コロンボおすすめアフタヌーンティー4選!紅茶大国スリランカで優雅な午後を

目次
紅茶大国のスリランカでアフタヌーンティーを
スリランカは世界有数の紅茶生産国。
「セイロンティー」って聞いたことはありませんか?
セイロンはスリランカの旧称で、セイロンティーはスリランカで生産される紅茶全般のこと。
せっかく紅茶大国スリランカに来たのなら、紅茶を味わってみたいですよね。
今回は、スリランカの最大都市コロンボで味わえるおすすめのアフタヌーンティー3選をご紹介します。
アフタヌーンティーとハイティーの違いって?
アフタヌーンティーはイギリス発祥の喫茶習慣。
2、3段のティースタンドにスコーンなどのお菓子や軽食が提供され、
午後3時頃からいただきます。
このような形式のお茶はハイティーと呼ばれることもあります。
ハイティーはアフタヌーンティーより遅い時間に行われるお茶会で、労働階級の人々や農民の習慣でした。
ディナーに近い時間であったため、軽食だけでなく、肉や魚などのメインディッシュも並んでいたといいます。
現在ではハイティーと呼ばれていてもアフタヌーンティーの形式に乗っ取ったものが多いようです。
コロンボのおすすめアフタヌーンティー/ハイティー4選
スリランカの中心地・コロンボには、アフタヌーンティー/ハイティーを楽しめる場所がたくさん。
旅の休憩がてら、優雅な午後を過ごしてみるのはいかかでしょうか?
「Galle Face Hotel」
ゴールフェイスホテルはコロンボを代表するコロニアル建築の五つ星ホテル。
こちらでは海が見えるダイニング「The Verandah」でアフターヌーンティーを楽しめます。
海風が心地よく涼しいこちらのダイニング。
とてもリラックスして午後の時間を過ごせます。

海が見えるダイニング「The Verandah」
お食事はプレートが3段に重ねられたティースタンドで提供されます。
3段目はサンドイッチなどの軽食、2段目はスコーンとジャム・バター、
1段目はケーキやクッキーなどのスイーツ。
全てゴールフェイスホテルで手作りされたものです。

3段目の軽食にはスリランカスタイルのお茶請けも
こちらのアフタヌーンティーは、もともとの英国スタイルとスリランカテイストが組み合わされています。ケーキやスコーン、サンドイッチなどはアフタヌーンティーの定番メニューですが、ペッパーやチリを使用したカリーパフ、フィッシュカツレットはスリランカでお茶請けとして食べられているもの。
英国のアフタヌーンティースタイルを味わいつつ、スリランカのローカルテイストも楽しめるのです。
ゴールフェイスホテルについては、こちらの記事でも紹介しています。
【名前】Galle Face Hotel
【場所】ダイニング「The Verandah」
【住所】2 Galle Road, Colombo 3 Sri Lanka
【時間】16:00 ~ 18:00
【値段】Rs.1864 / 約1174円
【ウェブサイト】https://gallefacehotel.com/en/
「Shangri-La Hotel Colombo」
シャングリ・ラ ホテル コロンボは、2017年11月にオープンした新しい五つ星シティーホテル。
ホテルロビーからすぐ近くの「Sapphyr Lounge」で、アフタヌーンティーを楽しめます。
ここでは3種類のアフターヌーンティーがあり、昔ながらのヨーロピアンスタイルの「Classic Western」、定番のスタイル「High Tea」、スリランカのローカルな味わい「Sri Lankan」から選べます。
ここでのドレスコードはスマートカジュアル。
結婚式などのフォーマルと普段着などのカジュアルの中間位の服装です。
デニムやサンダル、生足は避けて、ワンピースやきれいめなパンツスタイル、ジャケットで行くのが良いでしょう。
【名前】Shangri-la Hotel
【場所】Sapphyr Lounge
【住所】1 Galle Face, Colombo 2
【時間】15:00 ~ 17:00
【値段】Rs.3150 / 約1984円
【ウェブサイト】http://www.shangri-la.com/jp/colombo/shangrila/
「Taj Samudra」
タージサムドラはコロンボのゴールフェイスにある五つ星シティーホテル。
こちらのホテルは食事がおいしいことで有名で、インド料理、日本料理といった各国の料理からカフェまで揃っています。
そんなタージサムドラでいただけるアフタヌーンティー、値段が約980円とかなりリーズナブル。
また、イングリッシュスタイルとスリランカ&インドスタイルの2つのタイプのプレートから、お好きなほうを選べます。
プレートの内容はアラカルトメニューから選んで自分の好きなものをセレクトすることも可能。
2人分の注文の場合、プレートに載せられる品目は22種類でバラエティー豊かです。
【名前】Taj Samudra
【場所】The Lattice
【住所】No.25, Galle Face Centre Rd, Colombo
【時間】3:00pm ~ 6:00pm
【値段】Rs.1553 / 約978円
【ウェブサイト】http://www.taj-samudra-colombo-colombo-sri-lanka.es.ww.lk/index.html
「Mount Lavinia Hotel」
マウントラビ二アはコロンボの隣町かつ最寄りのビーチで、コロンボフォートからは海沿いを走る列車とゴールロードが繋いでいます。
マウントラビニアの列車駅のすぐ隣にあるのがマウントラビニアホテル。
こちらは210年以上の歴史を持つ格式あるホテル。
レストラン「Governor’s Restaurant Colombo」では、マウントラビ二アビーチを見渡せるテラスでハイティーをいただけます。
こちらのハイティーは英国コロニアルスタイル。
1段目はミニオペラケーキやエクレア、ムース、レモンタルトといったスイーツ。
2段目はチーズ、サーモン、チキンが具に使用されている、サンドウィッチやキッシュ、エビフライ。
3段目はホームメイドのイチゴジャムとバタークリームが添えられたサクサクめのスコーンです。
ハイティーというだけあって量は結構ボリューミー。
とてもお腹いっぱいになります。
昼食は少なめにするか、食べておかない方が良いでしょう。
値段はサービス料・税込みで1人1800ルピーとリーズナブル。
こちらも手軽に贅沢を味わえるのが嬉しいですね。
【名前】Mount Lavinia Hotel
【場所】レストラン「Governor’s Restaurant Colombo」
【住所】No 100, Hotel Road, Mount Lavinia, Sri Lanka.
【時間】15:00 ~ 18:00
【値段】Rs.1800/約1152円
【ウェブサイト】https://www.mountlaviniahotel.com/
まとめ
紅茶大国スリランカでいただくアフタヌーンティー/ハイティーは、本格的でバラエティーに富んでいます。
お値段も、日本や他国よりもかなりリーズナブル。
高級ホテルでいただく場合でも、そこまで敷居が高くないことも魅力的です。
優雅な雰囲気の中、長旅の疲れを癒すために豪華でおしゃれな午後を、スリランカのアフタヌーンティーで味わってみませんか。

神戸市外国語大学国際関係学科4年生。スリランカのご飯と陽気な人とビーチと列車が好き!マイブームは自炊と砂肝。
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