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パーシクダーを代表するリゾート「マールマールリゾート&スパ」

2022年2月23日

遠浅の海と白いビーチで知られるパーシクダーは、今や高級リゾートがビーチに立ち並んでいますが、内戦終結後の2011年にいち早くパーシクダーにリゾートホテルとしてオープンしたのがマールマールリゾート&スパ(Maalu Maalu Resort & Spa)です。

ホテルの概要を紹介いたします。

マール・マール・リゾート&スパとは?

フランス市場を顧客とする旅行会社「コンネッサンス・デ・セイロン(Connaissance de Ceylan)」を設立し、カンダラマ湖畔にCulture Club(現:Amaya Lake)、キャンディ郊外のハンターナ山にLe Kandyan(現:Amaya Hills)と、現在も人気の高いホテルを開業したチャンドラ・ウィクラマシンハ(Chandra Wickramasinghe)氏がパーシクダーに開業したホテルです。

スリランカ内戦が終結した2009年において、東海岸は長年戦争地帯となっていたためリゾートホテルは少ない状態でした。

そんな中、2011年にパーシクダーの最初のリゾートホテルとしてオープンしたのが「マール・マール・リゾート&スパ(Maalu Maalu Resort & Spa)」です。

マールとは、シンハラ語で「魚」を意味します。
開業時、パーシクダーは静かな漁村であったことから、この名を付けたそうです。

マールマールリゾート&スパの成功によって、チャンドラさんはホテルを次々と開業し、ホテルの運営会社の「テーマ・リゾーツ&スパーズ(Theme Resorts & Spas」を経営しています。

以下のホテルを泊まったことがある方、ウェブサイトで見かけたことがある方もいることでしょう。

シーギリヤロックとピドゥランガラロックがプールの先に見える「アーリヤ・リゾート&スパ(Aliya Resort & Spa)」
キャンディ郊外ハンターナ山の「マウントバッテ・バンガロー(Mountbatten Bungalow)」
ヌワラエリヤ郊外の「スコティッシュ・プランター・グレデヴォン・バンガロー(Scottish Planter Glendevon Bungalow)」
紅茶工場をホテルに改装した「ティー&エクスペリエンス・ファクトリー(Tea & Experience Factory)」
ウェリガマのアーユルヴェーダリゾート「アユルヴィエ・ウェリガマ(Ayurvie Weligama)」
シーギリヤのアーユルヴェーダリゾート「アユルヴィエ・シーギリヤ(Ayurvie Sigiriya)」
世界遺産登録のナックルズ山脈にある「ワイルド・グランピング(Wild Glamping Knuckles)」
ガル・オヤ国立公園にある「ワイルド・グランピング・ガル・オヤ(Wild Glamping Gal Oya)」
ティッサマハーラーマの「キタラ・リゾート(Kithala)」
ウェリガマの「パランギ・ウェリガマ・ベイ(Parangi Weligama Bay)」

チャンドラさんは、スリランカ旅行業協会(TAASL)の会長、スリランカインバウンド旅行業者協会(SLAITO)の会長、スリランカ観光開発局(SLTDA)のボードメンバー、スリランカ観光振興局(SLTPB)のボードメンバー、観光シンクタンクのメンバーと、スリランカの観光業界の要職も歴任され、フランス政府から勲章を授かっています。

マールマールリゾート&スパでは、サンゴ礁の再生プロジェクト「Plant a Coral」を、野生生物研究保護信託(WRCT)、国連開発計画(UNDP)、ペーラデニヤ大学、東京セメント、地元住民の協力を得て行っています。

また、チャンドラさんは2004年の津波被害者の救済活動として、家・幼稚園・ランゲージセンター・コンピューターセンターの建設なども行っています。

参考)
BUSINESS TODAY:BUSINESS TODAY PASSIONATE 2017
BUSINESS TODAY: Chandra Wickramasinghe
Chandra Wickramasinghe awarded ‘Tourism Legend’ title

ウェルカムドリンクとプールエリア

ウェルカムドリンクは、その名の通りドリンクが出ることが多いですが、こちらのホテルはシャーベットを出してくれました。(2017年6月時点)。

パーシクダーに立ち並ぶリゾートは、白い砂浜に面した立地が売りになっていますが、マールマールリゾート&スパは、この開けた景色が特徴的です。

スリランカらしくインフィニティープールになっていて、プールに入れば、その先のインド洋と空が水面とつながります。

プールの先には、漁船をイメージしたバーがあります。

4つの部屋タイプ

以下の4つのタイプの部屋があります。

デラックスルーム(内陸側、バスタブ、1階のみ)
デラックスアティックルーム(内陸側、バスタブ、1階と2階)
オーシャンスイーツ(海側、プライベートプール、ジャグジー、1階のみ)
パノラミックスイーツ(海側、プライベートプール、ジャグジー、1階と2階)

スイートルームのプライベートルームは隣の客室とのシェアです。

2つの客室の連結部分の1階にプライベートプールがあります。

デラックスルーム

一番リーズナブルな部屋ですが、バスタブがついています。

シャワーブースも別にあります。

シートはマール(魚)模様!

パノラミックスイーツ

部屋番号が魚の形をした木に書かれています。

パノラミックスイーツは、2階もあり、2つ目のベットルームとバルコニーがあります。

バルコニーから海が眺められるので、パノラミックの名称をつけたのでしょう。

手前と奥に客室があり、間にパラソルがあるところに2部屋共有のプライベートプールがあります。

スイートルームのバスタブはジャグニーになっています。

ベットの後ろに階段があり、2階に上がれます。

2階のアティックルームにもベットがあります。

2階から1階を見下ろすとこんな感じです。

そして、部屋の名前になっているバルコニーからのインド洋の眺め!!とご紹介しようとしたら、な、なぜか撮影データがありません!も、申し訳ありません。

このホテルは見学しただけですので、宿泊して、しっかりとご紹介したいと思います。

パーシクダーのホテルは、夜のライトアップも綺麗です。

公式サイトのギャラリーでは、プロのカメラマン撮影による日中と夜の景色が見られますので、そちらもご覧ください!

参考)
Maalu Maalu Resortsx & Spas公式サイト

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