【図解付き】スリランカの交通手段トゥクトゥクの配車アプリの使い方
東南アジア、南アジアへ旅行に行ったことがある人にとっては、三輪タクシーやトゥクトゥクはお馴染みの乗り物ですよね。
特にタイのバンコクでは、もはやシンボル的な乗り物です。
もちろんここ、スリランカの移動手段にもトゥクトゥクは欠かせません。
とはいえ、トゥクトゥクではぼったくりが横行しており、トラブルは日常茶飯事。
そんな不安を解決してくれるのが、トゥクトゥクの配車アプリ。
そこで今回は、トゥクトゥクをより簡単に乗りこなすための2つのアプリをご紹介します!
目次
おすすめアプリ2選
コロンボの中心街や空港周辺で歩いていると、トゥクトゥクドライバーから「乗ってかない?」と3分に1回は声をかけられます。
トゥクトゥクの値段の相場は、10分程度乗って、高くても200(日本円で140円ぐらい)ルピーほど。
しかし、ドライバーは観光客に対して通常より高い金額を提示する場合が多いです。
都市部ではメーター付きのトゥクトゥクが普及していますが、細工をされていたり、メーターなしのトゥクトゥクは交渉で高い値段を提示されたりします。
せっかくの旅行で損はしたくないし、いちいち値切るのも疲れてしまいますよね。
値段が明確な配車アプリ使って、旅行を楽しみましょう!
アプリを使う前に
配車アプリを使うためには、スリランカで使える電話番号が必要です。
電話番号は数日間の滞在でも、SIMカードを購入することで簡単に入手できます。
クレジットカード払いをしたい場合も、アプリセットアップ時にあらかじめ登録が必要です。
日本でもおなじみ【Uber】
アメリカ発のUberは、スリランカ内でもポピュラーな移動手段です。
日本語でアプリを使用できるほか、トゥクトゥドライバーでも英語が喋れる人が多いのが魅力です。
しかし、配車区間がコロンボ周辺と空港周辺、その他一部の主要観光都市しかないというデメリットがあります。
使い方
- まずは目的地を入力しましょう。
今いる場所にすぐ配車したい場合は、「Where to ?」に行き先を入力してください。
(入力方法はグーグルマップのようにそのまま地名を入力することができます。)
1.別の場所に配車したい場合は「Where to ?」をクリックした後、「Enter pick up location」に配車場所を決めます。
2.値段を確認してから「uberTUK」をクリックし、支払い方法(カードまたは現金)を選択した後は、下の「CONFIRM ZIP」をクリックしてください。
3.画面中央のピンのマークを動かし、正確な配車場所を確定させましょう。
(配車を希望した人がどこにいるのかをドライバーが正確に把握するために必要です。)
最後に「CONFIRM PICK-UP」をクリックして操作は完了。
4.迎えに来るトゥクトゥクの位置情報が表示されます。
5.ドライバーのアイコンが表示されたら、トゥクトゥクのナンバーを確認しておきましょう。
6.到着すると大体のドライバーは電話をかけてくれるので、同じようなトゥクトゥクが多い場所では通話とナンバーを頼りに自分のトゥクトゥクを探しましょう。
6.無事到着した後、現金の場合はアプリ内に表示された金額を支払うだけで終了です。
国内最大シェア【PickMe】
空港周辺やコロンボ市内以外の場所で使う場合は、PickMeがおすすめです。
PickMeはスリランカ限定のアプリですが、Uberに比べてシェアが大きく、スリランカの広い地域で配車が可能です。
Uberと比較すると若干英語がつながりにくいドライバーもいますが、マップを見せると大体分かってくれます。
使い方
要領は、先ほどのUberの場合とほぼ同じです。
1.まずは、画面の青いアイコンが自分の現在位置、黒い人型のマークが配車位置を確認しましょう。
黒い人型マークには触れずに、マップを動かして配車位置を確定させ、「I’m Here」をクリックします。
2.次に、「Where you going?」に目的地を入力してください。
(Uberと同様に建物の名前で検索できます)
3.「Tuk」をクリックし、支払い方法(カード/現金)を確定させます。
その後、「Book Now」をクリックしましょう。
最後に、配車確定です。
基本的にUberと使い方は同じです。
最初の市街地の移動はUberを使い、慣れてきたらPickMeを利用することをおすすめします。
番外編1:空港移動におすすめ 【Kangaroo Cabs】
空港からの移動でおすすめなのはカンガルー。
最安値(コロンボまで1,750ルピー)でタクシーを利用できます。
オンラインからフライト情報などを入力して、事前に予約が可能です。
また、ネームプレートを持って待合所で待っていてもらうことも可能です。
その場合は駐車料金、空港入場料、ネームプレートで800ルピーの手数料が加算され、合計で2,550ルピー です。
スリランカでSIMカードを使うようであれば、直接電話をかけて配車すると良いでしょう。
タクシー会社最大手のため台数が多く、すぐにタクシーを手配してくれます。
待ち時間も短く、日本円で1,000円ほどでコロンボに行けるのはお得ですよね。
【ホームページ】http://www.2588588.com/index.php
番外編2:トゥクトゥクを運転してみよう!
日本であまり見ることのないトゥクトゥク、運転してみたいと思いませんか?
なんとスリランカでは、バイクやジープをレンタルする会社でトゥクトゥクも借りられます。
地域別におすすめレンタル会社2社をご紹介します!
ニゴンボ【Club Sha Lanka】
バイクやトゥクトゥクのレンタルを20年以上続けている定評の会社。
相談すれば免許の手配も代行してもらえます。
トラブルがあった場合でも、365日24時間スリランカ国内どこでも各地のメカニックがサポートしてくれます。
ヘルメット、チェーンキー、スマホホルダー、荷物キャリーなどの貸し出しも充実しています。
レンタルは半日から可能で、1日から楽しめるツーリングツアーも人気です。
【ホームぺージ】https://clubshalanka.com/
コロンボ【ameri rent a car】
コロンボの老舗レンタカー・カーチャーター会社です。
公式ホームページから日本語で予約ができます。
日本車が豊富で安心して運転できるのも魅力です。
【ホームページ】http://www.amerirentacar.com/
市内移動で役立つトゥクトゥクやバスですが、コロンボからシーギリヤなどの長距離移動は車のチャーターをおすすめします。UBERやPICK MEなどの配車アプリで車を呼び寄せることもできますが、2時間以上の長距離移動だと運転手に断られてしまうこともある上、帰りの車を手配するのに苦労します。体力と時間を節約するためにも車のチャーターがおすすめです。ベテランドライバーと車を手配いたしますので、Spice upにお気軽にご相談ください!
最後に
今回は、スリランカのメジャーな交通手段であるトゥクトゥクに、安全に利用できる配車アプリの使い方についてご説明しました。
トゥクトゥクに関して、トラブルが多いのもまた事実。
トゥクトゥクを利用する際は原則、配車アプリを使って移動した方が無難でしょう。
スリランカを観光する際は、安心安全な配車アプリを使ってトゥクトゥクの利用を楽しみましょう。
スパイスアップ三人目のウェブマーケインターン。まだスカスカたっだウェブサイトの記事を必死で作る5週間を送る。一番好きなコロンボのスイーツはダッチホスピタルのビスケットプリン。一番辛かったけど感動した取材は電車で22時間かけて行ったエッラのリトルアダムスピーク。
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