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ジャヤワルダナ氏がハネムーンで泊まった英国式邸宅ホテル「The Westbury Palace」

2022年5月25日

親日家として知られたJ.R.ジャヤワルダナ氏は、ハネムーンで現在のザ・ウエストバリー・パレス(The Westbury Palace)に泊まられたそうです。

本記事では、ザ・ウエストバリー・パレスについて紹介します。

ホテルの歴史

1833年建設の邸宅

1833年、今から189年前にイギリス軍少佐のメジャー・トーマス・エドワード・ホールが建設したのがこの邸宅の始まりです。

その後、1856年に第11代イギリス領セイロン総督ヘンリー・ジョージ・ウォードに所有者が代わり、1896年には画家のバーバラ・ジェーン・レヤードが所有しています。

2012年にキャンディとヌワラエリヤにホテルやヴィラを経営していたSerene Holdingsの所有となり、ブティックホテル「Serene King’s Villa」としてオープンしています。当時の外観は緑色の屋根に白い壁だったようです。

2017年にSerene Holdings がキャンディに5スターホテル「Golden Crown Hotel」をオープンするとともに、運営会社のGolden Hospitality社を設立し、2019年にGolden Hospitality社の元で「The Westbury Palace」としてリニューアルオープンしています。

高級志向に舵を切ったホテル会社によるリニューアル

Serene Holdingsは、キャンディ湖南の丘に建つ「Serene Grand Hotel」と「Serene Grand Villa」、ヌワラエリヤの国道5号線沿いの丘の上に「Serene Villa」、ヌワラエリヤ競馬場を見渡す高台に「Serene King’s Villa」と眺望の良い場所に建つミドルレンジのホテルを経営していました。

2017年にキャンディ南郊外に5つ星ホテル「Golden Crown Hotel」をオープンしてから高級路線に変更。
高級ホテルを運営する別会社Golden Hospitalityを設立。

2018年にヌワラエリヤのSerene Villa隣接地に5つ星ホテル「Golden Ridge」をオープン。
Serene VillaをGolden Ridgeの別館として、バトラーが対応する高級ブティックホテル「The Clovelly Bungaow」として改装オープン。
隣接地にアイリッシュレストラン&バー「The sackville」をオープン。

2019年にSerene King’s Villaを、高級ブティックホテル「The Westbury Palace」として改装オープン。

ハイエンド向けのGolden Hospitalityの傘下に以下のホテルとレストランがある状態になります。
キャンディの5つ星ホテル「Golden Crown Hotel」
ヌワラエリヤの5つ星ホテル「Golden Ridge」
ヌワラエリヤの高級ブティックホテル「The Clovelly Bungalow」
ヌワラエリヤの高級ブティックホテル「The Westbury Palace」
ヌワラエリヤのレストラン&バー「The sackville」

これとは別にミドルレンジ向けのSerene Holdingsが以下の2つを引き続き経営という体制になりました。
キャンディの中級ホテル「Serene Grand Hotel」
キャンディの中級ホテル「Serene Grand Villa」

ヌワラエリヤにはホテルは多いですが、レストランやバーはホテル内にあるのみで、宿泊者以外が気軽に使いやすいレストランやバーはなく、「The sackville」はそこを狙った新規オープンでした。

ところが、コロナ禍でGolden RidgeとThe Clovelly Bungaowは閉鎖となり、Golden Hospitality社が経営するのはキャンディの「Golden Crown Hotel」とヌワラエリヤの「The Westbury Palace」の2つになっています。

参考)
Daily News:Step back to history at Nuwara Eliya during this April season
Daily News:THE GOLDEN RIDGE NUWARA ELIYA TO OPEN IN december
Daily Mirror:Super luxury 5-star Golden Crown Hotel to open in Kandy soon
Wikipedia:Henry George Ward
Barbara Jane Layard 1834-1914
agoda:Serene Kings Villa

馬車に乗ってチェックイン

ホテルは高台の上にあるため、道路から急な坂道を登ってエントランスに向かいます。

事前に依頼をすれば、エリザベス女王の馬車のレプリカにゲートで乗り換えて、ホテルの入口まで案内してもらうことができます。

エリザベスの「E」の文字が見えます。

このホテルのバトラーはイギリス伝統の赤い服を着ていて、入口で迎えてくれます。


私は馬車には乗りませんでしたが、まさに女王様気分が味わるとはこのことかもしれません。

1階は共有スペース

客室は全て2階にあり、1階にはラウンジ、ダイニング、ビリヤードルーム、テレビルーム、スパルーム、ジムルームがあります。

ラウンジ

入口を入って左手にあるのがラウンジです。

ここで紅茶を出してもらって、ゆったりするのもいいでしょう。

チェックイン時のウェルカムドリンクはジュースが出されることが多いですが、私の到着が夕方だったからか、紅茶とクッキーを部屋に持ってきてくれました。

ビリヤードルーム

入口を入って右側にはビリヤードルームがあります。

ダイニング

ビリヤードルームの奥にはダイニングルームがあります。
この長いテーブルは、イギリス貴族の館のイメージのそのものです。
一番奥に父王が座り、手間に王子が座り、気まずい雰囲気が流れる中、執事が対応するというイメージが湧いてしまう私は教養がないからでしょうか。

