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スリランカのゴール観光におすすめのモデルルートと観光地を徹底解説!

2019年8月23日

スリランカ南部の街、ゴール。
ゴールはスリランカ最大都市コロンボからほど近く、人気観光地の1つです。
計画的に旅をするためには、事前のリサーチも必要です。
そこで今回は、スリランカの世界遺産都市ゴールでのおすすめのモデルルートとおさえておきたい人気観光地をご紹介します。

世界遺産都市ゴールとは

ゴールは、スリランカ最大都市コロンボから電車で約3時間ほどの距離にある世界遺産都市です。
ゴールまでの詳しい行き方やおすすめ雑貨店、レストランについてはこちらから。

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ゴールという街の魅力は何と言っても、コロニアルな街の雰囲気。
街は約1~2時間で歩けるほど小さな街ですが、通りの各所にフォトジェニックなスポットやおしゃれなカフェ、レストランが多く点在しています。

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そんな ゴールは古くから交易の拠点として発展していた都市でした。
しかし、1500年頃にポルトガルの占領地となってしまいました。
その後、1650年頃にオランダ、1800年頃にはイギリスの植民地と、時代の波にもまれた都市でもあります。

今も残るゴールの街を囲む城壁は、オランダ占領下につくられたものです。
街並みは当時の様子とほぼ同じくして残っており、ゴールは他都市は一線を画して、ヨーロピアンな雰囲気が流れています。

このように、歴史的価値のあるゴールの街は、1988年に世界文化遺産に登録されました。
今もなお、独特の雰囲気を持つゴールは多くの観光客を引き寄せています。

ゴールのおすすめモデルルート

では、早速ゴールのモデルルートについてご紹介します。
とはいえ、ゴールは小さい街ですから、2時間ほどで街をまわれます。
モデルルートに縛られず、ぶらぶらと時間を気にせず街を楽しめるのもゴールの魅力です。

今回ご紹介するのは、こちらのモデルルート。
所要時間は約2~3時間ほど。
半日あれば、まわれるルートです。

ゴールに行くなら、おさえておきたい人気スポットをまとめてみました。
次に、それぞれの観光地についてご紹介します。

ゴールで絶対に行きたい観光地

では、先ほどモデルルートでご紹介した観光地についてご説明していきます。

メインゲート

こちらは、世界遺産エリアに指定されているフォートエリアへの入り口。
メインゲートには、多くの車や人がせわしくなく行き交います。

メインゲートを前にすると、ゴールの城壁の壮大さが目に入ります。
メインゲート前には、クリケットの会場があり、試合の際にはクリケットを見る人々で城壁は埋め尽くされます。

【名前】メインゲート
【住所】Unnamed Road, Galle 80000
【営業時間】24時間営業

 

ゴール国立博物館

メインゲートを入ってすぐには、博物館や教会が集まっています。
メインゲートに近い位置にあるのは、ゴール国立博物館。

ゴールの歴史を知れる博物館で、時間がある際はゆっくり見てみると良いでしょう。
世界遺産登録されているゴールの歴史を知ることは、より旅を面白くしてくれるでしょう。
植民地時代のコインや銃など、その時代の物品が展示されています。

また、博物館好きの方におすすめなのが近くにある海洋博物館。
ゴールは、交易の拠点として植民地化される前から栄えていた都市です。
ここもゴールという街の特色、歴史を知るのにうってつけの場所ですので足を運んでみてはいかがでしょうか。

【名前】ゴール国立博物館
【住所】Church St, Galle 80000
【営業時間】火曜日~土曜日 9:00~17:00

 

オランダ教会

博物館のある通りの近くにはいくつか教会があり、こちらはオランダ植民地時代に建てられた教会。
プロテスタントの教会のため、質素なつくりです。

しかし、目線を下に下ろすと、ゴールにおける功績者の名が刻まれている石で敷き詰められており、ゴールという街の歴史の深さが感じられます。

ゴールには、オランダ教会以外に、イギリス教会やムスリムのモスクもあります。
古くからムスリムは商人として交易を行っていたために、ゴールの街にはムスリムの人々も多く見かけられます。

