ゴールフェイスホテルの降納式とバグパイプ演奏
コロンボを代表する5つ星ホテル「ゴールフェイスホテル」では、夕日がインド洋に沈む頃に、国旗の降納式が見られます。
降納式はバグパイプの演奏を伴い、いつも見学者が集まります。
本記事では、ゴールフェイスホテルの降納式と、降納式が見られる「ザ・ベランダ(The Veranda)」と「トラベラーズバー(Travellers’ Bar)」について紹介します。
目次
降納式とバグパイプ演奏
コロンボで国旗の降納式が見られるのは、ゴールフェイスグリーンとゴールフェイスホテルです。
ゴールフェイスグリーンの降納式は大きく迫力がありますが、その分時間がかかります。
ゴールフェイスグリーンでは毎朝6時に掲揚式が始まり、毎方6時に降納式が始まり、
一方で、ゴールフェイスホテルの降納式は2023年現在、金~日曜日の週末のみ行われています。(コロナ前は毎日行われ、コロナ禍は中断されていました)
開始時間はコロナ前と同様に、18:10過ぎから始まります。
ゴールフェイスホテルの降納式は日没時刻に合わせているためか、季節によって若干時間が異なり、18:20頃から始まることもあります。
宿泊客はもちろん、バーやレストランの利用者も見学ができますが、ただふらっとホテルに入って見学することも可能です。
席に座って待つ場合は、メインレストラン「ザ・ベランダ」及び「トラベラーズバー」のメニューから選べるチェッカーボードの席に座ります。

建って待っているときはスタッフさんにはなしかけられませんが、席に座ると「ご注文は?」と尋ねられます。
ライオンラガーの生ビールスモール(330ml)は650ルピーでした。
ドリンクメニュー


ゴールフェイスホテルに泊まった著名人をテーマにしたカクテルがあります。

007マティーニはもちろん、「ステアではなくシェイクで」作ってくれます。
インディアナジョーンズはバイリーズとカルーアが入っていて、甘いので飲みやすくて、私はすぐに酔っ払ってしまいます。

キューバリブレは、普通にキューバリブレなんですが、チェゲバラの写真が添えられていると、何だかカッコいいので注文しがちでした。
コロナ前はよくゴールフェイスホテルに来て、これらのカクテルを飲んでいました。久しぶりに来ても、やはりゴールフェイスホテルは素敵だなと思います。
チェッカーボードとは?

チェッカーボードは、インド洋に面したゴールフェイスホテルの中央に位置します。
その名の通り、黒と白のチェッカーボード模様になっています。
日中は日差しが強くて暑く、夕方5時半からバーとして利用ができるようになります。

このチェッカーバードは、スリランカで初めてピムスが飲まれた場所だと言われています。上の写真は注文すると出てくるピムスです。
イギリスから運ばれてきたピムスがゴールフェイスホテルに運ばれて飲まれたそうです。
ピムスは、ロンドンでオイスターバーを経営していたジェームス・ピムが考案した混合酒で、主に炭酸飲料で割って飲まれるアルコールです。
チェッカボードでのメニューは、トラベラーズバーのメニューから選びます。
コロナ前は、トラベラーズバーのメニューと、ザ・ベランダのメニューは分かれていましたが、現在はそれぞれ共通のメニューとなっています。
トラベラーズバーとは?
ゴールフェイスホテルにはチェッカーボードの北側に建つ北ウイング、チェッカーボードの南側に建つ南ウイングの2つのウイングがあります。
トラベラーズバーは、北ウイングにあるバーです。

ホテルの正面入口、ロビーがあるのが北ウイングです。
正面入口から入ると、奥に彫刻が見えます。(上の写真)
この彫刻の左側にトラベラーズバーへの扉と、ザ・ベランダへの扉があります。

トラベラーズバーに入ると、古写真が掲示されています。
上の写真の右下の写真は、チェッカーボードと海が写っており、つまり、現在国旗が掲揚されている場所が写っています。

トラベラーズバーの名は、世界の著名人たちを含むゴールフェイスホテルに宿泊した人たち及び宿泊する人を意味していますが、ゴールフェイスホテルに宿泊した著名人の写真が展示されています。
トラベラーズバーはテラス席もあります。

奥の席からは海が見えます。

テラス席からも国旗が見えます。
ザ・ベランダとは?

ザ・ベランダは、ランチビュッフェやアフタヌーンティーが楽しめる、ゴールフェイスホテルのメインレストランです。

遅めの時間にアフタヌーンティーを予約して、アフタヌーンティーを楽しんだ後に、降納式を見てもよいでしょう。

ロビーとザ・ベランダを繋ぐ扉を開けると、通路に出ます。(上の写真)
降納式のバグパイプの奏者と国旗を降ろす人は、この廊下の中央からスタートして、まっすぐ国旗に向かって進み、国旗を持って、またこの廊下の中央に戻ってきます。
フードメニュー
先ほどドリンクメニューを紹介しましたが、フードメニューについても紹介します。



実食!
アイスティー(650ルピー)

メニューにはありませんでしたが、石川町のスリランカ紅茶専門店ミツティーさんと行ったインスタライブの会場として、こちらを選んだのでアイスティーを注文したら、作ってくれました。
ガムシロップが別で出してくれたので、つまり、甘くないアイスティーが飲めるのです!
トマトスパゲティー(1700ルピー)

インスタライブの後に、せっかくなのフードも注文してみました。
美味しいスパゲティーでした!
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SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTD Managing Director
SPICE UP TRAVELS (PVT) LTD Managing Director
「旅と町歩き」を仕事にしようとスリランカに移住。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、六本木の人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長を経てネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、スリランカに初めて渡航し、法人設立の準備を開始。
2017年1月、SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTDを登記。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ観光情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」オープン。
2020年8月、ニュースレターの配信を開始。
2020年10月、WAOJEコロンボ支部立ち上げ初代支部長に就任。
2023年2月、スリランカ日本人会理事・広報部長に就任。
2025年6月、SPICE UP TRAVELS (PVT) LTDを登記。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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