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カシューナッツの島、スリランカ

2022年1月21日

皆さんは、カシューナッツをご存知でしょうか。中華料理で炒め物になっていたり、酒の席で乾き物の仲間として登場するアレのことであります。

馬鹿にしてもらっては困るね、という方に再度質問。

それではあのカシューナッツ、どのように生り、作られているのかは御存知でありますか。

四季のないスリランカですが、雨季と乾季、季節風と偏西風の影響で旬が生まれ、カシューナツの季節は4月。

以前、カシューナッツコーポレーションのプランテーションを訪問した時には、見渡す限りのそして行けども行けども続くカシューナッツの林に、黄色やピンクの鈴のようなカシューアップルが揺れて、季節外れのクリスマスツリーのようでした。

カシューナッツは、大きさや食感、味までもイチジクに似たカシューアップルと呼ばれる果実にぶら下がるような形で成長します。

このカシューアップル、現地の子供達の格好のおやつで、熟したものはトロっと甘く、桃やイチジクのような香りにカシューナッツのミルキーな香りが加わります。

コロンボでは、このカシューアップルから作られたワインが購入できるので、ぜひスリランカを訪問したら、ナッツをつまみにワインで乾杯という「カシュー三昧」を体験していただきたい。

プランテーションの加工場で、工場長にどのようなカシューナッツが美味しいか聞いてみると、満面の笑みで簡単だ、という答えが。

「ポイントは二つあります。一つは大きいこと。カシューナッツは大きいほどクリーミーで美味しいのです。そしてもう一つのポイント、これが大切。それはスリランカ産であること、なぜならスリランカのカシューナッツは、どこのものよりも大きいからです。」

・・・なるほど。納得。

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