1日最大4組までのバトラー付き茶園内バンガロー「ゴートフェル」
![](https://spiceup.lk/wp-content/uploads/2022/05/IMG_0446.jpeg)
スリランカ各地に高級ブティックホテルを経営し、ジェフリーバワのルヌガンガを運営するティアドロップホテルズ(Teardorp Hotels)による茶園バンガロー「ゴートフェル(Goatfell)」を紹介します。
ブティックホテル「ゴートフェル」とは?
当サイトでは、ディクオヤの湖畔の茶園に建つブティックホテル「カメリアヒルズ」を紹介しましたが、ゴートフェルは同じ会社が経営するヌワラエリヤ郊外にあるブティックホテルです。
両方とも町から離れたところにあるバンガローのため、オールインクルッシブ(3食+アフタヌーンティー+紅茶工場の見学)です。
前日に取材でディックオヤのカメリアヒルズに泊まり、翌日はヌワラエリヤの郊外カンダンポラにあるヘリタンスティーファクトリーに取材で宿泊し、次にヌワラエリヤの町にあるシンハラギリに取材で泊まる合間に、見学させてもらいました。
なので、今回は食事などの紹介はなしで、簡単な概要だけ紹介したいと思います。
ゴートフェルがあるのは、紅茶工場を改装したホテル「ヘリタンスティーファクトリー」で知られる、ヌワラエリヤの郊外カンダンポラにあります。
茶園が広がる山の中に建っているバンガローですが、その茶園はフィンレイズ(Finlays)グループが経営する「コンコルディア茶園(Concordia Estate)」です。
滞在中に、コンコルディア茶工場の見学をすることが可能です。
また、客室4室は2つのカテゴリー(コンコルディア・ダブル・ベット・ルーム、コンコルディア・ツイン・ベット・ルーム)に分かれていますが、この客室の名前も茶園名から取られています。
ゴートフェルの名は、スコットランドのクライド湾の最大の島「アラン島」の最高地点「ゴートフェル」に因むのでしょう。
Goatはヤギ、Fellは丘陵という意味があります。
アラン島のゴートフェルは、人気の高い登山ルートです。
このバンガローが建っているのも、茶園の山の中であり、山道は散歩やサイクリングにも適していることから、この名前をつけたのでしょう。
マウンテンバイクを借りて、茶園が広がる山を走ることができます。
客室は4室のみ
客室はダブルベットルームが3室、ツインベットルームが1室の合計4室です。
基本的な部屋の構成は共通していて、ベランダとバスタブが各部屋についています。
違いはベランダの位置です。
バンガローの真ん中の部屋「カンダポラ」は、真っ直ぐプールにアクセスすることができるダブルベットルームです。
カンダポラはこの村の名前です。
バンガローの右の部屋「ラガラ」は、バンガローの庭園に面しています。
ラガラは東隣の村の名前です。
中央廊下に面した部屋「サマーヒル」は、隣り合うツインルームと連結して、ファミリースイートとして使うことができます。
サマーヒルは、イングランドの寄宿学校「サマーヒル・スクール」に由来しているのかもしれません。
ちなみに、ヌワラエリヤには、サマーヒルを関するホテルがいくつかあります。
リビングルームとキッズルーム
バンガローの中央にはリビングルームがあり、宿泊者が自由に使うことができます。
ゲームなどが置いてあります。
夕方になると、こちらの暖炉に火が灯されます。
リビングルームのプール側にはテラス席が用意されています。
こちらで食事や紅茶をいただくことができます。
今回は見学のみでしたので、紅茶とクッキーを出してもらいましたが、このベランダでいただきました。
ダイニングルーム
プールを正面にして、左手のプール側にダイニングルームがあります。
ティードロップホテルズのホテルは全て、作り置きのビュッフェでは、注文ごとに調理してくれるアラカルト形式です。
食事はダイニングではなく、プールがある茶畑を見下ろせる屋外席でも楽しむことができます。
花々が綺麗なバンガローの庭園に面した席でも食事が可能です。
時間帯やその時の気分で、食事をする場所を変えてもいいでしょう。
インフィニティープール
このホテルの特筆すべきは、茶園の斜面に造られたインフィニティープールでしょう。
移りゆく景色をゆったり楽しむ
茶畑の中に佇むバンガローで、時間が過ぎると共に変化する景色を楽しむ、ゆったりとした時間こそが、ここで過ごす最高の贅沢です。
ホテルの様子を動画で撮影したものをYoutubeにアップロードしましたので、ご参考までに。
参考)
Teardrop Hotels:GOATFELL
Wikipedia:Goat Fell
ウィキペディア:サマーヒル・スクール
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以下はティアドロップホテルズが運営する他のホテルの記事です。
![神谷 政志](https://spiceup.lk/wp-content/uploads/2020/10/28167741_1909245465771908_3854024028417223566_n-4-150x150.jpg)
「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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