十分でした。

ハットンからナラサニア(デルハウジー)へのバスは、ハットンのバスターミナルから赤いバスで出ておりました。
『地球の歩き方(2020-21年版)』にはバスターミナルからは出発せず途中停車のみと記載されていましたが、現在は変更されているようです。駅付近で現地の人に聞いたところ、「バスターミナルに行って!」と教えてくれました。
トゥクトゥクで向かう場合は、ハットンからナラサニアまでは13USDが目安と宿の方より教えてくださりました。

ここもたくさんのバスが並んでいますが、焦らなくて大丈夫。
「アダムスピーク!」と声に出して聞いてまわれば、親切に教えてくれる人が必ずいます。スリランカの人たちは本当にフレンドリーで、旅の心強い味方でした。

13:00頃出発。ハットンからナラサニアまでは、車窓に広がる紅茶畑を眺めながらの移動でした。標高が上がるにつれてキャンディよりも気温が下がり、窓から入る風が心地よく快適な道中。バスの進行方向右側には大きな湖が見えるので、座席を選ぶ際の参考にしてください!
移動の途中、マスケリアという小さな町で一度バスの乗り換えがありました。運賃はハットンからマスケリアまでがRs.117、マスケリアからナラサニアまでがRs.120でした。
15:10 ナラタニア到着

9:20にキャンディを出発し、途中1時間の休憩を挟んで15:10にナラタニアへ到着しました。約6時間の長旅で、交通費は合計561ルピー(約280円)でした。
バスを降りて最初の町の印象は「お祭りみたい!」。
スリーパーダの入り口まで、日本の神社の出店のような小さなお店が途切れることなく並んでいます。
登山用のマフラーや耳当て、軍手はもちろん、カラフルなおもちゃやアクセサリー、お菓子屋さんまで。そのカラフルな光景に、これから始まる登山へのワクワク感が高まります。
15:15 ホテル着

今回の宿泊は、スリーパーダ入口から最も近い「Hotel Mango Tree nearest Adam’s Peak」を利用しました。登山口から一番近い宿になります。
女性専用のドミトリーのお部屋を予約。

バスタオル・Wi-Fi完備で、温水シャワーも利用できました。
スリランカの宿は薄いシーツタイプのお布団が多いのですが、ここはふわふわの布団だったのが個人的にとても嬉しかったです。枕元にはアダプター付きのコンセントがあり、日本のプラグ(Aタイプ)もそのまま使用できました。

ロッカーもお部屋内にありました。

ウェルカムティーとジンジャークッキーを用意してくれました。

かわいいお友達もきてくれました🐈
ティーを嗜んで、かわいい猫に癒やされながらバルコニーでのんびり過ごす時間は、まさに贅沢で幸せなひととき。

オプションで夕食もつけられます。翌日の登山に向けて早寝するため、夕食は18時にお願いしました。
今回はフライドライスと4種のカレー(豆・じゃがいも・かぼちゃ・チキン)を。
辛さ控えめで日本人の口にも合いやすく、本当においしい!とにかくボリューム満点で、一人でカレーパーティーを開催しているような贅沢な気分になれます。
周辺に飲食店もありますが、宿でゆっくり温かいごはんが食べられるのは大きな魅力。
宿泊したらぜひ食べてほしい、おすすめのお食事です🍽
Day 2:【登山】いざ、スリーパーダへ!
3:00 いざ出発!
ゆっくり登るなら3時出発がいいと、前日に宿のオーナーがアドバイスをくれました。
登山経験がないため「ちゃんと登り切れるか」という緊張もあり、早めの2時に起床。身支度を整え、忘れ物がないか持ち物を確認して、深夜3時ちょうどに宿を出発しました。山頂までは5,000~6,000段あるといわれています。

深夜でもシーズン中ということもあり、お店が営業している!スナックや水も購入できます。

参道には、山頂から降りてくる人も、これから登る人もたくさん。
深夜とは思えないほどの活気に満ち溢れていました。

電柱もあり、電気装飾も施されている場所もあるため、懐中電灯を使う必要はありませんでした。道中にはところどころにお祈りをする場所があり、ここが聖地であることを改めて感じさせてくれます。

