ウナワトゥナのブティックホテル「Sergeant House」|ゴール・フォート近郊の隠れ家
スリランカ南海岸・ウナワトゥナのブティックホテル「Sergeant House(サージェント ハウス)」は、19世紀の邸宅を改装したプライベートな隠れ家。
風の通るテラス、緑に包まれたプール、そしてわずか5室の上質な客室が、訪れる人に穏やかな時間をもたらします。賑やかなビーチエリアから少し離れたこの場所で、静かな贅沢を味わってみませんか。
目次
アクセス良好で落ち着いた環境-Sergeant Houseの立地と周辺情報

人気の観光地・世界遺産「ゴール要塞(Galle Fort)」から車で約15分。
ウナワトゥナ(Unawatuna)は、世界のベストビーチ10にも選ばれたことがあるエリアで、ダイビングやシュノーケリング、自然保護区のジャングルなどが楽しめます。
そんなウナワトゥナビーチやカフェなどが集まる通りから徒歩圏内、メイン通りであるマータラロード(Matara Road)沿いに「Sergeant House」はあります。
コロニアル建築が残るSergeant Houseの歴史と魅力
ホテルの中心にあるのは、1800年代初頭に建てられた趣あるバンガロー。
ガナヘナ(Ganahena)村で現存する最古の建物で、ポルトガルとオランダの影響が見られます。ベランダの円柱も当時のまま残されています。


2004年、ランドスケープ・アーキテクトのMark Smoot氏がこの邸宅を購入し、長い年月をかけて修復と拡張を実施。庭園、池、中庭やプールも加えました。
現在のオーナーJohn McKissick氏は、ヴィラのインテリアに新しいデザインの息吹を吹き込んでいます。
全5室 – ブティックホテルならではの贅沢な空間
客室数はわずか5室。それぞれ異なる個性を持ち、大型ホテルとは異なるプライベート感あふれる空間が滞在を特別なものにしてくれます。
Poolside Pavilion
プールサイドに位置し、プールと睡蓮の池・庭園を望む2つのテラスがあります。また、プール側とアプローチ側両方に窓があり明るく開放的で、インテリアは華美でなく心地よい空間でした。
最大3名宿泊可能(キング1台、エキストラベッドもしくはベビーベッドを1台設置可能※事前リクエスト)。




Grand Suite
レストランテラス上階にある広々としたスイート。
コロニアル調の狩猟小屋をテーマに、アンティーク家具やアートが配されています。
最大3名宿泊可能(スーパーキング1台、エキストラベッド設置可能※事前リクエスト)簡易キッチン、バスタブあり。



Superior Villa -Gate House
ホテルのアプローチ正面に建ち、海を望むゲートハウス。オーナーの別荘として建設され、彼が世界中で生涯をかけて収集した宝物で飾られたこの建物は、現在宿泊可能です。屋上でのキャンドルライトディナーもリクエスト可能。
最大4名宿泊可能(2階のマスターベッドルームに2名、1階にはスタッフが夜間に設置してくれるシングル2台を配置)。2人でのゆったりした滞在にも、家族で楽しむにも最適です。



Bangalow
ホテルの中心となる歴史あるバンガロー。2階は増築ながらも当時の趣を残し、2つのロフトベッドルームを備えます。
寝室は計3室、最大7名宿泊可能(キング1台、クイーン2台、シングル1台)。



Cave Standard Twin Room
かつてのコテージの石造りの壁と珊瑚の壁に組み込まれた洞窟のような空間。1階とかわいらしいロフトにそれぞれシングルベッドを1台ずつ備えています。おひとりでの滞在にも、予算を抑えながら贅沢な滞在を楽しみたい方にも。
最大2名宿泊可能。(シングルベッド2台)



ゆったり風の抜けるテラス – 現代の「アンバラマ」

プールに囲まれた開放的で風通しのいいこのテラスで、お食事をいただきます。
壁はほとんどなく内外が一体化した空間構成は、シンハラ語で「アンバラマ අම්බලම (Ambalama)」と呼ばれるスリランカの伝統的な建築様式です。古くは村人や旅人、商人、巡礼者などが休憩したり、雨宿りしたりするための公共施設として、寺院や水辺、道路沿い、交差点などに建てられました。


水と庭園の緑に囲まれた現代のアンバラマは、開放的でありながら通りの喧騒とは切り離され、ゆったりした時間が流れます。時間帯によってもさまざまな表情を見せてくれます。

プライベートビーチ



マータラロードを渡ると目の前には宿泊者専用のビーチが広がります。
プライベートビーチと称しながらもビーチ側からは誰でもアクセスできてしまう場所も多いですが、こちらはほどよく囲われ外部からのアクセスはほとんどなく、静かで贅沢な空間です。
時期によっては波に砕かれた珊瑚が足に当たることもあるため、浅瀬よりも少し深い場所で泳ぐか、ビーチベッドやハンモックでくつろぐのがおすすめです。
心地よいテラスで味わうSergeant Houseの料理
LUNCH
Prawn Tacos(写真左)たっぷりのエビ、パプリカ、玉ねぎ、レタス、オリーブとチェダーチーズがあいまっておいしかったです。フレンチフライ付き。
HUMMUS, Moutable Fattoush & Tabouli(写真右) 地中海系の料理。ニンニクがしっかり効いたフムス、フレッシュなサラダにザクロが見た目も味にもいいアクセント。ピタパンと一緒にいただきます。


DINNER
この日のディナーは他2組のゲストと同じくライス&カレーをいただきました。ココナツミルクたっぷりで辛さ控えめのエビカレーとダールカレー、インゲンマメやナスの炒め物、サラダ。塩気も程よくおいしかったです。他にスープと、3種アイスのデザート付き。



BREAKFAST
朝食はパッションフルーツ+オレンジのジュース、フルーツプレート、パンが共通で、チョイスメニューは、カード(水牛のヨーグルト)orシリアル、卵料理orパンケーキのラインナップ。紅茶かコーヒーが付きます。



ウナワトゥナ周辺アクティビティ
ホテル周辺では多彩な体験が楽しめます。ホテルで車やツアーの手配も可能です。






- 自然・ビーチ:Dalawella Beach、Natural Pool Thalpe、Jungle Beach、The Palm Rope Swing
(ウナワトゥナ以外にも、アハンガマ、ウェリガマ、ミリッサにも車で約30分圏内) - 文化・観光:世界遺産ゴール・フォート、Yatagala寺院
- 体験:サーフィン、スキューバダイビング、ボートトリップ(コッガラ湖)、サイクリング、紅茶園見学(Handunugoda茶園)
まとめ – 落ち着いた大人のための隠れ家
歴史ある建物の中に流れる静かな時間。
ウナワトゥナの自然と文化を感じながら、心から休息したい人にぴったりの隠れ家ホテルです。







Sergeant Houseへのアクセス・概要
Sergeant House
住所 381, Mathara Road, Ganahena, Unawatuna, Galle, Sri Lanka
電話番号 +94 70 490 4490 (WhatsApp) / +94 77 356 5433
URL https://sergeanthouse.com/
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2023年10月よりコロンボ在住
ジェフリー・バワをきっかけにスリランカを旅して、気が付けば住むことに
紅茶もコーヒーもお酒も辛いものも甘いものも好きです
スリランカでいちばん好きなお菓子はルヌガンガのバタークッキー
雑誌の撮影・デザイン・編集など, 一級建築士
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