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スリランカで英語を学んでみた!@British Council

2024年4月17日

こんにちは!

2~3月インターンをしていたあやねです!

今回は、私が2月の半ばから3月の半ばまでおよそ1ヶ月間通った語学学校、British Councilについて紹介します。

アクセス

私が実際に授業を受けてみて、スリランカで英語を学ぶメリットと、あまりお勧めできないなぁという点についてまとめたので、スリランカでの英語学習に興味のある方はぜひ参考にしてみてください!

きっかけ

2月にインターンに来て、Spice upのオフィス兼住居となっているレジデンスに滞在していました。当然ながら、インターンも日本人、ボスである神谷さんも日本人なので、外に買い物に行くぐらいでしか英語を使う機会はありませんでした。

それに加えて、スリランカ人の話す英語は訛りが強く、聞き取るのが難しく、滞在直後に自分の英語力に不安を抱えるようになりました。海外でコミュニケーションをとるのに語学力よりも伝えたいという気持ちが相手に伝わることが大切だと思うので、スリランカ人と自信を持って関わっていきたいと思っていました。

また私のインターンとして選んだ職種はこのようなライターだったこともあり、「このままではせっかく海外に来たのに日本語ばかり話してぬるい海外経験で終わってしまう!」そう思った私は、思い切って現地のスリランカ人に混じって短期でも通える語学学校に通うことにしました。

そこで神谷さんに紹介してもらったのがこのBritish Council!

まだインターン生で行ったことのある人はいなかったので、今後スリランカで英語を学んでみたい人や、滞在中のコミュニケーション力を高めたい人のために役立つ情報を発信できるのではないかと考え、潜入捜査も兼ねて英語を学びに行きました。

いざ入会!

コースの相談

(画像)

神谷さんに頂いたそれぞれのコースの紹介の紙を見て、まずは電話をかけてみました。

よく考えたら海外の人と電話でアポを取るのは初めてで、聞き取りづらかったこともあり少々苦戦しましたが、なんとか相談の日程を決めることができました。

そしてアポの当日、厳重な体制のエントランス(手荷物検査と金属探知機を体にスキャンされます)を抜けて受付に向かいました。スリランカだと教育機関はこんなにセキュリティーが万全なんだ!と驚きながら、受付横にある発券機から相談の順番を発行し、受付前の待合席で待つこと2時間!!(長すぎるっ)やっと呼ばれたと思ったら、「その相談はこのカウンターじゃないから、また後で呼ぶから待ってて」と言われ、さらに待つこと1時間!(長いっっ)コースの相談にたどり着くことが出来ました。

これは、スリランカの時間にルーズなのも関係ありますが(それが一番の要因だと声を大にして言いたい)、初めの番号を取る発券機で、相談内容の選択をしなければならないのですが、どうやらそこで私が間違った相談内容で予約していたようです。日本の発券機のようにご丁寧に「これでよろしいでしょうか」などという確認画面はなく、相談内容を押した瞬間発券されてしまうので、発券機ではよく確認してからボタンを押すのが良いでしょう。

この話の流れで、最初のアポはどうなったの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。そうです、必要ありませんでした。スリランカでは事前にアポを取るよりも直接出向いて交渉するのが良いでしょう。

契約と支払い

(画像)

私は自分に合ったレベルで、自由に授業をスケジューリングできるMyClassというコースを選択しました。

ここでのレベルは、オンラインテストと受付の人とのスピーキングテストで決まります。オンラインのテストは単語や文法に関する一問一答の形式です。スピーキングテストは、受付の方と簡単な会話をするだけです。受付の方は先生ではないので、あまりきれいな英語ではなく正直言って評価も適当なので、本当にあったレベルに配属されているかは怪しいところです。実際私は最初、自分のレベルに全くと言っていいほど合っていないレベルのクラスに割り振られました。さすがに意味のない授業を続けるのは勿体ないのでクラス変更をしました。クラス変更に関しては、後半に詳しく書いてあります。

(価格について)

支払いは振込またはクレジットカードで行えます。British Councilはイギリス政府によって設立された公的な国際文化交流機関であり、世界中で各国における英語の普及に取り組んでいますが、スリランカでは世界の中でも格安でブリティッシュカウンシルの授業が受けられます。

いよいよ授業へ

(画像)

契約時に学籍番号が発行され、自分のアカウントが作られます。そのアカウントでBritish Councilのアプリにログインし、そこから自分で授業を予約します。自分で自由に授業が組めるので、とても便利です。

私が入会したとき、直近の授業の枠がすべて埋まってしまっていて、「このままだと約1ヶ月で20レッスン終わらない!」と焦っていましたが、1~3日前になると急にキャンセルが出て、予約ができるようになりました!時間にルーズなスリランカらしくドタキャン多めだったことが私にはありがたかったです(笑)

そんなこんなでいよいよ最初の授業へ!