足元は明るくても、周りは真っ暗。
自分が今どの地点にいるのかも分からず、ただひたすら上を目指して進むのみ。
ふと遠くを見渡すと、山頂へと続く参道の明かりが一本の「光の道」のように見えました。そして見上げた夜空には、満点の星空が広がっていました。

スリーパーダの登山道で個人的に心強かったのは、道中に定期的に立ち並ぶお店の存在。「そこには人がいる」という安心感はもちろん、もし心折れそうになったら「次の店でお菓子を買おう!」という目標になり、心の支えに。
小さなお店には、どこも種類豊富な飲み物やお菓子が並んでおり、中にはソフトクリームマシーンがある店も!店ごとに異なる品揃えを歩きながら横目で眺めるのが、ささやかな楽しみでした。
また、道中にはRs.50で利用できるトイレも点在しています。安心して水分補給ができる環境は、長丁場の登山において本当にありがたい存在でした。

4:30頃、身体から出る蒸気で眼鏡が曇るほど体が熱くなり、一度休憩を挟みました。
標高が上がるにつれてお店の物価も上がっていきます。「麓で買えば節約できるのでは!」と考えがちですが、過酷な階段が続く中、重い荷物で体力を消耗しては本末転倒。道路がないこの山では、すべての商品が人力で運ばれています。
身軽な格好で登山でき、飲みたい場所で冷たい飲み物が手に入る。その対価を考えれば、山の上での価格は十分に払う価値があるような気がしました。

山頂に近づくにつれて道は混み合うようになり、一段ごとの段差も高くなっていきます。周囲のスリランカ人から「どこから来たの?」と声をかけられても、「ジャ……パ……ン………」と答えるのが精一杯。
そんな中、子供を抱えて登る親御さんや、自力で歩く小さな子、杖を突きながら進むおばあちゃんの姿には、ただただ驚かされるばかり。
ちなみに、スリーパーダでは「あとどれくらいで着くか」と聞くのは神に反する行為(タブー)とされているとのこと。聞きたい気持ちを抑え、ただ一歩ずつ、黙々と足を前に進めるしかありません。

足元が限界だったが、頭上の星空の美しさになるべく視線を向けて必死に登り続けた記憶。
「ここで諦めたら一生後悔する!」という執念と根性だけで進みました。

5:40頃、地平線から光が溢れ出しました。
「絵に描いたような光の線」が空に伸びていく光景に感動。山頂まであと僅か。ラストスパートの追い込みへ。

5:50頃、頂上付近。凄まじい人だかりで、ついに一歩も進めない状況に。
この場所で日の出の瞬間を待つことに決めました。
6:10 ついにご来光!

6:10頃、ついに太陽が顔を出しました。
その瞬間、それまで静かに日の出を待っていた人たちがざわつきはじめます。

みんな一斉にスマホを掲げたり、祈りを捧げたり。歓声が、あちこちから上がりはじめます。

言葉や国籍は違っても、この神々しい景色を前に、みんなの心が一つになったような不思議な一体感に包まれました。これまでの疲れが、この光と共に吹き飛んでいくような特別な時間でした。

日の出をゆっくり楽しむのもよいですが、ある程度で切り上げて、日の出とは反対側へ急いで移動するのがおすすめです。
人混みの中、私は近くにいた現地の方が声をかけてサポートしてくれたおかげで、無事に反対側へ辿り着くことができました。

日の出とは反対側には雲海が広がっています。
そして、条件が揃えば「影アダムスピーク」と呼ばれる絶景に出会えることも。

雲の上に浮かぶ大きな三角形のシルエット。
これが「影アダムスピーク」と呼ばれる、とても貴重な現象です。
この影が見えるのは、雲海や霧がスクリーンの役割を果たし、なおかつ太陽を遮る雲がなく強い光が差し込んでいる、という条件が揃った日の出直後のわずかな時間だけ。天候に左右される、まさに一期一会の光景です。
話にはきいていたが、本当にみられるなんて!感動の連続でした。

