50種類以上のフレーバーから紅茶が選べるムレスナティーキオスク
根強い人気のある老舗ティーブランドのムレスナ(Mlesna)の紅茶はスーパーでも購入できますが、直営ショップでは多様なラインナップの中から紅茶を購入することができます。
良質な茶葉をリーズナブルに購入するコツは、ティーリーフを簡易包装で購入することですが、ムレスナはシンプルなパッケージでありながらお土産にもできる可愛さがあり、割高なティーバッグではなくティーリーフに主軸が置かれているのが特徴です。
日本のムレスナはパッケージとデザインに特徴があり、その分高い価格設定になっているのとは対照的です。
紅茶好きの方、紅茶をたくさん飲む方のお土産として、スリランカのムレスナティーセンターやムレスナティーキオスクでのショッピングはお勧めです。
本記事では、ムレスナの様々な紅茶商品が購入できるムレスナのショップについて紹介します。
ムレスナとは?
ムレスナは創業者のアンセレムがスリランカ初のスリランカブランドの紅茶を販売することを目的にスタートし、1985年にコッルピティヤのリバティープラズにムレスナティーセンター1号店を開業しています。
ムレスナの直営店はスリランカに10店舗あります。コロンボでは昔からあるショッピングモールに入っていて、コロンボ以外では個別の建物に入っています。
コロンボに5店舗(リバティー・プラザ・ティー・センター店、リバティー・プラザ・ティー・キオスク店、クレスキャット・ブルバード店、マジェスティック・シティー店、アーケード・インデペンデンス・スクエアー店。ワンゴールフェイスモール店は閉店。)
ベールワラに1店舗
ウバ地区のバンダラウェラに1店舗(カフェを併設。飲み物のみ)
キャンディに1店舗(カフェを併設。軽食も提供。)
キャンディロードに1店舗(カフェを併設。軽食も提供。)
ディンブラ地区のセントクレアに1店舗(カフェを併設。軽食も提供。)
1号店とキオスク店があるリバティープラザ
コッルピティヤ(コロンボ3)のリバティープラザには、他の店舗と共通した品揃えのティーセンター(1号店)と、独自の品揃えのティー・キオスクの2つが入っています。
私がお勧めするティーキオスクがあるのは、スリランカでもリバティープラザのみです。
1号店(ティーセンター)
まず先に、店舗数の多いティーセンターについて紹介します。

リバティープラザ1階(グランドフロアー)は南側にエスカレーターがありますが、エスカレーターのさらに南側にムレスナティーセンターはあります。

お店の規模としては、ムレスナティーセンターの中ではコンパクトな方ですが、多様な紅茶がぎっしり陳列されています。

スリランカ紅茶局でも販売されている5大産地のセット(右)と、フレーバーティー・BOP・中国緑茶の5種類のセット(左)です。
左の5種類のセットは、スリランカ紅茶局では贈答用の箱に入った1020ルピーのものが売られていましたが(下の写真)、こちらでは箱なしで490ルピーになっています。

ご自宅用の場合は、箱なしで買うといいでしょう。

多様なフレーバーティーがあります。

こちらは布袋で、320ルピーと手頃な値段で買えるフルーツの各種フレーバーティー。

400〜500gと大容量のものも種類が揃っています。

緑のリッチブリューはスーパーでもよく見かける、スリランカらしい粒の細かい紅茶で、100gで260ルピーととてもお手頃です。

こちらのティーバッグ製品は190ルピーとかなり安いです。

中国緑茶、煎茶(日本茶)、緑茶の各種フレーバティー、ルイボスティーなどもあります。

木の箱やディーバッグの商品もあります。

ティーグッズも売られています。

箱のサイズぴったりに茶葉を入れた袋が入っている商品群です。

缶や紙の大きな箱の商品群。

上の写真の下側に写っている黄色のパッケージのものは5大産地+マータレーで6種類あるのがユニークです。


まだ他にも商品はあります。
ティーキオスク

ティーキオスクは、リバティープラザの北側の入口近くにあります。

紅茶の缶が並べられていて、その中に100gのパッケージが入っています。

上の100gのパッケージは、イングリッシュブレックファストが370ルピー。それ以外は全て540ルピーでした。
私はコロナ前からティーキオスクの紅茶が気に入っています。
パッケージのパターン1つに統一されていて、茶葉を選ぶ楽しみに集中できるからかもしれません。

カウンターの奥には各紅茶の500gのパッケージもあります。
オレンジ、バニラ、キャラメルの場合は100gが540ルピー、500gが2500ルピーでした。100gを5つ買うと2700ルピーなので同じ分量を買う場合は500gの方が200ルピーお得です。

パッケージは統一されているとはいえ、茶葉の種類だけでも、50種類ほどあり、かなりのラインナップです。


友人に頼まれて、大量に茶葉を購入したら、上の写真の左一番下の「ブラックフォレスト」がお勧めよ!と店員さん。すでに自分用にたくさん買ってしまったので、次来た時はブラックフォレストを試してみたいと思います。




マジェスティックシティー店
バンバラピティヤ(コロンボ4)にあるマジェスティックシティーに入っているムレスナティーセンターは、スペースにゆとりがあります。




販売代行
紅茶好きの友人からムレスナの紅茶を買って日本に郵送してほしいとお願いされました。

1号店で買ったのはアールグレー500g(2650ルピー)が4袋と、オレンジペコー500g(2050ルピー)です。

ティーキオスクで買ったのはこちら。100gの商品が540ルピー、500gの商品が2500ルピーです。
ムレスナの魅力はこの簡易でありながら、素敵なパッケージです。
パッケージにお金をかけておらず、ティーリーフが基本です。
私は日本のスーパー(成城石井)で、ティーバッグとティーリーフでどれぐらい値段が違うのかを調べましたが、同じブランドの茶葉だと同じ値段でティーバッグはティーリーフの半分の量でした。あるいは同じ分量だと、ティーバッグはティーリーフの2倍の値段でした。
ティーバッグにするには、紅茶工場からさらにティーバッグに包装するために包装工場に発注しないといけません。
良質な茶葉を安く手にする方法は簡易包装のティーリーフを選ぶことだと思います。
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SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTD Managing Director
SPICE UP TRAVELS (PVT) LTD Managing Director
「旅と町歩き」を仕事にしようとスリランカに移住。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、六本木の人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長を経てネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、スリランカに初めて渡航し、法人設立の準備を開始。
2017年1月、SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTDを登記。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ観光情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」オープン。
2020年8月、ニュースレターの配信を開始。
2020年10月、WAOJEコロンボ支部立ち上げ初代支部長に就任。
2023年2月、スリランカ日本人会理事・広報部長に就任。
2025年6月、SPICE UP TRAVELS (PVT) LTDを登記。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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