緊張!はじめての授業

(授業プリントの画像)

教室に入ると、20名ほどが4つのテーブルに分かれて座るような形式でした。

授業の進め方としては、プリントが配られ、一つのトピックがあり、それに付随して文法やアクセントの練習などをするというような感じでした。

まずウォームアップとして近くの人と話し、文法や発音に関して先生と確認し、最後にトピックについて話し合い、実践的な会話練習をして終了です。

スリランカではシンハラ語とタミル語が公用語になっており、それぞれの話者を繋ぐ役割として英語が位置付けられています。このことから、日本人よりも圧倒的に英語に触れる頻度が高いスリランカ人の多い語学学校は活発な学習の場だと期待していました。しかし、実際に行ってみて、学校で先生に当てられて分かっているのに誰も答えない日本とあまり変わらない!!なんてシャイなんだ!そう思いました。語学の上達には、周りの積極的な空気に飲まれるのがいいことを経験上感じていた私は、少しがっかりしました。

一方で、がっかりしたことだけでなく、良いなと思った点もありました。それは、たとえ英語が堪能ではなかったとしてもいつも話しているシンハラ語やタミル語は一切授業中話していなかったことです。日本だと英語の授業中、伝わりにくい時に生徒同士でつい日本語を使っていしまいますが、シンハラ語の話者も多い中、英語のみを使って会話をしていることが印象的でした。

ただ前述したように最初に割り振られたレベルは合っていなかったため、レベル変更をすることにしました。

レベル変更

レベル変更したい旨を受付で伝えると、すぐに事務室に通してくれました。テストなどもう一度受けなければならないのかなと思っていましたが、そこで先生に相談すると、すぐにレベルを一つ上げてくれました。その手続きの数時間後アプリの方も更新後のレベルの授業に変更されており、新たに予約が可能になっていました。このように日本と比べて融通が利くところは良さだと感じました。

すてきな出会い

レベル変更後の授業は、比較的生徒が積極的で、以前より楽しく授業を受けることが出来ました。

レベルを変えて感じたのは、日本の学生は机上の英語学習が充実している故に、リーディングやライティングに長けているのに対して、スリランカの学生は、日常的に英語を使う機会が多いことからスピーキングに長けているなと感じました。正直、文法問題は変更後のレベルでも簡単すぎると感じましたが、周りの生徒のスピーキング力は私より高い感じがして、授業で英語力を伸ばすというよりかは、ここで仲良くなったスリランカ人とやり取りをする方が、自分の英語力を伸ばすのに適していると感じ、さらなるレベル変更はしませんでした。

何度か授業に行く中で友達が増えていき、会話も弾むようになりとても楽しかったです!Whatappというスリランカ人が多用しているチャットアプリを交換して会話したり、学校のカフェテリアで一緒に昼食を取ったり(ゆっくり食べすぎて一緒に授業に遅刻したのはいい思い出です笑)本当に楽しい時間を過ごしました。

その中でもとても仲良くなっったムスリムの女の子のご家庭にのちにホームステイに行きました。

ホームステイについての詳しい記事はこちら ↓ ↓ ↓

(リンク)

メリットとデメリット

これまでお話ししたメリットとデメリットをまとめていきます。

メリット

・自由に授業のコマを組める

・スピーキング力の向上が望める

・現地の仲の良い友達ができる

・格安

デメリット

・何かと相談するときの待ち時間が長い

・積極性のある授業かどうかはレベルや授業による

感想

契約からレベル変更前は、色々と壁にぶつかっているような感じでしたが、このままでは実りある英語学習ができないと自ら行動して環境を改善したことで、スピーキング力の向上と何よりも素敵なスリランカ人との出会いを得ることが出来たので、British Councilで大変良い経験が出来たと感じています。

今回初めて自らの力で英語で契約をして、学校に通うということをしてみて、英語で交渉する力が身についたこともここを選択したことに意味があったなと感じました。

British Councilの詳細についてはリンクを貼っておきましたので、そちらをご参照ください。

British Council Sri Lanka | Sri Lanka

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

 

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