シンハラ語6-20 命令形「ンナ」+「ヒタイ」〜したいな〜

本記事では、動詞の命令形「ンナ」に「ヒタイ」を加えて、”〜したいな〜”と思い浮かべる表現を学びます。
「ヒタ」と「ヒタナワー」
『シンハラ語・日本語辞典』によれば、
「ヒタ」の意味は、心・気持ち・感情・気分・繁栄・向上・発表 とあります。
また、基本の動詞で学んだ「ヒタナワー」、思う・考える などの意味があります。
前回学んだ「オーネェ」は”必要”なので、「〜したい」と日本語に置き換えられました。
前々回学んだ「アーサイ」は”好き”なので、「〜したい」と日本語に置き換えられました。
今回学ぶ「ヒタイ」は”気分や思うこと”なので、「〜したいな〜」と日本語に置き換えられ、頭に思い浮かべる感覚です。
動詞の命令形「ンナ」+「ヒタイ」=〜したいな〜
ヤナワー(行く)→ヤンナ・ヒタイ(行きたいな〜)
カナワー(食べる)→カンナ・ヒタイ(食べたいな〜)
ボナワー(飲む)→ボンナ・ヒタイ(飲みたいな〜)
バラナワー(見る)→バランナ・ヒタイ(見たいな〜)
アハナワー(聞く)→アハンナ・ヒタイ(聞きたいな〜)
主語が与格に変化する「ヒタイ」
「ヒタイ」を使う時は、主語が与格に変化します。
例文1:マタ・マハヌワラ・タ・ヤンナ・ヒタイ
意味1:私はキャンディに行きたいな〜
※主語は「ママ」ではなく、「マタ」になります。
例文2:マタ・ラサ・キャーマ・カンナ・ヒタイ
意味2:私はおいしいご飯が食べたいな〜
※主語は「ママ」ではなく、「マタ」になります。

「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にてベトナム・カンボジア・ミャンマー・タイ・インドネシア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2017年2月、スリランカ専門誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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