バリ建築のプールクラブ「ラヴァナ・プール・クラブ」

2022年にエッラのリトルアダムズピークの茶園の中にオープンした大きなインフィニティープールがある「ラヴァナ・プール・クラブ(Ravana Pool Club)」について紹介します。
目次
ラヴァナ・プール・クラブとは?
エッラの代表的な観光スポットの一つ「リトルアダムスピーク」の山中に作られたのがラヴァナ・プール・クラブです。
リトルアダムスピークの山道を整備し、周辺のグリーンランド茶園を所有するUHE Exportsが運営母体です。
その名の通り、DJが常にいて、大きな音で音楽が流されていますが、オープンエアーですので、耳が痛いこともなければ、音楽がうるさくて話ができないということはありません。
大きなインフィニティープールがあり、ゆったり過ごすことができます。
立地とアクセス
リトルアダムスピークの登山口の入口近くにあります。
同系列の98エーカーズリゾート&スパからは送迎してくれるようで、プールクラブの入口には車両が並んでいます。
98エーカーズの駐車場には、RAVANA POOL CLUBのステッカーが貼られたバスもありました。
バーのみ利用とプールパッケージ
インフィニティープールを利用するには、プールパッケージを選ぶ必要があります。
プール利用は大きなメインプールラウンジの3時間利用が最も安くて37ドルです。14ドル分のドリンクやフードを注文がついていて、最大大人4人まで利用できます。
VIPプラットフォームとVIP専用のプールは上階にあり、チケット購入者だけが入れます。

メインプール

VIPのみの上階への階段

VIPプラットフォーム
バーカウンターの真上が、VIPのプラットフォームになっています。

VIPプール
VIPプールはVIPラウンジから通路を渡って、バーカウンターの横の上階にあります。
バリの建築会社設計のバリ産の竹建築
バリ島で見るような竹で作られた屋根や柱が印象的な建物ですが、使われている竹は全てバリ島からコンテナで輸入したものだそうです。
設計はバリ島の建築設計事務所「Penjor Bali Mandiri 」のオーストラリア人建築家によるもので、バリ人の職人がエッラでスリランカ人の職人に指導をして、建築が進められたようです。
上の写真はVIPエリアとは違う、階段を登ったところにあるレストラン部分です。
メインプールのプールサイドに竹の屋根がかかっています。
広いエントランス部分にも、竹が大々的に使われています。
バー&レストラン
プールに入らず、バーあるいはレストランとして利用することもできます。
その場合は飲み物や食べ物の値段のみで、パッケージの購入は必要ありません。
バーは建物の尖端にあるため、山の景色が綺麗に見えます。
カウンター席は夕方になったら良さそうです。
ドリンクメニュー
生ビール(ライオンラガー)が2.9ドル(381円)ですので、特別高いわけではありません。
各種のお酒が揃っています。
フレッシュジュースもあります。
お茶やコーヒー、ソフトドリンクもあります。
オリジナルカクテルの名前がそそります。
通常のカクテルメニューも多く揃っています。
フードメニュー
バリ島建築でナシゴレンを食べるのもいいかもしれません。
アラビックメニューもあります。
おつまみ、デザートもあります。
アイスクリームはバーカウンターに別途、メニューが置いてありました。
実食!
ラヴァナ・ミュール
爽やかなカクテルで、アルコールが強くなく、飲みやすいです。
ランチをここでいただくつもりでしたが、早朝にエッラロックに登った際に道に迷い、訪れたお寺で朝ご飯をご馳走になり、チェックアウト時間を過ぎてホテルに戻ったら、「朝ご飯用意してあります!」と言われて、11時半に二回目の朝ご飯を食べてしまったので、今回はカクテルのみにしました。
紅茶ショップとお土産ショップ
運営会社の紅茶ブランドであるHalpe Teaを中心に紅茶を扱うショップが併設されています。
コロンボにあるUHE Exportsの本社ビル1階にあるセイロンティースーパーマーケットと同じ名前です。
コロンボのお店と同様にHalpe Tea以外のブランドの紅茶も販売されています。
お土産ショップは中に入れませんでした。
参考)
Daily Mirros Online:Ravana Pool Club
archdaily:Ravana Pool Club / Pt Penjor Bali Mandiri
Penjor Bali Mandiri公式サイト

「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して人材系ネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2022年12月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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