コロンボのシーフードレストラン「Isso」、経営者に聞く魅力とは

目次
島国スリランカのシーフード
スリランカは海に囲まれた島国であり、水域も広いことから漁業が盛んで魚介類が多くとれます。
スリランカ国民が摂取している動物タンパク質のうち、約70%が魚介類であるといわれるほどです。
今回は、そんなスリランカの中心地コロンボにあるおすすめシーフードレストラン「Isso」をご紹介します。
CEO (経営最高経営者) のApinash Sivagumaaran さんにも、Issoの魅力や日本人へのオススメポイントを直接インタビューしました。
コロンボのシーフードレストラン「Isso」とは
Isso (イッソー) はコロンボにて人気のシーフードレストラン。
イッソーはシンハラ語の「エビ」を意味するイッサーの複数形です。
直球の名前です。日本だとレストラン「エビーず」、「エビたち」みたいな名前です。
スリランカではカニが注目されがちですが、Issoはエビの商品価値に着目。
地産で質の良いエビを使用した料理を2016年のオープンから提供し続け、2019年3月には3周年を迎えました。
2017年にはトリップアドバイザーが選ぶ、コロンボのレストラントップ5にもランクインしました。
どんなシーフードを提供しているの?
Issoはファストフードとして、エビの魅力を再提案してきました。
おいしくてすぐに食べられて新鮮、値段もリーズナブルであるという魅力です。
さらにIssoではエビの大きさや味のスタイル、組み合わせのご飯やパンも自分でカスタマイズできる、あなただけのコロンボ・シーフードを提供しています。
シーフードをカスタマイズ!Issoのオーダー方法
ここで、Issoの注文スタイルをご紹介します。
①エビのサイズをえらぶ
エビの大きさはShrimp, Regular, Jumboの3つから選べます。
②味をえらぶ
次に、味付けを選びます。
味はテリヤキ、タイカレー、シンガポールチリといった色々な国のテイストから、スリランカのローカルな味付けまで。
たくさんの種類からお好きなものをどうぞ。
③メインを選ぶ
ご飯、パン、ポテト、コーンなどから選べます。
卵炒めご飯、ガーリックパン、サツマイモフライなど、多くの種類が用意されています。
こちらは、Shrimp (小エビ)、Teriyaki (テリヤキ)、Egg Fried Rice (卵炒めご飯)で注文しました。
エビはぷりぷり、尻尾まで香ばしくて美味しい!
甘めのテリヤキスタイルはエビとマッチして、ご飯にも合います。
付け合わせの野菜とガーリックも、セットのアクセントになっています。
テイクアウトやデリバリーも
Issoでは、お店からお持ち帰りをすることも可能。
また、デリバリーにも対応しています。
デリバリーは、Issoのホームページ、公式アプリ、Uber eats、Pike Me Foodのアプリから注文できます。
経営者Apinashさんに聞く!Issoの魅力
ApinashさんはIssoのCEO (最高経営責任者) で、Fawaz Fassi さん、 Shuaib Yusoof さんと共同でIssoを経営しています。
今回はApinashさんに直接お話を伺い、Issoの魅力とオススメポイントを教えていただきました。
なぜエビに着目したのか?
スリランカ人はみんなエビが好き。
カニやロブスターもスリランカで有名なシーフードですが、高価です。
その点、エビはリーズナブルでたくさんの人に食べられる可能性がある。
エビは中華レストランが多く提供していましたが、エビのサイズを選んで提供するレストランは少なかった。
それでエビに着目しました。
Isso、エビへのこだわり
Issoで提供されるエビは、ローカルマーケットから直接買い取っているか、養殖されたものです。
つまり、スリランカ原産のエビしか使用していません。
地元でとれるエビはとても新鮮、そのうちでクオリティーがいいものだけを選別して使用しています。
日本人へのオススメポイントは?
Isso独自の、メニューをカスタマイズする食事は楽しんでいただけると思います。
また、日本はスリランカと同じ島国。
エビの食文化が浸透していて、エビを好む人が多いですよね。
ぜひIssoのエビも食べてもらいたい。
日本テイストのメニューも用意していて、選べる味のスタイルのなかには、日本人おなじみのテリヤキ味があります。
また、エビの天ぷらといったメニュー、わさびとマヨネーズを混ぜた調味料も用意しています。
Apinashさんのオススメ注文は?
まず、RegularかJumboサイズのエビを選んで、辛いものが好きなら、MALABAR MASALA というインド風の味付けがオススメです。
あと、日本人にはテリヤキ味ももちろんオススメ。
エビ以外のメニューでは、Robster Biriyani (ロブスタービリヤニ) が美味しい。
※ビリヤニは、インドやその周辺国で食べられているスパイスの炊き込みご飯
Issoではエビ以外のシーフード、ロブスターやカニ、タコなどのメニューも提供しています。
Issoの今までとこれから
3年間でお客さんの数はかなり増え、また、”Prawn Lover”も増えました。
(Prawnはエビという意味。Issoのキャッチフレーズは”Prawn Crazy”)
初めに考えた、スリランカのエビレストランというコンセプトは完成に近づいています。
これからは、スリランカに店舗を増やすことを目指しています。
同時に、国際的にフランチャイズを行いたいとも考えていて、2019年5月にはモルディブに新店舗を出店する予定です。
・・・
Apinashさんのお話の通り、Issoでは食材と接客にこだわりをもってお食事を提供しています。
スタッフは全員正規社員で、月1回の定期研修でトレーニングされているそう。
心地の良い接客と、日本人にもなじみ深いテイストのメニューにあなたも満足すること間違いなしです。
まとめ
コロンボでおなかがすいたら、Issoの提供するシーフードはいかがですか?
日本人も文化的に好んで食べてきたエビ。
スリランカの新鮮なエビを、ローカルテイストで、多国籍な味で、日本風で。
自分の好みのスタイルに合わせてどうぞ。
【名前】Isso, Isso Express
【住所】
〇Isso :53, Ananda Coomaraswamy Mawatha, Colombo 03
〇Isso Express :2 Sulaiman Terrace, (Off Jawatta Road),Havelock Town, Colombo
【電話番号】011 7 770 300
【メール】hello@isso.lk
【営業時間】11:00 am ~ 11:00 pm
【ウェブサイト】https://isso.lk/
【インスタグラム】https://www.instagram.com/prawncrazy/

神戸市外国語大学国際関係学科4年生。スリランカのご飯と陽気な人とビーチと列車が好き!マイブームは自炊と砂肝。
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