【コロンボ】行列必至!南インドの名店「Erode Amman Mess」で本場タミルの味を堪能
コロンボに今年3月のオープン以来、賑わいが続くタミル料理店があります。
バンバラピティヤ地区のゴールロード沿いの「Erode Amman Mess」は、南インド・タミルナードゥ州発祥の人気店がコロンボに初進出した一軒。3ヶ月が経った今も、混雑ぶりはまったく衰えていません。
地元のスリランカ人からインド人旅行者まで幅広い客層に支持されるこの店。店名の「Mess」はインドで大衆食堂を意味する言葉ですが、内装は白を基調としたモダンな空間で、エアコンも完備。本場タミルナードゥから直送される秘伝のでスパイスで仕上げた料理を、快適な環境でゆっくり楽しめるのが人気の理由のひとつです。
Erode Amman Messとはどんなお店?

聖地から世界へ!受け継がれる「お母さんの味」
店内に入ると、柔らかく微笑むヒンドゥー教の女神「アンマン」の像が迎えてくれます。この店の始まりは、タミルナードゥ州エロードの寺院を訪れる巡礼者たちに、創業者のシェフが手料理を振る舞ったことにさかのぼります。
「誰もが気兼ねなく、我が家のようにお腹を満たしてほしい」
その想いは2019年、創業者の孫たちの手によってチェンナイでモダンな食堂として形を変え、今やマレーシア、シンガポール、そしてスリランカへと広がる世界的なブランドへと成長しています。
家族のようにお客さんを迎えるこだわり
このレストランチェーン店のCEOは、現地メディアのインタビューに対し「すべてのお客様を、我が家に迎える大切なゲストのようにおもてなししたい」と語っています。
その想いの通り、各国の店舗には必ず家族や信頼できるパートナーが常駐し、細やかな目配りを欠かさないのだそう。また、朝から晩まで通し営業をするのではなく、ランチとディナーの間にお休みを挟む営業スタイルをとっています。これも料理の質を落とさず丁寧な仕込みを行い、働くスタッフの休息を大切にするための、このお店ならではのルール。
味の核となるスパイスは、20年以上かけて開発された独自レシピをもとに、すべて手作業で調合し、インドの本部からコロンボのキッチンへ直送。使用した油の再利用は一切なく、肉類はすべて当日仕入れか冷蔵保存されたものを使用するなど、品質管理も徹底されています。
清潔で居心地の良い店内

「食堂」と聞いて思い浮かべる雰囲気とは、良い意味で少し異なる店内。
白を基調としたモダンな内装で、とにかく清潔。エアコンもしっかり効いていて、ゆっくり楽しめます。地元の有名クリケット選手やタミルの映画スターも訪れるほどの人気店とあって、食事の時間帯には空席待ちの列ができることも。
頼んでみた、気になるメニューたち
南インドの定番料理「ミールス(Meals)」

南インド料理といえば外せない、「ミールス(Meals)」。
ミールスとは、大きなお皿(葉)にライスを中心として、カレーや野菜のおかず、豆料理、ヨーグルト、せんべいのような揚げ菓子などが並ぶ南インドの定食スタイルです。
このお店のミールスは、ライスがおかわり自由。さらにギィ(澄ましバター)や特製スパイス粉、豆と野菜を煮込んだカレー、タマリンドの酸味が効いた南インド風カレー、2種類の野菜炒め、豆と野菜の煮込み料理、ヨーグルトベースの副菜、パパド、ピクルス、ヨーグルト・デザートまで付いてくる豪華な内容。
それぞれを少しずつ味わったり、ライスに混ぜたりしながら食べ進めるのが南インド流。一皿の中でさまざまな味の変化を楽しめるのもミールスの魅力です。

まず、スタッフがバナナの葉を各席に広げるところから始まります。
続いて、カレー担当のスタッフが葉の上に少しずつ料理をよそっていきます。

赤、茶、白など、色とりどりのカレーやおかずが並ぶ様子は、まるでパレットのよう。

ライスもたっぷりと盛られ、おかわりは無限にできます。

沢山のカレーが揃って…

最後に、大きなせんべいのような薄焼きの揚げ菓子「アパラム」をかぶせて完成✨
食べ終わる頃に、スタッフが同じ葉の上にヨーグルトとハニーグルカンドをよそってくれます。これを混ぜながら食べると、スパイスの余韻をやさしく包み込んでくれる、食事の締めくくりにぴったりの一品です。
一品料理も充実

こちらのカレーは、マトン料理を食べてみたく注文。本当はビリヤニが目当てでしたが、この日はすでに売り切れ。気を取り直してマトンカレーを頼んでみると、これが大正解◎
骨付きマトンがごろごろと入っており、肉はほろほろとほぐれるやわらかさ。スープにはマトンのコクと旨味がしっかりしみ出ていて、一口飲むだけで満足感があります。一緒に注文したパロタは、外がさくっと、中がもちもちとした食感で、カレーに浸しながら食べると相性抜群でした。
辛さはありますが、辛くて食べられないというほどではなく、スパイスに慣れていない方でも比較的楽しみやすい印象です。ただ、辛い食べ物が苦手な方は注文前にスタッフに確認しておくと安心です。

そして、パニール(チーズ)好きの筆者が見逃せなかったのが「Paneer 65」。南インド料理の定番メニューのひとつです。

メニュー名についている「65」という名前の由来には諸説あり、1965年に誕生したとも、65種類のスパイスを使うとも言われていますが、実のところ定かではありません。インドではチキン65が元祖で、その派生としてパニール(インドの白いフレッシュチーズ)バージョンが生まれたとのこと。スパイスをまとわせたパニールをカリッと揚げた料理で、外はサクサク、中はやわらかくてクリーミー。おつまみ感覚でどんどん食べられる一品。
色々なお店でPaneer 65を食べてきましたが、こちらのは一口サイズでスパイスの衣のカリッと感がひときわ印象的。モッツァレラチーズのような食感のチーズが好きな方には、特に刺さると思います。
さいごに
実際に訪れてみて、これだけの人気を集める理由がよくわかりました。料理の質の高さはもちろん、提供のスピードも想像以上にスムーズでした。一品ごとの満足感が高く、次回はまだ試していない他のメニューにも挑戦してみたいと思わせてくれるお店です。タミル料理の奥深さを、またここで楽しみたいと思います。
コロンボで地元の人々に混ざりながら、本場の南インド料理をリーズナブルに楽しみたい方にぜひおすすめします。旅の食事の中でも、きっと記憶に残る一食になるはずです。


■参照元
https://www.dailymirror.lk/life/A-Mess-not-to-be-missed/243-315052
店舗情報
店名:Erode Amman Mess
住所:152 Galle Rd, Colombo 00400
営業時間:12:00ー15:45,19:00ー22:45
カード:使用可
Instagram:@erodeammanmess
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世界中を旅して、スリランカにたどり着きました。食べることと、手仕事が好きです。
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