ドバイの会社による新しい海沿いルーフトップバー「LAVISTA」
ミラギリヤのマリンドライブ沿いにあるホテル「ズィ・オーシャン・コロンボ(The Ocean Colombo)」は、新型コロナウイルスのパンデミック中はクローズしていましたが、2023年1月27日に営業を再開しました。
ルーフトップバーは、ライオンブルワリーの姉妹会社でパブを経営するPubs ‘N Places Pvt Ltdがルーフトップバー「Ocean by O」を運営していたのに変わり、ドバイのインフィニティーグループが「LAVISTA」を開業しています。
ライオンラガーのハーフパイントが550ルピー(209円)と、かなりリーズナブルです。
本記事では、新しくオープンしたルーフトップバー「LAVISTA」を紹介します。
目次
LAVISTAとは?

LAVISTAは、2014年に完成し、2016年に運営会社が変わってThe Oceanとなったホテルの屋上(11階)にオープンしたルーフトップバーです。
コロナ前は、ライオンブルワリーの姉妹会社のPubs ‘N Places Pvt Ltd(Floor by O、In on the green、Chilax Garden Pubなどを運営)がOcean by Oを運営していました。
コロナ禍でThe Oceanはホテルとしてはクローズしていましたが、1月27日に営業を再開し、ルーフトップバーはゴールフェイスホテルの海に面したレストラン&バー「King of Mambo」を運営するドバイのインフィニティーグループによるLAVISTAとして新しくオープンしています。
屋内席とテラス席
私はThe Oceanから歩いて3分のところに住んでいたことがあり、Ocean by Oの前のバーの頃からよく来ていましたが、バーが変わるたびに改善され、今回もより良くなりました。
以前から屋内席とテラス席がありましたが、今回もその構成は維持されています。
屋内席

海側にテーブル席が並んでいます。日中のため眩しいですが、写真撮影のために遮光カーテンを開けてもらったためです。普段は夕日の時間にカーテンを開けるそうですが、お願いする開けてくれるようです。

ソファー席が北側に2組あります。私は日に当たるのを気にしませんが、遮光カーテンを開けると日陰なく、逃げ場がないとも言えます。

壁側の席は、壁のペイントと合わせた色遣いで整えられています。

壁側の南側はカウンター席になっています。

屋根も特徴的で、北側と南側で異なる装飾になっています。

北側も南側も天井は中国風に見えます。

床にタイルが埋め込まれているのは、中東っぽさを感じます。

テーブルに置かれたマットもおしゃれです。

屋外席側にDJブースと太鼓が置かれています。週末にDJを呼んで演奏が行われるようです。
テラス席

海側はカウンター席になっています。

カウンターにもタイルが埋め込まれています。

内陸側はテーブル席になっています。
テーブル席にもタイルが埋め込まれています。

The Oceanのルーフトップは、海が間近に見えるのはいいのですが、日中は日を遮るものがなく、もろに直射日光を受けます。

夕方になると日の当たりが落ち着いて、潮風を感じながら涼めるので、テラス席はお勧めです。

メニュー
ドリンクメニュー

ライオンラガーのハーフパイントが550ルピー(209円)、パイントが850ルピー(323円)はかなり安いでしょう。
ドリンクメニューの先頭に載っているのはシグネチャーのカクテルでした。

続いてモクテルもありました。
フードメニュー

フードメニューは、表にバーバイツ、アペタイザー、サンドウィッチ。

裏面にメインとデザート。
実食!ハーフパイントとマッシュルームリゾット

ライオンラガーのハーフパイントが550ルピー(209円)です。1時間ほど歩いていたので、クーラーの効いた屋内の海側の席を選びました。

マッシュルームリゾット1200ルピー(456円)。単品で食べるには、少し味が濃い目ですが、美味しいリゾットでした。
インフィニティープールが追加される予定

Daliy Newsの記事には、The Oceanは隣接する土地をすでに購入し、新館を建設して、その屋上にインフィニティープールを作る計画だと書かれています。
コロンボの高層ビルのホテルの屋上は、インフィニティープールとバーが設置されていることが多いですが、The Oceanには現在はプールがあります。
海側と内陸側に部屋があるホテルと違い、The Oceanの魅力的なポイントは全室が海に面していることです。
ただ、プールがないことが、他の海沿いホテルと比べてマイナスポイントでしたが、将来はそれも改善されるようです。
新館の建設及びインフィニティープールの完成は、しばらく先になることと思いますが、まずは新しいバーを楽しみましょう!

参考)
Daily News:The Ocean reopens with first ever Rooftop Lounge, LAVISTA
the Sunday Times:Excel Restaurants takes over FLOOR by O! and SHORE by O!
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SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTD Managing Director
SPICE UP TRAVELS (PVT) LTD Managing Director
「旅と町歩き」を仕事にしようとスリランカに移住。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、六本木の人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長を経てネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、スリランカに初めて渡航し、法人設立の準備を開始。
2017年1月、SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTDを登記。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ観光情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」オープン。
2020年8月、ニュースレターの配信を開始。
2020年10月、WAOJEコロンボ支部立ち上げ初代支部長に就任。
2023年2月、スリランカ日本人会理事・広報部長に就任。
2025年6月、SPICE UP TRAVELS (PVT) LTDを登記。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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