テレビルーム

ラウンジの奥にはテレビルームがあります。
つまり、1階の奥は入口を入って右手側にダイニング、左手側にテレビルームがあり、その真ん中に通路があります。

スパルーム

通路を行くと、スパルームがあります。

キャンディのゴールデンクラウンホテルは、シャワールームに鮮やかな照明を置いていることを一つの特徴にしているようですが、こちらのジャグジーも光ります。

スリランカでは、有難い仏像に電飾がつけられてピカピカ光っていますが、日本人としては仏像は光らない方が有難いように思うのですが、ジャグジーも光らない方がいい気がしてしまったんです、「Wow, great! Beautiful!!」と思ってもいない感想を案内してくれたバトラーさんに伝えてしまいました 笑

ジムルーム

トレーニングができるジムルームもあります。

全8室の客室

客室は以下の3つのタイプがあります。
・プレミアデラックス
・プレステージデラックス
・ロイヤルデラックス

客室は全て2階にあります。

上の写真は階段の2階部分から撮影したものですが、1階のラウンジやダイニングのように、階段にも肖像画飾ってあります。
細長い窓が印象的ですが、これは189年前の建設時の窓だそうです。

ロイヤルデラックス

階段を登って左右に1室ずつあるのがロイヤルデラックスです。

建物の正面ロータリーの上は真っ直ぐに伸びたベランダになっていますが、そのベランダの左右に1室ずつあるわけです。
正面のベランダの左右にあるので、眺望が良い部屋になります。

ジャヤワルダナ氏が泊まったのは、1階から階段を登って左手にある部屋「フレデリック・ノース」です。
部屋の名前は初代イギリス領セイロン総督の名前が付けられています。他の部屋も人の名前が付けられています。

広い部屋にはベット、ソファー、バスタブがあります。

バスタブは明るいうちは景色が見えて開放的です。
寒くなるヌワラエリヤの夜には、暖かくしている部屋の中にバスタブがあるのが快適でした。

スリランカではバスタブがまず少なく、湯量が少なく、溜まるのに時間がかかることがありますが、こちらのバスタブは湯量が多くてそんなに待ちませんでした。

待つ場合も、客室にバスタブがあるので、お湯が溜まるまで普通に過ごしていればいいので、それも良かったです。

バスルームは別になっていますので、トレイやシャワーはこちらで済ませて、音楽を流してバスタブゆったりという過ごし方ができます。

ソファーは足の置き場があり、こちらでフットマッサージのサービスも受けることができるそうです。
ジャヤワルダナ氏が泊まった部屋は青い色で、もう一つの部屋はピンク色でした。

窓からは庭を見下ろせます。

プレステージデラックスとプレミアムデラックス

階段の横の通路を奥に行くと、他の客室があります。

おそらく、1階も2階も通路手前の本館部分が元々の建物で、その奥は増築されたのではないかと思います。

通路の奥の客室の窓から見えるのはプールです。

本館部分にあるロイヤルデラックスとプレステージデラックスの広さはともに35m2です。
プレミアムデラックスは少し狭くなり、32m2です。

プレステージデラックスにはジャグジーも付いています。

インフィニティープール

建物の正面出口から出て、正面向かって左手に階段があります。

階段を登るとプールがあります。

プールはインフィニティープールで、競馬場が広がる景色がその先にあります。

プールからは建物の横側が見えます。

ガーデン

このホテルの特徴の一つは広い庭です。

庭に席があり、紅茶を持ってきてもらったり、ハイティー、食事を楽しむことができます。

庭からはレースコース(競馬場)が見え、ステイブル(厩舎)の看板が見えます。

建物2階のベランダでも過ごすのもいいでしょう。

写真を撮り損ねてしまいましたが、プールサイドにはプールベット以外に座席も用意されています。

食事

ランチ

ランチは今はなきThe Sackvilleで頂きました。
お洒落なスポーツバーでした。

ハイティー

ハイティーは、今はなきゴールデンリッジのテラス席に用意してもらいました。

まず、シャンパンが出てきました。その後に三段のプレートと紅茶が出てきました。

ゴールデンリッジには、屋内にもティールームがあり、天気が悪い場合には屋内でも楽しむ形式でした。

夕食

夕食も今はなきゴールデンリッジでのビッフェでした。

食事をしてThe Westbury Palaceに送迎してもらって部屋に戻るとベットメイキングがされていました。

朝食

朝食は夜明け前にチェックアウトして、ホートンプレインズ国立公園に向かったため、朝食ボックスを用意してくれました。

The Clovelly Bungalow

The Westbury Palaceに泊まった前日には、今はなきThe Clovelly Bungalowに泊まりましたが、歴史ある建物で、バトラーさんが世話を焼いてくれて、とても良いバンガローでしたので、復活してもらいたいものです。

屋外に薪を焚べるタンクがあり、入口にも暖炉があり、客室にも暖炉があります。

バトラーさんが夕方になると屋外の薪を焼べ、入口の暖炉で食前酒はどうですか?とそこでも薪を焚べてくれました。

古いものも置かれていて、良い雰囲気でした。

屋外にジャグジーがあり、プールに入ることが多いスリランカでぬるま湯のジャグジーに入るは新鮮で、周囲は手入れされた庭でしたので、とても快適でした。

コロナ禍で閉まってしまったホテルやレストランは多くあり、その前のテロでなくなってしまったところもありますが、また観光が復活して魅力的な場所が増えてくれればと思います。

今回紹介したThe Westbury Palaceは今も泊まれますので、是非行かれてみてください!

参考)
The Westbury Palace 公式サイト

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