6時30分頃、幻想的な影アダムスピークを眺めていると、背後からお祈りの音楽が聞こえてきました。山頂のお堂では毎朝、お供えものをする儀式(プージャ)が行われるとのこと。
階段を上がるとお堂の中でお祈りに参加することができます。
お祈りの時間中は柵が閉じられ出入りできなくなるので、約30分ほど中で過ごすことになります。なお、お堂に入る際は靴を脱ぎ、てきとうに階段の麓に置いておく形になります。
たまにに靴がなくなるケースもあるようなので、心配な方はビニール袋に入れて持ち込むのがおすすめです。ちなみに私はボロボロのスニーカーだったので気にせずに済みましたが、靴を脱いだ階段と同じ階段から降りることができず、裸足のまま少し走りまわることになりました。
そして、お祈り中特に気になったのが寒さ。
登山中にかいた大量の汗が、山頂の冷たい空気で一気に冷え込み、とにかく寒い!お祈りをしているのか、凍えているのかわからない状態に。そんな私を見かねてか、警備員さんに「さむいね〜さむいね~」と声をかけてもらいました(笑)。

柵の中のお祈り場所は撮影ができません。また、ブッダの足跡が残る寺院内も撮影禁止です。
寺院はこぢんまりとしているため、参拝には並ぶ形になります。お祈りに参加する人が先に入ることができ、その後に柵が開放され、外からも参拝できるようになる流れでした。

お祈りを終えると、太陽はすでにかなり高く上がっていました。最後にもう一度、山頂からの景色をぐるりと一周眺めて。どこを見渡しても、本当に美しかった。
7:15 いざ下山!
下りもなかなか足にきました。
膝ががくがくしながら、手すりを頼りにゆっくりと降りていきます。周りの人も同じで、思うように足が動かない様子。あの登りの達成感はどこへやら。

さらに、日が昇るにつれて気温もぐんぐん上がり、下りは暑さとの戦いでもありました。
それでも、暗くて足元しか見えなかったあのルートが、朝の光の中でくっきりと姿を現します。同じ道のはずなのに、登りとはまた違う表情を見せてくれる。それもまた、この山の楽しみのひとつでした。

登りきった安堵感からか、おなかもすいてきました。
ホテルに戻って朝ごはんを食べたかったので、下山途中の買い食いはぐっと我慢。



下り道、あんなに苦労して登ったアダムスピークが、どんどん遠ざかっていく。そんな姿をこまめに振り返りながら歩きました。この場所からの景色が、個人的に一番のお気に入りでした。

遠くには真っ白い仏塔も見えます。
あの辺りがゴールかなと思っていたら、実はまだまだの場所であることを後に知りました。あんなに遠くに見えたのに……。

背後のアダムスピークが、木々の合間からだんだん小さくなっていきます。

色とりどりの旗がはためき、聖地らしい雰囲気が漂っています。

下山中、大量の荷物を頭に載せて登っていく納品業者の方々と何度もすれ違いました。
飲み物や食べ物はもちろん、中にはガスボンベを担いでいる方も。身軽な格好で登るだけでも大変なのに、その体力が本当にすごい。
ルート沿いには、体重計が置いてあるスポットもありました。登山前と登山後で体重がどれくらい変わったか測れるようになっているようです。登るときに測っていいれば、登山のダイエット効果見られたのに…!

山の上から遠くに見えていた白い仏塔。
これは日本とスリランカの友好と世界平和を願って建てられた、「日本山妙法寺」の「平和仏舎利塔(ピースパゴダ)」でした。1978年に建立されたとのこと。

紅茶畑が見えてくると、ゴールはあと少し。
登りのときとは違い、様々な景色を楽しむことできました。

10:05頃、ついにホテルへ帰還!

