Spice Up 観光情報サイト スリランカ観光・情報サイト

シンハラ語3-5 フルーツの名前

2022年2月21日

本記事では、シンハラ語の果物名を学びます。

スリランカの国果(ナショナル・フルーツ)はジャックフルーツだそうです。
バングラディシュの国果物もジャックフルーツのようです。
ちなみに、日本の国果は柿でした。

ジャックフルーツは熟し度合いで名前が3段階で変わります。
未成熟:ポロス
成熟:コス
完熟:ワラカー

英語でJack fruitと言いますが、ポロスとコスはカレーの具材にすることが多く、フルーツとして食べるのはワラカーです。

また、パンノキ(Bread fruit)も英語名にフルーツがつきますが、カレーの具になります。

果物が地名になっているところがあります。

インスタスポットとして知られるディヤルマ滝がある「コスランダ」
ウミガメが見られることで知られる「コスゴダ」
コロンボ郊外の「コスガマ」

本サイトで紹介したエッラ郊外にあるアンバ・エステートは茶園ではありますが、その名はマンゴー農園です!笑

グァバが「ペーラ」で、アボガドが「アリゲタペーラ」というのが面白くないですか?

アボガドの外皮がゴツゴツしていてワニみたいだからでしょうか。

ココナッツは「ポル」、キングココナッツが「タンビリ」と別物なのは、用途が異なりますので、自然に思います。

スリランカにはバナナの種類が多くありますので、なんちゃらケセルを覚えると買い物がしやすいと思います。

コロンボ10には「バナナの庭」こと「ケセルワッタ」という地名がありますが、同じ名前の地名がモラトゥワ郊外にもあります。

グァバは「ペーラ」と言います。
ペーラーデニヤの「デニヤ」は、谷・谷間・沼地・荒地の意味です。
マハウェリ川が蛇行している地域ですので、「グァバの沼地」という意味でしょう。

オレンジが「ドダン」で、
パッションフルーツが「ウェルドダン」なのも面白いな〜と思います。

以下のフルーツは英語名に近いものたちを中心に挙げています。

シンハラ語オンラインスクール「Serendip」のテキストには、以下のようにありました。

スリランカ人は「ストロベリー」のように「ス」ではじまる音はスリランカ人が苦手とします。その際には「イ」を前に つけて「イストロベリー」のように発音します。

これは非常に面白い!

ありがとうを意味する「ストゥーティ」を「イストゥーティ」と書いてある場合もありますが、これもまさに「ス」で始まる単語なので、「イ」が冒頭に入ることがあるようです。

参照)

# 関連キーワード