【名前】オランダ教会
【住所】Galle 80000

 

オールドゲート

教会のある通りを東に曲がると左手にオールドゲートが見えます。
世界遺産都市ゴールのもう一つの入り口です。
オールドゲートはメインゲートと違い、小さいですが、車や人の往来は多くあります。

門の上には、イギリスの国章が外側に、オランダ東インド会社の紋章が内側に掘られています。
門の近くには、桟橋があり、美しい海が見られます。

【名前】オールドゲート
【住所】Baladaksha Mawatha, Galle 80000
【営業時間】24時間営業

 

ゴール灯台

道を海沿いに南に下ると、ゴールのシンボルとも言える灯台が見えます。
高く、真っ白な灯台は写真スポット。

灯台のそばには、ピクニックをする現地の人々や観光客で連日賑わっています。
ゴール灯台近くには、地元の人々で賑わう海水浴場があります。
ゴールの海は基本的に波が高いですが、海水浴場のあるエリアは岩で囲まれており、波が弱くなっているため、海水浴には最適の場所なのです。

ゴールのシンボルである灯台と海をバックに沈む夕日は必見です。

【名前】ゴール灯台
【住所】26F9+RQ ガル

 

ゴール砦跡

灯台のある城壁の上を道なりに歩いて行くと、砦跡が見えます。
ゴール各所には、砦跡が今も多く残っています。

ゴールの街中には、多くのカップルが写真を撮っており、砦跡でさえも例に漏れず多くのカップルが撮影をしています。
また、砦から海を覗くとどこまでも続く広いインド洋が見えます。
眼下には大小様々な岩があり、自然の壮大さが感じられます。

【名前】ゴール砦跡
【住所】26G7+QH ガル

 

ペドラーストリート

海沿いの散歩を終えると、街の中を散策してみるのも良いでしょう。
ゴール内で最も大きなストリートは東西に走るペドラーストリート。

こちらには、多くのおしゃれなカフェや雑貨店、レストランやバーがあります。
どのお店に入ろうか迷いますが、それらをゆっくり見て回るのも良いでしょう。
お土産の購入や食事はこの通りに行けば間違いありません。

時計塔

モデルルートの終点、メインゲート近くには、これもまたゴールのシンボルである時計塔が見えます。
レンガ造りで高くそびえる時計塔は印象的。

塔の下には、銅像があり、銅像と一緒に自撮りするのもおすすめです。
時計塔の近くには、大規模な砦跡が残っており、砲台跡を見ることもできます。

時計塔からは、世界遺産地区のヨーロピアンな街並み、広く続く海側の景色、世界遺産地区の外側にある街など、全方位を見渡せます。
ゴールのシンボルである時計塔で腰を下ろし、ゆっくり休むのも良いでしょう。

【名前】ゴール時計塔
【住所】Galle Fort Clock Tower, Galle 80000
【営業時間】24時間営業

 

最後に

今回は、スリランカの世界遺産都市ゴールについて、おすすめのモデルルートと観光地についてご紹介しました。
今回ご紹介しましたモデルルートはあくまでも参考に、自分なりのお気に入りのスポットを見つけてみてるのも良いでしょう。
ゴールは、スリランカの他都市とは違った雰囲気の流れる街です。

また、ゴール近郊には多くのビーチがあり、ヒッカドゥワは多くの欧米人観光客が集う人気ビーチ。
連日、サーフィンやマリンアクティビティをする人々で賑わいます。

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ゴールからさらに、東には、世界で美しいビーチ10選にも選ばれたことのあるウナワトゥナがあります。
青く澄んだ美しい海を見ながら、ビーチでゆっくりしたい人にはうってつけの場所です。

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