景色をゆっくり楽しみながらの下山だったこと、そして疲労で足が思うように動かなかったこともあり、結局下りも3時間ほどかかりました。

ホテルに戻ると、冷たいジュースや温かい朝ごはんが待っていました。
登りきった後の食事のおいしさといったら、格別。シャワーを浴びてそのままゆっくりお昼寝。幸せなひとときでした。
下山後すぐにチェックアウトして次の町へ移動する旅のスタイルも多いようですが、私は時間に余裕を持てたので、思う存分のんびりだらだらと過ごしました。

夕方、お昼寝から目を覚まし、ホテルの周りでも散歩しようかなと思っていたところ、オーナーからトゥクトゥクで近所の絶景スポットへ行くことをすすめてもらいました。
行ってみると、これが大正解!ナラタニアの魅力はスリーパーダだけではないと、この目で実感することができました。
その様子は別の記事にまとめているので、ぜひあわせてチェックしてみてください。

翌朝も早起きのため、夕食を済ませて早めに就寝。
たくさん動いて、美しい景色を見て、おいしいものを食べて。心も体も、とことん満たされた一日でした。
Day 3:【帰路】ナラタニアからコロンボへ
5:45頃に朝食をいただいて、6:30にチェックアウト。バス停へ向かいます。
高地ならではの涼しく澄んだ空気はとても過ごしやすかった!

ナラタニヤからコロンボへの直行バスは朝7時発の1日1本。
乗車時間は約6時間30分が目安です。私が乗車時は、定刻前の6:58に出発していました。長距離でがたがたの道を走ります。立って過ごすのは過酷なため、早めに乗り込んで席を確保するのがベストです。
もし直行便を逃した場合はハットン経由となります。ハットンからは午前中に1本、AC(エアコン付)バスも運行されていると宿の方より教えてくださりました。
※バスの運行状況は非常に流動的で、ネットにも正確な情報は載っていません。到着時にホテルのスタッフへ最新情報を確認することをおすすめします。

バス停はこちらです。
バス停周辺のお店で、出発前に水やスナックを買うことできました。
10:45頃、長距離バスのため休憩が15分ほどありました。軽食やお手洗いを済ませる貴重なタイミングですが、スリランカのバスは自由席。なので一度席を立てば、他の人に座られても文句は言えません。
私は「席よりトイレ!」と半ば諦めて席を立ちましたが、戻ってみると隣に座っていたおじさんが自分の席から動かず、私の席までずっと確保してくれていました。本当にやさしく、ただただ感謝でしかなかありませんでした。

休憩ポイントはこちら
休憩を終えてバスが走り出すと、窓の外の景色がみるみる変わっていきました。 さっきまで深い森の中にいたのが不思議なくらい、少しずつ建物が増えて、都会の風景へと移り変わります。
13:20頃、ついにコロンボに到着しました。
さいごに
ノリと勢いだけで決めた登山、正直不安もありました。
登山経験もなく、体力に自信があるわけでもない。登りはとにかく必死で、脚を止めたら前に進めない!という一心で汗が止まらず、髪も顔も汗でぐしゃぐしゃになりながら、ひたすら階段を登り続けました。
それでも、登って本当によかった!
登らなければ出会えない絶景がたくさんあって、自分の達成感も含めて、スリランカで一番の体験だったと言えます。
正直なところ、3時間ひたすら階段を登り続けるので、気軽におすすめとは言い切れません。それでも、周りの参拝者お話しながらの登山、お祭りのようににぎやかなお店が夜通し並ぶ不思議な雰囲気、山頂からの絶景、そして登りきったときの達成感は、きっと後悔しない体験になると思います。少しでも行ってみたいと思っている方は、シーズン期間にぜひ。
また、キャンディからナラサニア、そしてコロンボまでのバス移動も、スリランカのローカル旅らしさが詰まっていて醍醐味のひとつでした。
そして今回、Mango Treeに宿泊できたことも本当によかったです。おいしいごはんをおなかいっぱい食べたおかげか、疲れが思ったより引きずらなかった。オーナーもスタッフも皆さん親切で居心地がよく、空気もよく避暑地としてのんびり過ごすのにも最高な場所です。また訪れたいと思っています。
スリランカの人々の親切さと、深い信仰の空気に触れられた、忘れられない旅となりました。
※記載の情報・価格はすべて2026年3月中旬時点のものです。最新情報は必ずご自身でご確認ください。
世界中を旅して、スリランカにたどり着きました。食べることと、手仕事が好きです。
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